名言(試合・エピソード別)

“おれは最強の囮がいい”烏野vs鴎台より名言24選「ハイキュー!!」名言集⑬(38~42巻)

はい、宜しくお願いいたします!

25年以上、40歳を超えても週刊少年ジャンプを全作品チェックし続ける、しょうぐんでございます。

漫画には自分の思考に影響を与えたり、学びになったり、気づきを与える、素晴らしい名言が無数に存在しますよね!

 

今回はバレーボール漫画として大人気の「ハイキュー!!」の名言を取り上げていきます!

皆様の思考、行動に影響を与えるような名言が一つでも多く見つかれば幸いです。

 

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読む前にご確認ください

  • 名言の抽出範囲は、単行本38~42巻(アニメ化されていない原作部分)となります。
  • 春高バレー準々決勝・烏野高校vs鴎台高校からの名言がメインとなります。
  • 名言を取り上げていく都合上、物語のネタバレが含まれることはご了承ください。

 

目次

「ハイキュー!!」とはどんな漫画?

「ハイキュー!!」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて2012年12号から2020年33・34合併号まで連載されていた漫画で、作者は古舘春一先生です。

 

【ハイキュー!!単行本よりあらすじ一部引用】

 

小学校の時に見た“小さな巨人”に憧れ、烏野高校バレー部に入部した日向翔陽。

だがそこには、中学最初で最後の公式戦で惨敗した相手・影山飛雄の姿が!?

反目しあうも、日向の抜群の運動能力と影山の正確なトスは、

奇跡のような“変人速攻”を生み、烏野復活の力となる。

春高3回戦、烏野は熾烈なラリーの末、ついに音駒との戦いに勝利!

同日行われる準々決勝で、日向は“小さな巨人”の名をかけ鴎台の星海と戦うことになる!!

 

高校バレーボールを題材にしたスポーツ漫画で、タイトルは、バレーボールを意味する熟語「排球」(はいきゅう)が由来。

本作品の主な舞台は宮城県となっていて、仙台駅や仙台市体育館など宮城の地名・建物が登場しています。

作中にて開催される各大会についても、

■全日本中学校バレーボール選手権大会

■全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)

■全国高等学校総合体育大会(インターハイ)

など実在の大会が描かれています。

 

バレーボールのプレイ描写には漫画的な誇張もありますが、基本的に現実の試合で使われるプレイが描かれています。

古舘先生自身、中学・高校時代がバレーボール部で、連載前からバレーボールを題材にした作品を描きたい目標があったからこそ描けるリアルで迫力ある描写が非常にカッコいいです。

 

テレビアニメは第4期まで制作、アニメ第1期の総集編は劇場で上映され、韓国・台湾・タイ・フィリピン・スペイン・イタリアなど、世界各国で人気が高い日本アニメの1つに数えられます。

更に、ハイパープロジェクションマッピングという新たな演劇の形で舞台化もされています。

また、アニメ第2期の放送と第1期総集編上映記念に、「ハイキュー!! セカンドシーズン」製作委員会の名義で8月19日を「ハ(8) イ(1) キュー!!(9) の日」として日本記念日協会に申請し、正式に記念日として登録されました。

 

シリーズの累計発行部数が本編最終45巻発売時点で5000万部を突破し、本作の影響で中学・高校のバレーボール部員が、男子を中心に増加するほどの影響力を持っています。

 

「ハイキュー!!」はこんな方々にオススメ!

「ハイキュー!!」は以下のような漫画が好きな方々に、オススメ出来る作品です。

こんな方にハイキュー!!はオススメ!

  • 本格的なスポーツ漫画が好き
  • 魅力的なキャラクターが多い漫画が好き
  • 「部活あるある」が描かれている漫画が好き
  • 名言が多い漫画が好き

 

バレーボールの戦略・技術を知ることが出来る本格的なスポーツ漫画であり、女性からも人気のある魅力的な登場人物も数多くいます。

また、

「天才と比較して能力が平凡な選手」

「部活にのめり込む側ではない選手」

といった、いわゆるトップを目指す側の選手ではない、普通側の選手が抱く劣等感や葛藤も表現されていて、「部活動あるある」に共感を覚える人も多いでしょう。

そして何よりも非常に名言が多いです。カッコいい名言、考えさせられる名言、前向きになれる名言、学びになる名言など、名言のオンパレードです。

名言が多い傾向のあるスポーツ漫画の中でも、特に名言が多い漫画だと感じます!

 

【春の高校バレー準々決勝・烏野vs鴎台より名言24選】漫画「ハイキュー!!」名言集⑬(38~42巻)

 

(アニメ第2期第1クール・オープニングテーマ「アイム・ア・ビリーバー」by SPYAIR)


 

影山はアホで凶暴だけど バレーにだけはそうじゃない(日向翔陽)

(C)古舘春一/集英社

 

影山はアホで凶暴だけど

バレーにだけはそうじゃない

 

凄え奴だけど最初からそうだったわけじゃなくて

ずっとおれがバレーなんか見た事もない頃から

ずっとやってる

 

おれだったら皆と遊びたいなーとか

新しいゲームやりたいなーとか

思うかもしれない日も

 

毎日毎日毎日バレーやってきた

 

第38巻 第338話「小さな巨人決定戦」より
烏野高校・日向翔陽

 

春の高校バレー準々決勝・烏野高校vs鴎台高校の試合前にて。

烏野セッター・影山が「バレー日誌」を書いていることを、

烏野マネージャーの清水谷地に伝えた時の日向の言葉。

 

