名言(試合・エピソード別)

"強さとは実に多彩"烏野vs白鳥沢より名言21選「ハイキュー!!」名言集⑥(17~21巻)

はい、宜しくお願いいたします!

25年以上、40歳を超えても週刊少年ジャンプを全作品チェックし続ける、しょうぐんでございます。

漫画には自分の思考に影響を与えたり、学びになったり、気づきを与える、素晴らしい名言が無数に存在しますよね!

 

今回はバレーボール漫画として大人気の「ハイキュー!!」の名言を取り上げていきます!

皆様の思考、行動に影響を与えるような名言が一つでも多く見つかれば幸いです。

 

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読む前にご確認ください

  • 名言の抽出範囲は、単行本17~21巻(アニメ第3期で映像化された原作部分)となります。
  • 春高代表決定戦・烏野高校vs白鳥沢学園高校からの名言がメインとなります。
  • 名言を取り上げていく都合上、物語のネタバレが含まれることはご了承ください。

 

目次

「ハイキュー!!」とはどんな漫画?

「ハイキュー!!」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて2012年12号から2020年33・34合併号まで連載されていた漫画で、作者は古舘春一先生です。

 

【ハイキュー!!単行本よりあらすじ引用】

 

小学校の時に見た“小さな巨人”に憧れて、バレーボールを始めた日向翔陽。

中学最初で最後の公式戦で惨敗した相手・影山飛雄にリベンジを誓い、烏野高校バレー部に入るが、なんとそこには影山の姿が!?

初めは反目しあうも、日向の抜群の運動能力と影山の正確なトスから生まれる“変人速攻”は烏野の武器になる。

 

高校バレーボールを題材にしたスポーツ漫画で、タイトルは、バレーボールを意味する熟語「排球」(はいきゅう)が由来。

本作品の主な舞台は宮城県となっていて、仙台駅や仙台市体育館など宮城の地名・建物が登場しています。

作中にて開催される各大会についても、

■全日本中学校バレーボール選手権大会

■全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)

■全国高等学校総合体育大会(インターハイ)

など実在の大会が描かれています。

 

バレーボールのプレイ描写には漫画的な誇張もありますが、基本的に現実の試合で使われるプレイが描かれています。

古舘先生自身、中学・高校時代がバレーボール部で、連載前からバレーボールを題材にした作品を描きたい目標があったからこそ描けるリアルで迫力ある描写が非常にカッコいいです。

 

テレビアニメは第4期まで制作、アニメ第1期の総集編は劇場で上映され、韓国・台湾・タイ・フィリピン・スペイン・イタリアなど、世界各国で人気が高い日本アニメの1つに数えられます。

更に、ハイパープロジェクションマッピングという新たな演劇の形で舞台化もされています。

また、アニメ第2期の放送と第1期総集編上映記念に、「ハイキュー!! セカンドシーズン」製作委員会の名義で8月19日を「ハ(8) イ(1) キュー!!(9) の日」として日本記念日協会に申請し、正式に記念日として登録されました。

 

シリーズの累計発行部数が本編最終45巻発売時点で5000万部を突破し、本作の影響で中学・高校のバレーボール部員が、男子を中心に増加するほどの影響力を持っています。

 

「ハイキュー!!」はこんな方々にオススメ!

「ハイキュー!!」は以下のような漫画が好きな方々に、オススメ出来る作品です。

こんな方にハイキュー!!はオススメ!

  • 本格的なスポーツ漫画が好き
  • 魅力的なキャラクターが多い漫画が好き
  • 「部活あるある」が描かれている漫画が好き
  • 名言が多い漫画が好き

 

バレーボールの戦略・技術を知ることが出来る本格的なスポーツ漫画であり、女性からも人気のある魅力的な登場人物も数多くいます。

また、

「天才と比較して能力が平凡な選手」

「部活にのめり込む側ではない選手」

といった、いわゆるトップを目指す側の選手ではない、普通側の選手が抱く劣等感や葛藤も表現されていて、「部活動あるある」に共感を覚える人も多いでしょう。

そして何よりも非常に名言が多いです。カッコいい名言、考えさせられる名言、前向きになれる名言、学びになる名言など、名言のオンパレードです。

名言が多い傾向のあるスポーツ漫画の中でも、特に名言が多い漫画だと感じます!

