週刊少年ジャンプで連載されていたバレーボール漫画「ハイキュー!!」には、数多くの素晴らしいエピソードと名言が存在します!
この記事では「ハイキュー!!」の烏野高校vs角川(かくがわ)学園の見所や、名言を取り上げていきます!
読む前にご確認ください
- 名言の抽出範囲は、単行本12巻 第102話~第105話の春高宮城県代表決定戦一次予選・烏野vs角川学園からです。
- 名言を取り上げていく都合上、物語のネタバレが含まれることはご了承ください。
私は週刊少年ジャンプ読者歴25年以上、今なお毎週全作品を全てチェックし続けていますが、「ハイキュー!!」は何度読み返しても心震える作品です。
身長2mという恵まれた素質がありますが、バレーは初心者である百沢雄大が在籍する角川学園。後に日本代表となる百沢が烏野戦で味わった挫折を振り返って「ハイキュー!!」の魅力をより深く理解しましょう。
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目次
角川学園バレー部の選手プロフィール
引用元:アニメ「ハイキュー!!」10th Anniversary
角川学園バレー部は、目立った強豪ではありませんでしたが、身長2mを誇る百沢雄大が入部し、注目されるようになりました。県内トップの長身を誇るエースの百沢にボールを集め、他の選手はボールを繋げることに専念するという一点突破のスタイルです。
春高宮城県代表決定戦一次予選の2回戦で烏野と対戦する、角川学園の選手を詳しく解説していきます。
身長2m超えの圧倒的な高さを誇る脅威の1年「百沢雄大」
🏐\ハイドリキャラクター紹介/🏐
2m越えの長身で高く上がったボールは全て打つ!
角川学園のエース百沢雄大!#CV #山本祥太#ハイドリ#ハイキュー#hq_anime pic.twitter.com/Iv25HwxMcj— 『ハイキュー!!TOUCH THE DREAM』公式 (@haikyu_haidori) January 17, 2023
角川学園の絶対的エースである百沢雄大は、身長201cmという驚異のポテンシャルを持つ1年生。中学は野球部で、バレーは高校から始めた初心者のため、レシーブなどの細かい技術はまだまだ未熟です。
しかし、高い打点からのスパイクと二度跳びでも間に合うブロックを駆使して、勝利への執着心を剥き出しに烏野を苦しめます。
身長が高い方が有利になるバレーを「単純」と捉えていました。しかし、烏野戦で、技を駆使してブロックを攻略する日向や、烏野のチームとしての多彩な攻撃に圧倒されて、バレーの奥深さに目覚めます。

角川学園の主将としてチームを支える「古牧譲」
🏐\ハイドリキャラクター紹介/🏐
選手達への気配りでチームを統率!
角川学園高校バレー部主将古牧譲!#CV #内匠靖明#ハイドリ#ハイキュー#hq_anime pic.twitter.com/OnPHv6i0cN— 『ハイキュー!!TOUCH THE DREAM』公式 (@haikyu_haidori) January 16, 2023
古牧は角川学園の主将を務める選手で、眼鏡のイケメンで常に敬語で話すのが特徴です。名字の由来は、青森県の古牧温泉だと言われています。周りから「百沢のワンマンチーム」と言われても、百沢中心のバレーが自分達が勝つためのスタイルだと言い切る統率力があります。S
角川学園を支える選手・監督
(C)古舘春一/集英社
角川学園の百沢・古牧以外の、主な選手は以下のとおりです。
| 選手名 | 学年 | 背番号 | ポジション | 身長 | 声優 |
| 浅虫快人(あさむし かいと) | 2年 | 4 | ウイングスパイカー | 178.2cm | 伊原隆一郎 |
| 南田大志(みなみだ たいし) | 2年 | 12 | リベロ | 161.8cm | 徳本恭敏 |
| 温川良明(ぬるかわ よしあき) | 2年 | 1 | ミドルブロッカー | 182cm | 村田太志 |
| 馬門英治(まかど えいじ) | 2年 | 3 | ミドルブロッカー | 180cm | ー |
| 稲垣功(いながき いさお) | 2年 | 7 | ウイングスパイカー | 176cm | 金城大和 |
| 榊原五郎(さかきばら ごろう) | ー | ー | 監督 | ー | 松川央樹 |
リベロの南田をはじめ、百沢を引き立てるための黒子役を厭わない、献身的な選手達が揃っています。

烏野vs角川学園の試合結果
烏野vs角川学園は、春高バレー宮城県代表決定戦一次予選の2回戦で行われ、烏野がセットカウント2-0のストレートで勝利しました。
序盤は百沢の身長2mという「シンプルで純粋な力」に苦戦します。しかし、烏野は百沢がバレー初心者でまだコースの打ち分けができないと見抜き、コースを絞る守備によって攻撃を封じます。
さらに、日向・影山の変人速攻や日向のブロックアウト、烏野のシンクロ攻撃など多彩な攻撃に、角川学園は惜しくも敗北となりました。