清水からすれば影山は、その時その時のインスピレーションで

プレーするみたいなイメージだったようですが、

バレーボールに関しては徹底的な自己管理をしているようです。

 

影山は元々あまり友達と遊んだりすることを選ぶタイプではなさそうですが、

それでも小さい頃から友達と遊ぶことより、

ひたすらバレーボールに向き合い続けることを選んできました。

 

上手くなるための努力をどんな時も継続できている時点で凄いことですし、

だからこそ影山は天才と呼ばれるプレーヤーとなっているのでしょう。

 

何でだろ おれ あんまがっかりしてない(日向翔陽)

(C)古舘春一/集英社

 

何でだろ おれ

あんまがっかりしてない

 

第38巻 第338話「小さな巨人決定戦」より
烏野高校・日向翔陽

 

春の高校バレー準々決勝・烏野高校vs鴎台高校の試合前にて。

烏野OB・元祖「小さな巨人」宇内天満(うだいてんま)に出会った後、

影山日向が言った言葉。

 

烏野が春高の準々決勝まで残っているのを知って、

試合を観戦しに来た烏野OB・元祖「小さな巨人」宇内天満。

 

天満は日向がバレーボールを始めたきっかけの人物でしたが、

高校卒業後は別のやりたいことのためにバレーボールはやめていて、

今は普通の大学生となっていました。

 

「憧れた選手が今はもうバレーボールをやっていない」

 

日向にとってこれほどショックなことは無いだろうと思いきや、

意外にもあまり失望はしなかった模様で、

この日向の発言に影山は、「やっとかよ」と返します。

 

このやり取りの背景は後ほど語られるのですが、

「小さな巨人」に憧れてバレーボールを始めた日向の、

現在の目標は「小さな巨人」ではなく、「最強の囮」となっていたようです。

 

その「最強の囮」というプレースタイルを、

高校入学当初から導き出した影山からすれば、

その心境の変化の自覚に「やっとかよ」と呟いたのです。

 

そして、日向と同じくらいの身長で縦横無尽に活躍する、

鴎台小さな巨人・星海光来の存在もあって、

過去の憧れよりも、現在の目標とライバルに目を向けることに繋がったのでしょう。

 

 

世界は平等じゃなくて 平等だ(宇内天満)

(C)古舘春一/集英社

 

俺は小さい【代わりに】

技術で勝負するんだって思ってました

でも

小さかろうが大ききかろうが

技術を磨いた奴が技術を持っている

世界は平等じゃなくて 平等だ

 

第39巻 第343話「小さな巨人」より
烏野高校OB・宇内天満

 

春の高校バレー準々決勝・烏野高校vs鴎台高校にて。

1セット目序盤、スパイク、レシーブ、トスなどオールラウンドに

活躍する鴎台小さな巨人・星海のプレイを見た、

烏野OB・元祖「小さな巨人」宇内天満(うだいてんま)の言葉。

 

宇内は中学・高校ともに県内ではそこそこ通用していて、

エースという自覚も自信もあったとのこと。

それでも全国大会で上へ行くほどに、

相手はより大きく、より速く、より賢くなっていく…

 

「小さい代わりに他で勝負する」という宇内の考えは

間違えていないと思いますが、

「小さい」「大きい」という先天的な部分の有利不利以外の

ことに関しては【全部磨き続けていかなければ】

その競技においてトッププレーヤーにはなれないのでしょう。

 

宇内の言葉に付け加えるとすれば以下のようでしょうか?

 

世界は【身長という先天的な部分では】平等じゃなくて、

【技術という磨き続ければ上手くなる部分では】平等だ

 

俺は 俺が弱い事をとうの昔にしっている(星海光来)

(C)古舘春一/集英社

 

俺は 俺が弱い事を

とうの昔にしっている

 

第39巻 第343話「小さな巨人」より
鴎台高校・星海光来

 

春の高校バレー準々決勝・烏野高校vs鴎台高校にて。

1セット目序盤、繋げ辛い難しいボールもセッターと同じくらいの

技術でトスを成功させた時の、鴎台小さな巨人・星海の言葉。

 

星海光来は、父と兄が身長が高いのに自分だけ身長が低いことに、

コンプレックスを抱いていました。

 

身長が低いことを兄に馬鹿にされて涙を流す光来に、

同じく身長が低い母親はこう告げました。

知ってる?大きくなる確かな方法は多分無いけど

強くなる方法はたくさんあるよ

…この話 光来にしかしてないから

今なら光来が“強い”に一番乗りだね

 

「自分より大きいものや強いものに出会って初めて、

自分は小さく、弱いと自覚する」

 

星海にとってはそれが小さい頃からの兄という、

身近な存在だったからこそ、母親の教えが腑に落ちたのでしょう。

 

星海は、自分が小さいことはどうしようもないことと自覚し、

強くなる方法をひたすら模索し続けて、小さい以外の全てを磨き続けて、

バレーボールの全てのプレイをハイレベルに遂行する

オールラウンドプレーヤーとなりました。

 

どこを どう 抜けていけばいいのか(菅原孝支)

(C)古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS

 

…ウシワカや宮兄弟を前にした時の方が

絶望感が大きかった気がするのに

なんだ この感じ

どこを どう 抜けていけばいいのか

 

第39巻 第345話「犇犇(ひしひし)」より
烏野高校・菅原孝支

 