 

春高代表決定戦・烏野vs白鳥沢より名言21選「ハイキュー!!」名言集⑥(17~21巻)

 

(アニメ第3期・オープニングテーマ「ヒカリアレ」by BURNOUT SYNDROMES)


 

ー3本下さい 必ず慣れてみせる(西谷夕)

(C)古舘春一/集英社

―3本下さい 必ず慣れてみせる

 

第17巻 第152話「“左”の脅威」より
烏野高校・西谷夕(にしのや ゆう)

 

春の高校バレー宮城県代表決定戦本選、決勝・白鳥沢学園戦にて。

第1セット序盤で、白鳥沢エース・牛島の1本目のスパイクが決まった時、烏野リベロ・西谷が主将・澤村とエース・東峰に言った言葉。

 

県内トップクラスのスパイクの威力と、あまり対戦することのない左利きという、2つの脅威を持ち合わせる牛島。

烏野ナンバーワンの守備力を誇る西谷が、まずその脅威に慣れなければ勝負になりません。

 

そして宣言通り、牛島のスパイクを3回目でレシーブ出来た西谷。

「烏野に俺有り」と自らハードルを上げながら、有言実行する西谷のメンタルの強さと技術力の高さが伺えます。

 

 

ミラクルでスーパーなプレーはチームを救いますが それは理性も同じです(武田一鉄)

(C)古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS

―攻撃を防ぐためにブロックは進化し

ブロックを破るために攻撃もまた進化する

バックアタック・攻撃の高速化・コンビネーションと

攻撃は多様化され

するとブロックも跳び方やその配置を変化させ

攻撃を打ち破る

「ここが頂点」と思った場所から

さらに上 さらに上へと開拓してきた

 

きっと不屈の闘志とど根性の下

“理性”で開拓してきたんだ

ミラクルでスーパーなプレーはチームを救いますが

それは理性も同じです

 

第18巻 第157話「理性と力」より
烏野高校バレー部顧問・武田一鉄(たけだ いってつ)

 

春の高校バレー宮城県代表決定戦本選最終日、決勝・白鳥沢学園戦にて。

第2セット中盤で、烏野顧問・武田先生が、烏養コーチに伝えた言葉。

 

第2セットは白鳥沢エース・牛島に加え、読みと直感を重視する「ゲス・ブロック(GUESS  BLOCK)」の使い手・天童のミラクルプレーが炸裂します。

牛島や天童という個の才能や圧倒的な力で捻じ伏せてくる相手に対し、武田先生が期待するのは「烏野の理性」と位置付ける月島。

 

才能をベースにした「ミラクルなプレー」も、考え続ける理性による「攻撃と防御方法の進化」もチームを救うのは一緒です。

圧倒的な個や才能に対しては、真っ向勝負ではなく、考え抜く理性をもって別の方法で対抗していくことが活路となるでしょう。

 

高いトスひとつあれば それでいい(牛島若利)

(C)古舘春一/集英社

高いトスひとつあれば それでいい

 

第18巻 第158話「助太刀」より
白鳥沢学園・牛島若利(うしじま わかとし)

 

春の高校バレー宮城県代表決定戦本選最終日、決勝・白鳥沢学園戦にて。

第2セット中盤で、烏野ピンチサーバー・山口のサーブによりトスが乱れるも、問題なくスパイクを決めた白鳥沢エース・牛島の独白。

 

白鳥沢・鷲匠(わしじょう)監督のバレーボールのスタイルは、「良い素材」を良い形で磨く、個の強さを追求するという効率的かつシンプルなもの。

その中でも牛島は特筆すべき個の強さを兼ね備えていて、乱れたトスでも圧倒的な力で得点にしてしまいます。

 

圧倒的な個の力を膨大な練習量で磨いてきたからこそ、高いトスであれば問題ないと言い切れる牛島の驕りではない絶対的な自信が感じ取れます。

 

ただ「長くてしんどいな」とだけ思って戦うなんて もったいねえだろ(烏養繋心)

(C)古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS

しつこく言うが

直接点になってないプレーも後々効いて来る

せっかくの5セットマッチだ

ただ「長くてしんどいな」とだけ思って戦うなんて

もったいねえだろ

 

第18巻 第159話「一環」より
烏野高校・烏養繋心(うかい けいしん)

 

春の高校バレー宮城県代表決定戦本選最終日、決勝・白鳥沢学園戦にて。

第2セット後半に入り、烏野が2回目のタイムアウトを取った際に、烏野・烏養コーチが選手達にかけた言葉。

 

