はい、宜しくお願いいたします!しょうぐんでございます。
僕はMr.Childrenが大好きで、落ち込んだ時などにMr.Childrenの曲を聴くことで
メンタルを支えてもらっています。
自分の心情にプラスの影響を与えるという意味では、
Mr.Childrenの曲を聴くことは(僕にとっては)自己啓発活動と言っても過言ではないです。
そんなMr.Childrenの大きな魅力の一つにライブバージョンの豊富さがあると思います。
ライブによって様々なアレンジがされるので、
どのライブのアレンジが良いかについて議論するだけで一晩語り明かせるのではないでしょうか?
今回はMr.Childrenライブバージョン集の彩り編です。
●Mr.Childrenは世代ではないから知らないけど、きっかけがあれば曲を聴いてみたかった
●Mr.Childrenの曲は知ってるけど、ライブまでは行ったことはない
●Mr.Childreのライブに行ったことはあるけど、細かいアレンジまでは注目していない
そうした方々に、Mr.Childrenに触れるきっかけ、ライブに参戦するきっかけ、Mr.Children好きと語り合う話題として頂けたら幸いです。
彩りの基本情報・楽曲エピソード
まずは公式YouTubeチャンネルにて原曲をお聴きください。
2007年3月14日リリース、13枚目のオリジナルアルバム「HOME」の中の1曲。
この「HOME」は、4thアルバム「Atomic Heart」以来約12年半ぶり通算3作目の2週連続1位となり、
発売から4週目で累計売上が100万枚を突破しました。
年間アルバムチャートでは、意外にもデビュー15年にして初めて年間1位を獲得した作品です。
「すごく当たり前な、でも、自分の土台になっている日常、
日々の仕事や雑事や環境も含めての『HOME』を歌っています」と桜井さんが語っていて、
その中でもこの曲はこのアルバムをいちばん象徴している曲です。
アルバムの方向性について、当時プロデューサーであった小林武史さんからの、
「世界の広いところに目を向けてみてどうか」という提案に対し、
「もっと身近なことだったり、逆にもっとぼんやりと、ただ当たり前にあるものをもっと見たい」
と漠然と思った桜井さんが、その翌日に書き上げた曲になります。
ギターの田原さんも「このアルバムの最初の道筋をつくってくれた曲」と語る通り、
この曲が出来たのをきっかけに次々と他の曲が生まれたとのことです。
(参照元:ウィキペディアetc)
彩りのライブバージョン&原曲との比較
では、Mr.Children Official Channelにアップされている、
「Mr.Children "HOME" TOUR 2007」からライブバージョンを確認してみましょう!
原曲と違うポイント
➀:1番サビ後の「赤黄色緑~」のあとに桜井さんが、「Yeah!!」と観客を盛り上げる
➁:2番メロの「取り上げて議論して」の「議論して」を少し速いテンポで歌う
③:2番メロの「なれた気がして」の「気が」と「して」の間に少しだけ間を置いている
➃:2番サビ後の「ただいま おかえり」の2回目の「おかえり」を「カモン!」と桜井さんが振って歌わせる
⑤:ラストサビの「回り回り回り回って」と「今僕の目の前の人の」が原曲以上に分かりやすい抑揚をつけて歌っている
⑥:ラストサビの一番最後の「きれいな彩り」の「彩り」を原曲と違う歌い方で歌っている
⑦:後奏時に「きれいな彩り」をもう1回プラスして歌っている
ライブ映像でもすごく暖かな雰囲気が伝わってきますね!
彩りという曲に思うこと
僕のした単純作業がこの世界を回り回って まだ出会ったこともない人の笑い声を作ってゆく
そんな些細な生き甲斐が日常に彩りを加える
同曲のこの歌詞は、自分のしていることが例え単純作業でも、つまらなくても、
確かに誰かのためになっていて、自分の日常も生き甲斐があるんだと思わせてくれます。
これは仕事に限ってしまうと、例えば本当のブラック企業に勤めている方にはもしかしたら、
彩りなんて見出せないかもしれません。
でも自分がしている全てのことに意味があると、背中を押してくれるこの曲は
自分の凝り固まったネガティブな感情を和らげてくれるのではないでしょうか?
歌詞のメッセージ性に加えて、趣向も沢山凝らされています。
例えば、彩りの具合を色で表現しています。
1番では「赤・黄色・緑」を、日常に少ないけど感じる彩り
2番では「金・銀・紫」を、些細な生き甲斐を時に馬鹿馬鹿しく思いながら慌てて探す彩り
ラストサビでは「水色・オレンジ・ピンク」と、温かな気持ちが増していく様子を表す彩り
更に、「彩り」というタイトル自体も、
ローマ字にすると「irodori」となり、逆から読んでも「irodori」と読ませる回文になっていて、
自分のした単純作業が「回り回って誰かのためになる」ことを、こうした部分でも表現しています。
この曲をライブで聴くと、Mr.Childrenのメンバーもすごく楽しそうに歌っていて、
自分のしているなんてことない作業も、全面的に肯定してくれるような、温かい気持ちになります。
是非とも、ライブの映像作品をご覧になったり、実際にライブに参戦して、この気持ちを体感して欲しいです!
<記事は随時更新いたします>