春の高校バレー準々決勝・烏野高校vs鴎台高校にて。

1セット目終盤、鴎台の組織化された強固なブロックに対して、

突破口を掴めない現状に対する烏野副主将・菅原の独白。

 

鴎台は監督が代わって、「サーブ&ブロック」に力を入れ始めて、

その結果が出始めて台頭してきた高校です。

 

烏野が県内での試合でも苦戦した「伊達工業」もブロックが強いチームで、

鴎台は、その伊達工業のブロックのレベルがMAXまで上げたチーム

であると烏野・烏養コーチは選手達に伝えています。

 

しかも全日本ユースにも選ばれるほどの鴎台小さな巨人・星海光来は、

サーブも強く、星海以外にも「ジャンプフローターサーブ」(いわゆるブレ球)

を打てるサーバーが2人います。

 

「サーブで崩してブロックで仕留める」

バレーボールで理想的と言われている「サーブ&ブロック」の戦術が

確立している鴎台に、烏野は1セット目を落としてしまいました。

 

理想的な戦術を磨くことはチームとしての確固たる強さに繋がり、

それが相手チームにも突破口が見つからない大きな絶望となって、

襲いかかってきていることが分かります。

 

 

さらに…この言葉が出る話のタイトルの「犇犇」は、

「ひしひしと感じる」の「ひしひし」を漢字表記にしたものです。

「ひしひし」の意味の一つに、「隙間のない様。ぴったり」があります。

 

これを漢字二文字で綴ることで、

鴎台のブロックにほとんど隙がないことが文字面で更に伝わってくるのは、

すごく面白い演出で、「ハイキュー!!」という作品の魅力の一つとも言えます。

 

でも 少なくとも今 そんな事は 無いです(烏養繋心)

(C)古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS

 

手応えが無いとき

自分のやってる事は無駄なんじゃないかって

感じる事がある

でも 少なくとも今

そんな事は 無いです

 

第39巻 第346話「思惑」より
烏野高校・烏養繋心(けいしん)

 

春の高校バレー準々決勝・烏野高校vs鴎台高校にて。

1セット目終了後のコートチェンジ中に、

烏野・烏養コーチが選手にかけた言葉。

 

鴎台のブロックの脅威に対して、

多人数・多方向からの攻撃をしかけてブロックする相手が

処理する情報量を増やし続けることは、

相手に隙を与え、ストレスを蓄積することができると述べる烏養コーチ。

 

これに対して、顧問の武田先生は烏養コーチにこう伝えます。

間違ってる事を「そうじゃない」って言うのは普通ですが

正しいことを「あってるよ」って言う事は少ない気がします

 

でもやってる本人達は正しいか不安になるものだと思うんです

「あってるよ」って口に出す事ってけっこう大事だと思うんですよね

 

自分達の判断に対して、客観的な立場からの肯定があることは、

より自分達の判断に自信をもつことができて、

迷わず物事を遂行する力に繋がっていくことでしょう。

 

 

いつでもやめるって思ったら 急に視界が開けたんだよね(昼神幸郎)

(C)古舘春一/集英社

 

なんかしんどいなーって時に

光来くんに「やめれば」って言われて

なるほど~~ってなってさ

まあ実際やめるってなったらまた色々あるだろうけど

 

いつでもやめるって思ったら

急に視界が開けたんだよね

 

もうちょいやってみよっかなって思って

何かまだやってる

 

第40巻 第351話「身軽」より
鴎台高校・昼神幸郎

 

春の高校バレー準々決勝・烏野高校vs鴎台高校にて。

2セット目中盤、鴎台のブロックの要・昼神幸郎(さちろう)が、

後輩に「いつも冷静ですよね」と言われた時に返した言葉。

 

昼神の家はバレー一家で、両親も兄も姉も全員バレーの名門校出身でした。

昼神も世界で活躍する選手を目指し、

中学は県内一の強豪・優里西中学校に入りました。

 

負けたくないという思いから、

「自分がやらなければ…」と自らを精神的に追い込んでしまい、

チームメイトのミスすらも自分が悪いと思うようになります。

 

その歪んだ責任感は「ミスをするこの手がわるい」とコンクリートの壁に、

自分の拳を擦りつけて出血させてしまうほどでした。

それを途中で止めたのが中学時は控えメンバーだった星海光来でした。

 

「バレーあんま好きじゃないや」と告白する昼神に星海はこう告げます。

…じゃあやめればいいんじゃね?

別に死なねえ

やめたからってお前が身につけた強靭な肉体は

簡単には無くならない

お前 今バレーは腹いっぱいなのかもな

あんだけガッツリやってりゃな

 

「やめてもいいんじゃない」という言葉で視界が開けた昼神は、

「理想」や「ミスの罪悪感」を抱かない冷静な判断で、

的確なブロックを武器とする、

ブロックがトップクラスの鴎台において、

ブロックの中核となる重要な選手となりました。

 

「いつでもやめる」という思考は、

選択肢があるという精神的な余裕に繋がっていくのでしょう。

 

「転職活動やってみたらあっさり内定もらえた。

今すぐ辞めれるけどもうちょっと続けてみてもいいかな」

 

自分が別の道を選べることをいつも頭の片隅に置くことは、

人生をよりよく生きていくために大事なことです。

 

俺は今日 俺を味方にする(東峰旭)

(C)古舘春一/集英社

 

でもただ一人

信頼してこなかった奴が居る

…さあ 相手は強敵だ

「自分」と戦ってる余裕は無いぞ

罪悪感も恐怖心も在って当然

ぜんぶ背負って

 