白鳥沢エース・牛島の3枚ブロックを突き破るスパイクや、天童の読みと直感を重視した「ゲス(GUESS)・ブロック」は派手で盛り上がるプレーです。

こうしたプレーは、相手チームにはプレッシャーとなり、焦りにも繋がりかねません。

 

現在の烏野メンバーにとって、決勝の5セットマッチは未知の世界です。

その中でも、ブロックでのボールのワンタッチなど、「次のプレーに繋がるプレー」がポイントになると烏養は伝えます。

 

5セットマッチという長丁場だからこそ、相手の派手なプレーに決して焦らず、地道に「繋ぐ」プレーを積み重ねる辛抱強さが重要になるのでしょう。

 

ー長い  アウト  いやこれは 希望的観測が外れるパターン(澤村大地)

(C)古舘春一/集英社

―長い アウト いやこれは

希望的観測が外れるパターン

 

第18巻 第161話「刺激」より
烏野高校・澤村大地(さわむら だいち)

 

春の高校バレー宮城県代表決定戦本選最終日、決勝・白鳥沢学園戦にて。

第2セット終盤、白鳥沢エース・牛島のサーブをレシーブするか否かを判断する烏野主将・澤村の独白。

 

「これは多分アウトになる」くらいの微妙なラインであれば、レシーブする方がリスクは少なくて済むでしょう。

青葉城西セッター・及川のサーブをはじめ、強烈なサーブを何本も止めてきた澤村だからこその経験に基づく一瞬の判断力の高さが伺い知れます。

 

100点に繋がる75点が リード・ブロック(月島蛍)

(C)古舘春一/集英社

相手セッターに

ブロックを欺いてやったという快感も

達成感も与えてはならない

執拗に 執念深く 且つ敏捷に

絶対に 【タダでは通さない】

 

100点に繋がる75点が リード・ブロック

 

第18巻 第162話「幾望」より
烏野高校・月島蛍(つきしま けい)

 

春の高校バレー宮城県代表決定戦本選最終日、決勝・白鳥沢学園戦にて。

第2セット終盤でデュース(2点差をつけなければ勝利出来ない)になり、点の取り合いが続いている中での烏野ブロックの要・月島の独白。

 

白鳥沢・天童の120点を狙う派手なブロックが月島の頭をよぎりますが、月島はトスがどこに上がるかを見てから跳ぶ、連携重視の「リード・ブロック」を継続します。

これは白鳥沢エース・牛島を止めるため、牛島へボールをトスする白鳥沢セッター・白布にストレスを与え続け、乱れたトスを誘発させるためでした。

烏野顧問・武田先生が期待する「理性」を駆使して、烏養コーチが期待する「直接点に繋がらないプレー」を黙々と遂行する月島の冷静さ・遂行力・仕事人ぶりが感じ取れます。

 

ちなみにこの名言が出た162話のサブタイトル「幾望」「きぼう」と読みます。

「希望」の誤植ではないかと一見思うのですが、【《幾(ほとん)ど満月に近い意》陰暦14日の夜。また、その夜の月。】という意味の単語です。

 

「満月」が月島がバレーボールに完全にハマる瞬間とすると、「幾望」はその瞬間に向けて進んでいる段階だと解釈できます。

100点(満月)に繋がる75点(幾望)を積み重ね、バレーボールに少しずつハマっている月島の心境の変化が分かる晴らしいサブタイトルでした。

 

 

ほんの僅か いらだちと焦りを含んだ綻びを まってたよ(月島蛍)

(C)古舘春一/集英社

ほんの僅か

いらだちと焦りを含んだ綻びを

まってたよ

 

第19巻 第163話「月の輪」より
烏野高校・月島蛍(つきしま けい)

 

春の高校バレー宮城県代表決定戦本選最終日、決勝・白鳥沢学園戦にて。

第2セット終盤で白鳥沢セッター・白布のトスが、少しだけ乱れた際の烏野ブロックの要・月島の独白。

 

白鳥沢エース・牛島の攻撃を止めるために、月島がブロックでワンタッチを繰り返すことで、セッターの白布にストレスが蓄積され、

烏野がマッチポイントの状況で、ついに少しだけ白布のトスが乱れました。

 

そして乱れたトスにより、コースを絞らされた牛島のスパイクを

月島はブロックで、ワンタッチではなくシャットアウトすることが出来ました。

 