角川学園戦は何巻で読める?アニメでは何期何話で観れる?
角川学園との試合は、原作12巻の第102話~第105話、アニメではセカンドシーズンの第13話「シンプルで純粋な力」でチェックできます。バレーにおいて、身長が強力な武器であると同時に、身長だけで勝敗が決まるわけではないことも示す印象的な試合でした。
アニメでは百沢の感情がより繊細に表現され、原作にはない台詞が追加されているなど、オリジナル要素も含まれています。
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烏野vs角川学園からの名言8選
烏野vs角川学園で思い返される名言は、エース・百沢の「稲垣さん バレーが“単純”って言ったこと 取り消しますね」という言葉です。201cmの身長を武器に試合で優位に立てている状況に、バレーを「単純」と括っていた百沢の、バレーの難しさと奥深さが凝縮されています。
「身長が強力な武器になること」と「身長がバレーのすべてではないこと」が理解できる、角川学園戦での名言を以下で解説します。
どうだ!うちの百沢すげぇだろ!!ってドヤ顔してりゃいいんだよ!(南田大志)
(C)古舘春一/集英社
気にすんな
他校(よそ)にエースがいるのと同じに
角川(ウチ)には百沢がいる
百沢が活躍するって事は
それだけ俺達が繋いだって事
影が薄かろうともな!
「どうだ うちの百沢すげぇだろ!!」
ってドヤ顔してりゃいいんだよ!
第12巻 第103話「地上戦」より
角川学園・南田大志(みなみだ たいし)
春の高校バレー宮城県代表決定戦一次予選2回戦・烏野vs角川学園にて。「百沢のワンマンチーム」と揶揄されて苛立つチームメイトに、角川学園リベロ・南田がかけた言葉。
「ワンマンチーム」と言われてしまうと、つい苛立ってメンタルが乱されがちですが、南田は捉え方を変えて、明るく味方を鼓舞します。

ワンマンと言われようと それが俺達の「勝つスタイル」です(古牧譲)

(C)古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS
―そうですね
俺達は百沢を活かす為の仕事を全力でするだけ
ワンマンと言われようと
それが俺達の「勝つスタイル」です
第12巻 第103話「地上戦」より
角川学園・古牧譲(こまき ゆずる)
春の高校バレー宮城県代表決定戦一次予選2回戦・烏野vs角川学園にて。タイムアウト中に、角川学園セッター・古牧が、チームメイトに言った言葉。
角川学園は百沢のワンマンチームと揶揄されますが、相手より有利な部分を最大限活かすのは、チームスポーツでは当たり前の戦術です。

…バレーってパスとか難しいけど…なんつーか…単純っスね(百沢雄大)

(C)古舘春一/集英社
…あの10番とか…
あの身長で必死で跳んでんのに
なんか可哀想だなーって
…バレーって
パスとか難しいけど…なんつーか…
単純っスね
第12巻 第103話「地上戦」より
角川学園・百沢雄大(ひゃくざわ ゆうだい)
春の高校バレー宮城県代表決定戦一次予選2回戦・烏野vs角川学園にて。タイムアウト中、角川学園1年・百沢が、先輩の稲垣に言った言葉。
百沢は高校からバレーを始めた初心者ですが、201cmの圧倒的な身長を武器に序盤は烏野を苦しめ、身長の低い日向に同情する素振りを見せます。

空中戦だけが バレーボールじゃないぜ 翔陽(西谷夕)
(C)古舘春一/集英社
そうだぞ!
空中戦だけがバレーボールじゃないぜ
翔陽
第12巻 第103話「地上戦」より
烏野高校・西谷夕(にしのや ゆう)
春の高校バレー宮城県代表決定戦一次予選2回戦・烏野vs角川学園にて。タイムアウト中に、烏野リベロ・西谷が、日向に言った言葉。
角川学園1年・百沢の高さに動揺する日向ですが、西谷と主将・澤村は、百沢がスパイクのコースの打ち分けができないことを見抜きます。

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スパイカーの助走及び踏み切りが既に完了している状態 “マイナス・テンポ”だ(烏養一繋)

(C)古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS
“ブロックに勝つ”という事は
“ブロックよりも高い打点から打つ”という事
チビ太郎対2m
より先に“てっぺん”に到達した者が勝者
チビ太郎のアレは
厳密にはファースト・テンポではない
【セッターがトスを上げる時点で】
【スパイカーの助走及び踏み切りが】
【既に完了している状態】
“マイナス・テンポ”だ
第12巻 第104話「幼鳥」より
烏野高校バレー部前監督・烏養一繋(うかい いっけい)
春の高校バレー宮城県代表決定戦一次予選2回戦・烏野vs角川学園にて。烏野 前監督・烏養一繋による、日向と影山の新しい変人速攻の解説。
スパイクを打つための助走タイミングを「テンポ」と言い、速攻と同義の「ファーストテンポ」より、日向と影山の「変人速攻」は速いテンポの攻撃です。