俺は今日 俺を味方にする

 

第40巻 第352話「肯定」より
烏野高校・東峰旭

 

春の高校バレー準々決勝・烏野高校vs鴎台高校にて。

2セット目中盤、仲間の頼もしさに決意を新たにする、

烏野エース・東峰(あずまね)の独白。

 

鴎台戦において、ブロックで執拗にターゲットにされ、

サーブでも狙われることが多い東峰。

 

東峰は日向影山が入学する前に、

鴎台のようにブロックが強い伊達工業との試合で、

何度もブロックに捕まってしまい、

これからも足を引っ張ってしまうのではないかという申し訳なさから、

少し部活動から離れてしまった過去があります。

 

鴎台戦でブロックに何度も捕まり、

「自分はなんてダメなんだ」と気弱になっていく東峰を、

同学年の澤村菅原が声をかけてメンタルを持ち直します。

 

更にブロックされたボールをフォローするリベロの西谷を見て、

改めて信頼できる仲間の存在を再確認する東峰。

 

東峰はそのワイルドな強面とは裏腹に、

とても優しい性格で、メンタル面は烏野メンバーの中では繊細な方です。

 

「自分はなんてダメなんだ」と追い込んでしまう性格の人間にとって、

自分を信頼して味方にするというのは非常に難しいでしょう。

 

それでもこんな自分をエースだと信頼してくれる仲間のためにも、

東峰は自分の可能性を信じ、自分の殻を破ろうと試み、

精神的な成長を遂げようとしています。

 

今までで一番 コートが俯瞰で見えた気がした(東峰旭)

(C)古舘春一/集英社

 

仲間の守りと筋弛緩法

自分の力が抜けたら

周りの【力み】を感じた気がした

今までで一番 コートが俯瞰で見えた気がした

 

第40巻 第353話「静かな覚醒」より
烏野高校・東峰旭

 

春の高校バレー準々決勝・烏野高校vs鴎台高校にて。

2セット目中盤、強打ではなく、フェイントを選択して、

得点した後の、烏野エース・東峰の独白。

 

1つ前の名言で、気持ちの持ちようを変えた東峰は、

「とりあえず一点はとれる」と自分にかける重圧を和らげ、

春高に入ってから心がけている筋弛緩法(※)を行います。

(※筋肉に力を入れて、直後に脱力をすることで、緊張をほぐすリラックス法)

 

仲間が重荷であった事があるか

と東峰は自らに言い聞かせて、渾身のスパイクを打ち込もうとしますが、

鴎台の守備陣形が【俯瞰で見えた】ことで、

誰もいないスペースに見事にフェイントを使って得点を決めました。

 

東峰のようなプレッシャーを感じて自分を責めてしまうタイプは、

まず目の前のことを1つずつリラックスした状態で遂行することが、

力が発揮しやすい状況に繋がっていくのでしょう。

 

ブロックに立ち向かう武器  “はやさ”か“高さ”か はやさ【と】高さ(日向翔陽)

(C)古舘春一/集英社

 

ブロックに立ち向かう武器

“はやさ”か“高さ”か

 

はやさ【と】高さ

 

第40巻 第355話「再挑戦」より
烏野高校・日向翔陽

 

春の高校バレー準々決勝・烏野高校vs鴎台高校にて。

2セット目後半、スパイクをする直前の日向の独白。

 

日向がこれまで対峙してきたどのチームのブロックよりも、

完成されている鴎台のブロック。

 

日向はこれを打ち破るために、

一番速いタイミングでスパイクを繰り出す「マイナス・テンポ」と、

影山に「もっと飛べるぞ」と言われて春高から実践している、

母指球でしっかり踏み込んで高く跳ぶ「“ドン”ジャンプ」を組み合わせました。

 

「高くを早く」という困難だが理想的な跳躍を、

影山がセット可能な範囲での早さ」まで逆算して、

試合中に実践するのは簡単ではありません。

 

それでも「失敗したらどうしよう」なんて一片も考えず、

ただ「鴎台のブロックを打ち破る」という目標のみにフォーカスする、

日向の前向きな姿勢や、課題を解決する実行力の高さが伺えます。

 

身体が小さい【だけ】のモンスター達 でも人間だって戦える(月島蛍)

(C)古舘春一/集英社

 

身体が小さい【だけ】のモンスター達

でも人間だって戦える

 

第40巻 第357話「導・2」より
烏野高校・月島蛍

 

春の高校バレー準々決勝・烏野高校vs鴎台高校にて。

2セット目後半、烏野がマッチポイントを迎えた時の

烏野ブロックの要・月島の独白。

 

日向、鴎台小さな巨人・星海、そして烏野OB・元祖小さな巨人・宇内を、

身体が小さい【だけ】のモンスター達と形容する月島。

 

おそらくここでの【だけ】という言葉には、

単純に身長が小さいという意味ではなく、

【小さい以外の、能力や試合にかける執念は怪物のようだ】

という意味も隠されているのではないでしょうか?