ジンジンとする自分の掌を見つめながら、月島は心の中でこうつぶやきます。

ーたかがブロック一本

たかが25点中の1点

たかが部活

 

月島が「たかが」と括っていたものは、

積み重ねたモノが実を結び、結果となったことで、

月島がバレーボールにハマる瞬間へと変化しました。

 

この月島が牛島をブロックするまでの一連のエピソードは

ハイキューの中でもベストエピソードと言っても過言ではないでしょう。

 

 

誰よりも 目立たないセッターに 俺は成る(白布賢二郎)

誰よりも

目立たないセッターに

俺は成る

 

第19巻 第165話「一貫」より
白鳥沢学園・白布賢二郎

 

春の高校バレー宮城県代表決定戦本選最終日、決勝・白鳥沢学園戦にて。

第3セットを決める白鳥沢エース・牛島のスパイクが決まった時の、

白鳥沢セッター・白布の独白。

 

中学時代に牛島の圧倒的な高さとパワーを目の当たりにした白布は、

白鳥沢学園への進学を決意しました。

 

白布は中学時代は強気で自分の力をアピールするセッターでしたが、

白鳥沢学園では「全国トップクラスの大エースを最高のかたちで立てること」を

自分の仕事と割り切っています。

 

第2セットで、烏野ブロックの要・月島の再三のブロックによるワンタッチから、

苛立ちが募った白布はほんの少しだけ乱れたトスをしてしまいました。

 

しかし、この第3セットでは冷静さを取り戻し、

白布にとって、「一番カッコいいバレー」の象徴である

大エース・牛島が存分にスパイクを決めさせるため、

黒子役としてのトスに徹して、第3セットを危なげなく取り返しました。

 

奴と対等なのは唯一 俺 その俺が何遍も負けてらんねえんだよ!!!(西谷夕)

奴(ウシワカ)と対等なのは

唯一 俺

その俺が何遍も負けてらんねえんだよ!!!

 

第19巻 第166話「守護神と月明かり」より
烏野高校・西谷夕

 

春の高校バレー宮城県代表決定戦本選最終日、決勝・白鳥沢学園戦にて。

第4セット序盤で、白鳥沢エース・牛島のスパイクをレシーブした際の、

烏野リベロ・西谷の言葉。

 

リベロはルールとしてブロックに飛ぶことが出来ないので、

西谷が対峙するのは、牛島のスパイクという身長とは関係ないことだからこそ、

「自分が拾えると思ったのにもう一歩で拾えていない」

一本ごとに相当の悔しさを抱いています。

 

一方で牛島のスパイクに西谷が適応していることを察した

烏野ブロックの要・月島によって、

ブロックの跳ぶ位置から牛島のスパイクコースを誘導することで、

西谷は見事にスパイクをレシーブ出来ました。

 

烏野vs白鳥沢の大きなポイントの一つは、

牛島のスパイクを如何に拾えるか、

その役割を大きく担っている西谷のリベロとしての

「どんなスパイクでもレシーブしてやる」というプライドが感じ取れます。

 

奇跡じゃない一本を創れ!!!(烏養繋心)

(C)古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS

 

―たかが一歩

されど一歩だ!!!

 

吹っ飛ばされた まだ生きている球

反応の速い日向・田中【だったから拾えた】で終わるな

奇跡(ミラクル)じゃない一本を創れ!!!

 

第19巻 第168話「NOTミラクル」より
烏野高校・烏養繋心

 

春の高校バレー宮城県代表決定戦本選最終日、決勝・白鳥沢学園戦にて。

第4セット序盤で、白鳥沢エース・牛島のスパイクでブロックがブチ抜かれ、

アウトしそうなボールを烏野エース・東峰が拾った際の烏養コーチの独白。

 

牛島のスパイクをブロック出来たものの、

烏野リベロ・西谷がレシーブ出来ないほどにボールが吹っ飛んだ時のために、

後ろに陣取っている守備の位置を「一歩下げる」という作戦を指示した烏養コーチ。

 

個人の能力だけに依存しない、

奇跡ではない誰でも再現可能な守備を成功させるためには、

こうしたポジショニングや守備の「システムという仕組み」が大事になるのでしょう。

 

 

…俺が何かに絶望するとしたら バレーができなくなった時だけだ(影山飛雄)

(C)古舘春一/集英社

 