獲り返します 俺にできる事 それだけなんで(百沢雄大)

(C)古舘春一/集英社
獲り返します
俺にできる事
それだけなんで
第12巻 第104話「幼鳥」より
角川学園高校・百沢雄大(ひゃくざわ ゆうだい)
春の高校バレー宮城県代表決定戦一次予選2回戦・烏野vs角川学園にて。第2セット序盤、敗れた角川学園1年・百沢が、先輩達に言った言葉。
烏野の多彩な攻撃に翻弄される中、百沢は自分が初心者である自覚を持ちながらも、得点を獲ることにフォーカスして烏野に食らいつきます。

バレーが“単純”って言ったこと 取り消しますね(百沢雄大)

(C)古舘春一/集英社
稲垣さん
バレーが“単純”って言ったこと―
取り消しますね
第12巻 第104話「幼鳥」より
角川学園高校・百沢雄大(ひゃくざわ ゆうだい)
春の高校バレー宮城県代表決定戦一次予選2回戦・烏野vs角川学園にて。試合終了後、敗れた角川学園1年・百沢が、先輩にかけた言葉。
高校からバレーを始めた百沢は、試合序盤は201cmの圧倒的な身長を武器に烏野を苦しめます。しかし、日向と影山の「マイナス・テンポ」の速攻や、シンクロ攻撃などで角川学園を翻弄し、烏野が勝利しました。「身長が高いだけ」では勝てないと痛感した百沢が、バレーの奥深さに気付いた瞬間です。

不利なのは確か だが戦い方は必ずある(烏養一繋)

(C)古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS
不利なのは確か
だが戦い方は必ずある
…新しい事が
すべて正しい事とは限らないし
それが正しいかなんて
ずっと先にならんと分からんかもしらん
それでも“考える事”には
必ず価値があると思ってるよ
第12巻 第105話「同じ土俵」より
烏野高校バレー部前監督・烏養一繋(うかい いっけい)
春の高校バレー宮城県代表決定戦一次予選2回戦・烏野vs角川学園にて。試合終了後、烏野バレー部・前監督 烏養一繋が、美加子先生に言った言葉。
中学でバレー部顧問をしている、美加子先生からの「(小さくても)大きい相手に勝てますか?」という質問に、一繋は持論を展開します。

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百沢雄大の加速的な成長をもたらすきっかけとなった日向翔陽との出会い
百沢にとって、日向との出会いは自分のバレーへの考え方を大きく変える、重要な転機となりました。百沢は高校からバレーを始めたにも関わらず、高校卒業後はVリーグへ進み、2021年の東京オリンピックでは最終的に日本代表にまで選出されます。
百沢の加速的な成長をもたらすきっかけとなった、日向が与えた影響について詳しく解説していきます。
烏野戦における高さに対抗する日向翔陽のプレー
烏野戦で百沢が経験した変人速攻による「速さ」や、ブロックの指先を狙ったブロックアウトという「技術」。身長の低さをカバーする日向のプレーは、単純に身長が高ければ有利になるという百沢の認識を根底から覆しました。

宮城県1年生選抜強化合宿における日向翔陽との会話
春高バレー前に行われた、宮城県1年生選抜強化合宿でも百沢は日向から大きな影響を受けました(原作第25巻に収録)。初心者のため、特に2対2の練習に付いて行けず、自分に対して強い劣等感を抱いてしまう百沢。
合宿メンバーに選ばれていないのに乗り込んできて「ボール拾い」で存在感を放つ日向に「お前が選ばれれば良かった」と、百沢は弱音を吐きます。高身長を自虐する百沢に、日向は「2mなんて一番最高にMAXすげえ才能」と怒りながらも肯定的な言葉を伝えました。
日向から2対2のプレーのヒントをもらい、上手くいったことで少し自信を取り戻せました。

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まとめ
角川学園戦は「身長が強力な武器になること」と「身長がバレーのすべてではないこと」が伝わる、バレーの奥深さが理解できる一戦です。身長2mを越えるエース・百沢が高校からバレーを始めて、日本代表になるほどの成長を遂げるきっかけとなった原点の試合とも言えます。
勝者だけでなく敗者の成長を描く点や、烏野以外の高校にスポットライトを当てる点で、ハイキューの魅力が凝縮されている試合でした。原作やアニメを見返して、百沢がバレーに真剣に向き合う決心をした瞬間を、改めて確かめてみてはいかがでしょうか?