 

月島の兄・明光(あきてる)は、高校3年の最後の試合、

実際はベンチにも入れなかったのに、

弟の蛍に「自分はエースである」とウソをつき続けていました。

 

その時にエースを務めていたのが、烏野OB・元祖小さな巨人・宇内天満で、

それ以来、月島は小さな選手に対しては得体の知らない脅威のようなものを

感じていたかもしれません。

 

それでもこのマッチポイントでは、

烏野ピンチサーバー・山口のジャンプフローターサーブで、

レシーブが乱れたところ、星海のブロックアウトを狙ったスパイクを誘い、

「触れずに避ける」ことでアウトを誘発し、

烏野は2セット目を取り返すことが出来ました。

 

親友でもある山口のサーブが烏野の武器となり、

「一人では勝てないけど二人なら戦える」ことを実感した月島は、

得体の知れない怪物のような選手にも、

最初から諦めずに、戦い方はあるはずだと、

冷静さに加えて、勝つための方法を模索する諦めない選手へと成長を遂げています。

 

 

成功の習慣化をしてください 「なんだか今日は調子が悪い」はナシです(アーロン・マーフィ)

(C)古舘春一/集英社

 

成功の習慣化をしてください

「なんだか今日は調子が悪い」はナシです

どこか痛いなら別ですが

技術のへたくそが出たのか

メンタルコントロールのへたくそが出たのか

見分けて修正してください

 

第41巻 第359話「盾の中の矛、矛の中の盾」より
鴎台高校監督  アーロン・マーフィ

 

春の高校バレー準々決勝・烏野高校vs鴎台高校にて。

3セット目序盤で、鴎台の練習場面の回想において、

鴎台監督  アーロン・マーフィが選手にかけた言葉。

 

アーロン・マーフィはバレーの強豪国・イタリアの

トップリーグ「セリエA」でのコーチ経験もあり、

日本のトップリーグ「Vリーグ」でも、ずっと「V2」のリーグにいたチームを、

一番上のカテゴリーの「V1」に押し上げたという非常に指導力のある監督です。

 

見た目の迫力とは裏腹の温厚な表情で、

入部してきた新入生(星海昼神含む)にアーロンは、

バレーにおける全てのラリーの始まりとなるサーブ

防御であると同時に攻撃にもなるブロック

そして良いプレーを「いつでもできるための思考の仕方」

を身につけて欲しいと伝えます。

 

成功を習慣化させ、常に良いパフォーマンスを発揮するためには、

失敗や不調の原因を「何となく」で済ませるのではなく、

技術だったのか、メンタルだったのか、原因を具体化させた上で修正する。

 

「失敗は成功のもと」ということわざをスポーツにおいて実践する、

アーロンの指導者としての能力の高さが伺えます。

 

だが俺はチームの調和の中にあっても埋もれるつもりは無え(星海光来)

(C)古舘春一/集英社

 

「淡々と強い」ことはチームの理想

だが俺は

チームの調和の中にあっても

埋もれるつもりは無え

 

第41巻 第359話「盾の中の矛、矛の中の盾」より
鴎台高校・星海光来

 

春の高校バレー準々決勝・烏野高校vs鴎台高校にて。

3セット目序盤で、乱れたレシーブから速攻に繋がるトスを

あげた時の鴎台小さな巨人・星海の独白。

 

3セット目も組織化されたレベルの高いブロックを遂行する鴎台。

その中でも、トス、レシーブ、スパイクにおいて、

個人の技術の高さで局面を打開していく星海。

 

プロスポーツ選手となると、選手個人に年俸が支払われることも多いので、

「輪の中で、個人の主張も忘れない」

という星海の姿勢にプロスポーツ選手に通じる素質を感じ取ることが出来ます。

 

あの頃の刹那の10年が叫び出す 俺にもできると叫び出す(鷲匠鍛治)

(C)古舘春一/集英社

 

―この長い40年より

あの頃の刹那の10年が叫び出す

高さこそが正義

大きいことこそ至高

いちばん格好良いバレー

俺にもできると叫び出す

 

第41巻 第362話「“頂の景色”・2」より
白鳥沢学園監督・鷲匠鍛治(わしじょう たんじ)

 

春の高校バレー準々決勝・烏野高校vs鴎台高校にて。

3セット目中盤で、鴎台のブロックを翻弄したスパイクを日向

決めた時の、白鳥沢・鷲匠監督の独白。

 

日向は母指球でしっかり踏み込んで高く跳ぶ「“ドン”ジャンプ」を、

一番速いタイミングでスパイクを繰り出す「マイナス・テンポ」だけではなく、

マイナス・テンポより助走のタイミングが遅い「ファースト・テンポ」

組み合わせて、高さ・速さ・タイミングに緩急を変化させながら、

鉄壁の鴎台ブロックに対抗していきます。

 

鴎台小さな巨人・星海ですら、「高さ」には「ある程度の諦め」を抱いているのに、

日向はあくまで「ブロックより何cm高いかで勝とうと」しています。

 

自身も身長が低かった鷲匠監督は、現在のチーム作りにおいても、

身長が大きくて才能がある選手を集めています。

 

そのチーム作りの信念とは裏腹に、

「身長がないならどうすればいいのか考えていた」現役の頃の自分が、

思わず叫び出す「高いところから全部見渡す一番格好良いバレー」

それを見せている日向の姿に、小さなガッツポーズをした鷲匠監督。

 

歳の離れた鷲匠監督にすら、熱い想いを抱かせる、

日向の飽くなき向上心やチャレンジャー精神が特別なものであることが伝わります。

 

誰かがおれに名前をつけてくれるのなら おれは最強の囮がいい(日向翔陽)

(C)古舘春一/集英社

 

(あんな風になれたらかっこいいと思った

でもこの先 色んな事ができるようになっても)

 