…俺が何かに絶望するとしたら

バレーができなくなった時だけだ

 

第20巻 第172話「スタミナ勝負」より
烏野高校・影山飛雄

 

春の高校バレー宮城県代表決定戦本選最終日、決勝・白鳥沢学園戦にて。

第4セット終盤で、白鳥沢・天童に「絶望のデュースだね」と

煽られた時に影山が返した言葉。

 

烏野にとって未知の領域の5セットマッチ、

しかもその相手は全国常連チームの白鳥沢学園。

そのプレッシャーは強心臓の影山にも影響し、スタミナが切れかかってしまいました。

 

しかし、影山にとっては目の前の試合の困難さよりも、

バレーボール自体が出来なくなることこそ絶望だと言い放ちます。

 

自分が好きなことが出来なくなることに比べれば、

自分の好きなことを続けることで直面する困難は絶望にも入らないのでしょう。


 

俺の武器は「堅実さ」 でも 俺にも新しい事ができる…!!(菅原孝支)

(C)古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS

 

俺の武器は「堅実さ」

でも俺にも新しい事ができる…!!

 

第20巻 第175話「常に新しく」より
烏野高校・菅原孝支

 

春の高校バレー宮城県代表決定戦本選最終日、決勝・白鳥沢学園戦にて。

第5セット序盤で影山と交代で入った烏野副主将・菅原が、

烏野リベロ・西谷からのトスでスパイクを決めた時の独白。

 

「うちの連中はちゃんと強い」と豪語する菅原ですが、

そこで自身も止まらずにステップアップを目指し、

セッターながらもスパイクの練習をしていました。

(セッターがスパイクを打ってはいけないルールはありませんが、

スパイクに繋がるトスをあげるポジションなので頻度は少ないです)

 

白鳥沢学園という超強豪校相手に、しかも途中出場で新しいことを

やるというのは堅実さが武器の菅原のスタイルではないかもしれません。

 

周りのチームメイトが新しいことに挑戦することに触発され、

自分の可能性はここで終わりではないと模索し続ける、

堅実さを持ちつつ、新しいチャレンジをする菅原の成長への意欲を感じます。

 

月島があんな顔するようになってたなんてなあ ここで根性見せずにいつ見せんだよ(澤村大地)

月島があんな顔するように

なってたなんてなあ

 

ここで根性見せずに いつ見せんだよ

 

第20巻 第178話「こだわり」より
烏野高校・澤村大地

 

春の高校バレー宮城県代表決定戦本選最終日、決勝・白鳥沢学園戦にて。

第5セット序盤で、治療のため交代した烏野ブロックの要・月島

に対する烏野主将・澤村の独白。

 

第2セットで白鳥沢エース・牛島のスパイクをブロックして以降、

烏野のブロックの司令塔として急速に成長している月島でしたが、

第5セット途中で牛島のスパイクで小指の付け根から出血してしまい、

治療のため一時交代となりました。

 

これまでに見せたことがなかった悔しそうな表情を浮かべた月島に、

澤村は月島の人間的な成長を感じたのでしょう。

そんな月島のために「ここで負けるわけにはいかない」と

更なる奮起を決意する、澤村の主将としての意地や漢気が感じ取れます。

 

鼻血が出たら ベンチ下げられるから(日向翔陽)

鼻血が出たら

ベンチ 下げられるから

 

第20巻 第179話「嫌な男」より
烏野高校・日向翔陽

 

春の高校バレー宮城県代表決定戦本選最終日、決勝・白鳥沢学園戦にて。

第5セット中盤で、日向が顔面レシーブをした時に先輩達に言った言葉。

 

「ずっと試合に出続けたい」日向にとっては、

鼻血などの出血による不本意な交代は一番避けたいところなのでしょう。

だからといって鼻ではなく【あえて】頬で受けようとするのは、

普通の人ではなかなか浮かばない選択肢です。

 

日向の異常なまでの試合に出たいという「飢え」を感じてか、

白鳥沢エース・牛島は日向を「何か嫌な存在」とし、

明確に叩き潰したいと決意します。

 

日向の異常なまでの「試合への飢え」

敵味方関係なく戦慄させ、意識せざるを得ないほどの影響力があるのでしょう。

 

「俺にトスは上がるのか」そんな事考えない(菅原孝支)