誰かがおれに名前をつけてくれるなら

おれは最強の囮がいい

第41巻 第362話「小さな巨人VS」より
烏野高校・日向翔陽

 

春の高校バレー準々決勝・烏野高校vs鴎台高校にて。

3セット目中盤で、自分の囮としての役割で仲間が

スパイクを決めた時の日向の独白と言葉。

 

影山に「高校最強ブロッカー」と言わしめる鴎台の昼神幸郎

日向の再三に渡る、高さ・速さ・タイミングの緩急をつけた攻撃に、

それまでボールが上がる方向を見極めてから冷静にブロックに飛んでいた

昼神がついに、ボールが上がる前にわずかながら日向側に重心をずらしてしまいました。

 

この「わずか1秒」のズレを見逃さない影山は逆サイドにトスを上げ、

ブロックが整わないうちに烏野元気坊主・田中のスパイクが決まりました。

 

「ハイキュー!!」の作中で最強のブロックとして立ちはだかる鴎台。

そんな最強のブロックの注意を引かせてしまう「最強の囮」。

 

影山が最初に日向の役割を「最強の囮」と伝えたのは、

3巻の烏野エース・東峰が部活動に戻るきっかけとなる部内の練習ゲームです。

その時の日向の感想は「なんかパッとしねえ…」という感想でした。

 

しかし、影山のトスへの信頼と、日向自身の飽くなき向上心を経て、

「最強の囮」という役割がどんどん烏野にとって重要なものとなります。

 

烏野OB元祖小さな巨人・宇内天満への憧れからバレーを始め、

烏野エース・東峰、梟谷エース・木兎、白鳥沢エース・牛島と、

「エースに対する強烈な憧れ」を常に持っていた日向。

 

しかし、現在の日向の目標は「エース」や「小さな巨人」ではなく、

自分の役割が最大限に発揮される「最強の囮」となっていました。

 

「憧れ」に近づこうと模索し続けたからこそ見えた別の道で、

日向は自分自身の唯一無二の価値を知ることが出来たのでしょう。

 

 

我々は求めない でも彼らには関係ない 確固たる実力で我々に【選ばせに】やってくる(雲雀田 吹)

(C)古舘春一/集英社

 

でもこの国で

大きく優れた選手が育つ時

小さくとびきり優れた彼らが

道を譲るわけじゃないんだ

 

我々は求めない でも彼らには関係ない

確固たる実力で我々に【選ばせに】やってくる

 

第41巻 第363話「小さな巨人VS最強の囮」より
全日本男子代表チーム監督・雲雀田 吹(ひばりだ ふき)

 

春の高校バレー準々決勝・烏野高校vs鴎台高校にて。

3セット目中盤で、鴎台小さな巨人・星海のプレイを見つめる、

全日本男子代表チーム監督・雲雀田が大会関係者との会話の中で言った言葉。

 

更に「大きくて優秀な選手」と戦わなければいけない世界との戦いで、

「小さく優秀な選手」は求める対象ではないと言う雲雀田。

 

それでも星海は全日本ユースの合宿の代表候補選手として選ばれ、

日向は宮城県1年生選抜強化合宿に選ばれていないのに自ら乗り込みました。

 

「小さい」ことに限らず、自分に不利があろうとなかろうと、

「選ばざるを得ない」と思わせるくらいに自分が手にできる武器を全て磨き続ける。

これこそ、そのスポーツで代表選手に選ばれるために必要な、

目標を実現する継続の力であると感じます。

 

…君は 君こそは いつも万全で チャンスの最前列に居なさい(武田一鉄)

(C)古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS

 

―君が聞きたくない事を承知で 君に話します

今これ以上 君を試合に出すことはできません

 

―君は中学で試合ができなかった分

「試合ができる」という喜びを人一倍持っている

悔しさは一入(ひとしお)でしょう …だから

 

いいですか日向くん

この先絶対に こんな気持ちになるものかと刻みなさい

どうしようもない事は起こるでしょう

その度に注意深く刻みなさい

 

君は将来 金メダルを取ると言った

何個も取ると言った

 

そして君は今 “がむしゃら”だけでは越えられない壁が

あると知っている

その時必要になるのは 知識・理性そして思考

 

日向くん 【今この瞬間も】「バレーボール」だ

勝つことを考えて下さい

 

君の身体はこれから大きくなるでしょう

けれど

ネットという高い壁越しに行う競技で

190cmが「小柄」と言われるバレーボールの世界では

きっと君は これからもずっと「小さい」

 

他人よりチャンスが少ないと 真に心得なさい

そしてその少ないチャンス

ひとつも取り零す(こぼす)ことのないよう掴むんです

 

…君は 君こそは いつも万全でチャンスの最前列に居なさい

 

第41巻 第365話「終わりと始まり・2」より
烏野高校顧問・武田一鉄

 

春の高校バレー準々決勝・烏野高校vs鴎台高校にて。

3セット目中盤で、烏野顧問・武田先生が交代を拒否する日向にかけた言葉。

 

壮絶なラリーの中で、

日向がスパイクレシーブした直後にバックアタックを決め、

連続得点(ブレイク)をした矢先、

日向は突然コートに倒れ込みそうになってしまいます。

 

稲荷崎戦の夜からずっとハイテンションだった日向。

音駒戦の後もいつもなら飛びつく食事も食べず、

休まない、ずっとスイッチが入ったままの状態でしたが、

ついにそのスイッチが切れてしまったようです。

 

39度1分の高熱もあることが判明してしまい、

交代せざるを得ない日向ですが「怪我ではない」と交代を拒否します。

 

そんな日向に、武田先生は冷静に語りかけました。

試合ができる喜びを異常なまでに持っている日向に、

試合に出てはいけないと説得するには生半可な言葉では届かなかったでしょう。

 

これまでも日向に冷静、理性、論理性をもって説いてきた武田先生の

言葉だからこそ、日向は途中退場を受け入れました。

 

限られたチャンスを掴み続けるためには、

「がむしゃら」にテンション高く、パフォーマンスしながらも、

自分の体調をしっかりと把握・コントロールすること、

「体調管理」がどれほど大事かを実感させられる一幕でした。

 

 

ともだちを励ましに来た(孤爪研磨)

(C)古舘春一/集英社

 

ともだちを励ましに来た

 

第42巻 第366話「みつめる」より
音駒高校・孤爪研磨

 

春の高校バレー準々決勝・烏野高校vs鴎台高校にて。

退場した日向が病院へ行く準備をしている時に、

試合を観るタブレットを貸しに来た音駒セッター・孤爪研磨の言葉。

 

苦渋の決断でコートを去った日向は研磨の顔を見たことで、

少し気持ちが落ち着いた様子でした。

 

「しんどい時は友達の顔を見るだけで救われる」

特別なことを言わなくても、友達という存在自体が特別なものだと実感します。

 

あと 学年なら、関係無いんで。(菅原孝支)

(C)古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS

 

今のローテと点数なら山口だと思います

影山 前衛なら俺 上げて

影山攻撃参加アリですけど今 後衛だし

 

あと 学年なら、関係無いんで。

 

第42巻 第367話「俺たちの春が終わる」より
烏野高校・菅原孝支

 

春の高校バレー準々決勝・烏野高校vs鴎台高校にて。

3セット目中盤で、交代を迷う烏野・烏養コーチに、

烏野副主将・菅原が言った言葉。

 

日向に続き、ブロックの要である月島も足がつり、離脱してしまいます。

月島のポジションで言えば交代は1年の山口だが、

総合力と経験、何より最後かもしれない3年の菅原を出すか迷う

烏養コーチに菅原は状況を冷静に判断して、山口を推します。

 

正セッターを決める時にも、勝つために影山を推した菅原、

自分の出番よりも、勝つための最善の選択肢をこの極限状態でも考えられる、

チームの勝利を第一としてきた菅原の冷静かつ確固たる意志を感じます。

 

筋肉ならいっぱいつけてきた この先怖いもんなんか無いわ(北 信介)

(C)古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS

 

雑巾かけの一往復

ボール拾いの一本

スクワット無限回

その後の美味い飯で 俺らの身体はできとんのや

【筋肉】ならいっぱいつけてきた

この先怖いもんなんか無いわ

 

第42巻 第368話「なにもの」より
稲荷崎高校・北 信介

 

春の高校バレー準々決勝・烏野高校vs鴎台高校にて。

敗退してしまった烏野メンバーを見つめる稲荷崎・宮侑宮治に、

稲荷崎主将・北 信介が言った言葉。

 

勝負をしに来てる以上、結果が全てで、

勝てないのであれば「良い試合」も無価値かもしれないと言う北。

 

勝敗を決める試合自体は結果が全てかもしれません。

ただ、試合に臨むために積み重ねてきた努力や食べてきた食事によって、

身に付いた筋肉は「この先の人生の困難」を乗り切るために役立つ力

なることは間違いないでしょう。

 

今日 敗者の君たちよ 明日は何者になる?(雲雀田 吹)

(C)古舘春一/集英社

 

…ここに居る選手達の中に

誰一人として

“負け”を経験しない者など居ない

たとえこの大会の結果が優勝であったとしても

強者ほどより上の強者に打ちのめされる

挑む者だけに勝敗という導(しるべ)と

その莫大な経験値を得る権利がある

 

【今日】敗者の君たちよ

明日は何者になる?

 

第42巻 第368話「なにもの」より
全日本男子代表チーム監督・雲雀田 吹(ひばりだ ふき)

 

春の高校バレー準々決勝・烏野高校vs鴎台高校の試合終了後。

烏野以外にも全国三大エースの一人・佐久早聖臣(さくさきよおみ)

在籍する井闥山(いたちやま)学院高校も準々決勝で敗退してしまったのを見て、

全日本男子代表チーム監督・雲雀田が大会関係者に言った言葉。

 

勝敗を決めるスポーツにおいて、

「本当に一度も負けたことがない」選手やチームなどいないでしょう。

ある大会で優勝したチームが、次の大きな大会で1回戦で負ける

ということは十分に起き得ることです。

 

そんな誰にでも訪れる「負け」だからこそ、敗北からどれだけ多くを学び、

自分の糧とし、次のステージに進むための経験値にできるか。

今日の負けを明日の勝ちに繋げられるかは自分の捉え方次第ではないでしょうか?

 

…俺はこのチームでもっと上へ行きたかったです(影山飛雄)

(C)古舘春一/集英社

 

…俺は

この烏野(チーム)で

もっと上へ行きたかったです

 

第42巻 第369話「飯と筋肉」より
烏野高校・影山飛雄

 

春の高校バレー準々決勝・烏野高校vs鴎台高校にて。

試合終了後のミーティングで、烏野メンバーに向けて影山が言った言葉。

 

これまでの大会を「ここは通過点」と常にその先を見据えていた影山、

時に王様のような言動や振る舞いで自分の力を誇示していた影山、

そんな彼がスポーツ漫画でよく聞く定番の言葉を発しました。

 

そもそも影山は県内一の強豪・白鳥沢学園の試験に落ちて、

烏野高校に入学しました。

常に上を見据えていた影山なので、

入学当初は「上に行くための場所はどこでもいい」と思っていたかもしれません。

 

でも、わずか1年ではありますが、様々な経験を経て精神的に成長した影山は

口には出さないですが感謝のようなものを烏野メンバーに抱いており、

だからこそ「この烏野というチームで」上に行きたかったのでしょう。

 

どんな言葉でも、「誰が」言うかで伝わる意義は変わっていくものです。

 

君たちの何も ここで終わらない これからも 何だってできる!!!(武田一鉄)

(C)古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS

 

僕はただ 君たちを誇りに思います…!

負けは今の力の認識であっても

弱さの証明ではない

 

君たちの何も ここで終わらない

これからも 何だってできる!!!

 

第42巻 第369話「飯と筋肉」より
烏野高校顧問・武田一鉄

 

春の高校バレー準々決勝・烏野高校vs鴎台高校にて。

試合終了後のミーティングで、烏野主将・澤村が、

武田先生が監督だったことが自分たちの最大の幸運だと伝えたのを受けて、

烏野顧問・武田先生が言った言葉。

 

インターハイ予選で青葉城西に敗北した時日向影山

似た言葉を発した武田先生。

 

負けたから弱いのではなく、負けたままで何もしないことこそが弱さ。

生徒には無限大の可能性があると熱く語る武田先生に思わず胸が熱くなります。

 

強い身体に強い心がついてくる 限界を超えるんじゃなく限界値を上げてこう(烏養繋心)

(C)古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS

 

…お前に気合いや気持ちが

足りなかったとかそういう事じゃない

心(メンタル)と身体(フィジカル)は別個のものじゃなく

強い身体に強い心がついてくる

 

限界を超えるんじゃなく 限界値を上げてこう

大丈夫だ お前はもう知ってる 飯の大事さを

しっかり“筋肉”つけてこうや

 

第42巻 第369話「飯と筋肉」より
烏野高校コーチ・烏養繋心(うかい けいしん)

 

春の高校バレー準々決勝・烏野高校vs鴎台高校にて。

宿舎で寝込む日向に、夕飯をもってきた烏野・烏養コーチが言った言葉。

 

今回、日向が高熱を出してしまった要因としては、

試合へのテンションがONになったままで、知らず知らず神経を消耗していた部分

大きかったのではないでしょうか?

 

快心のレシーブを成功させてバレーボールにもう一段のめり込んだ稲荷崎戦、

ずっと公式戦で戦いたかったライバル・孤爪研磨のいる音駒戦、

試合への異常な飢えがある日向にとっては、

そんな胸躍った2戦を終えて、スイッチをオフにするというのは現時点では難しかったでしょう。

 

そして、ハイテンションのままに無茶な攻撃を繰り出し続けた、

肉体的な疲労からもこれ以上動いてはいけないというSOSとして、

高熱に繋がってしまったように思います。

 

日向に必要なのは、がむしゃらな気合いと気持ちは持ったまま、

その上で、きちんとしたメンタルコントロールを学び、

無茶な動きをスムーズに遂行するための強靭なフィジカルを鍛えていくこと。

 

「心・技・体」をバランスよく鍛えることは、

より上のステージを目指すために絶対に必要なことでしょう。

 

 

まとめ(アニメ続編劇場版の告知映像もあります)

ハイキュー!!の【考えさせられる名言】をピックアップし、

【自己啓発となりそうな部分】を中心にまとめてみました。

 

今回は、春の高校バレー準々決勝・烏野高校vs鴎台高校戦を

メインにピックアップしました。

 

「負けたことがあるというのが、いつか大きな財産になる」

という名言が、大人気バスケットボール漫画「スラムダンク」にありましたが、

この敗北を経て、日向が得た財産は物凄く大きなものとなるでしょう。

 

考えさせられる台詞が多い以外にも、ハイキュー!!には、

 

◎本格的なバレーボールのプレイ描写

◎魅力的・個性的なキャラクター

◎共感出来る「部活あるある」の数々

◎カッコいい台詞回し名言

 

上記の要素も沢山あって、非常に面白い漫画です!

 

すでに連載は終了している作品ですが、

2022年9月2日(金)に『ハイキュー!!』10周年を祝う記念本、

『ハイキュー!! 10thクロニクル』が発売予定です。

https://www.shonenjump.com/j/2022/03/07/220307_hq001.html

 

 

スポーツ漫画としても、自己啓発を促す漫画としても、

非常に面白い漫画「ハイキュー!!」を是非とも読んでみてください!!


 

2022年8月13日に「ハイキュー!! FINAL」と銘打ったアニメ続編劇場版二部作

制作が決定されたことが発表され、解禁映像がYouTubeにあがりました!

個人的には音駒戦、鴎台戦、ビーチバレー修行編、Vリーグ編を

収めるには二部作ではなく、三部作が良かったのですが、

アニメのハイキュー!!の完結を観れるだけでありがたい限りです。

 

\月額500円で「ハイキュー!!」含む800作品以上のアニメ観放題!/

 

\最大20泊21日!近くで「ハイキュー!!」が読めない方はご自宅で!/

 

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