「俺にトスは上がるのか」

そんな事考えない

「俺が打つのだ」

そう思って突っ込む事が

どれだけ相手ブロックを惑わすのか

毎日 日向(コイツ)を見てるからわかる

 

第20巻 第180話「こだわり・2」より
烏野高校・菅原孝支

 

春の高校バレー宮城県代表決定戦本選最終日、決勝・白鳥沢学園戦にて。

第5セット中盤で、全員攻撃で烏野元気坊主・田中がスパイクを

決めた時の烏野副主将・菅原の独白。

 

烏野は攻撃に入れる選手は基本は全員攻撃に入るスタイルなので、

打たない選手は必然的に囮となります。

トスがあがるのは最終的に一人なので、どうしても自分にあがらない可能性が

頭をよぎってしまうかもしれません。

 

ただ、「本当に打つ」という意志を表明してこそ効果がある囮、

その効果を証明し続けている「最強の囮」である日向が側にいることで、

周りの選手にも同じ意識が根付いて相乗効果を生み出しているのが分かります。

 

 

どうした五色 お前のその実力で何を焦る必要があるんだ(牛島若利)

どうした五色

お前のその実力で何を焦る必要があるんだ

 

第21巻 第182話「おくることば」より
白鳥沢学園・牛島若利

 

春の高校バレー宮城県代表決定戦本選最終日、決勝・白鳥沢学園戦にて。

第5セット終盤で、烏野ピンチサーバー・山口のサーブに対して、

ミスをして動揺する白鳥沢1年レギュラー・五色(ごしき)に、

白鳥沢エース・牛島が言った言葉。

 

牛島という大エースから、新しいエースと期待されている五色に対して、

「お前の高い実力で焦る必要などない」とシンプルに事実だけを伝えることで、

五色は落ち着きを取り戻すことが出来ました。

 

牛島のような絶対的な実力を持つ人間からの、

含みや他意のないシンプルな言葉は、

言い回しを工夫する言葉よりも、相手にスッと伝わるのでしょう。

 

下を向くんじゃねえええええ!!!バレーは!!!常に上を向くスポーツだ(烏養繋心)

下を 向くんじゃ

ねえええええ!!!

バレーは!!!

常に上を向くスポーツだ

 

第21巻 第183話「欲しがった男」より
烏野高校コーチ・烏養繋心

 

春の高校バレー宮城県代表決定戦本選最終日、決勝・白鳥沢学園戦にて。

第5セット終盤で、白鳥沢がマッチポイントを迎え、

烏野メンバーの雰囲気が重くなりかけた時に烏野・烏養コーチが叫んだ言葉。

 

バレーボールは空中にボールがあることが多い球技なので、

必然的に上を向かなければプレイが出来ないことが多いでしょう。

 

気持ちが落ちて下を向いてしまうことは、

上を向くことを諦めてしまうことにも繋がりかねません。

 

バレーボールの特性を加味した、選手の奮起を促す烏養コーチの名言です。

 

 

馬鹿じゃないの こんなの日向じゃあるまいし 最後まで戦ってみたいなんて(月島蛍)

―馬鹿じゃないの

こんなの 日向じゃあるまいし

最後まで戦ってみたいなんて

 

第21巻 第184話「はじめての感情」より
烏野高校・月島蛍

 

春の高校バレー宮城県代表決定戦本選最終日、決勝・白鳥沢学園戦にて。

第5セット終盤で、デュースを繰り返す中で、

指の付け根の治療を終えた烏野ブロックの要・月島が戻り、

白鳥沢エース・牛島のスパイクをワンタッチした時の月島の独白。

 

この白鳥沢戦で、終始牛島のスパイクに向き合い続け、

バレーボールにハマる瞬間も体感した月島。

 

闘争心や、悔しさという、月島自身ほとんど味わったことが、

無かったであろう多くの感情をこの試合で経験したことでしょう。

 

バレーボールにのめり込む日向を冷ややかに見ていた月島。

ですが、最後まで戦い続けたいと【思ってしまった】月島には、

好きなことだから向き合い続ける意志が備わり始め、

精神的に大きな成長を遂げていることが感じ取れます。

 

最後までコンセプトは変わらない 殴り合いを制す(澤村大地)

バレーが一対一の競技なら

俺達は白鳥沢に勝てない

体は小さいし 個々の攻撃力も劣る

でもコートには6人いる

俺達が勝つのは 奇跡が起こるからじゃない

最後までコンセプトは変わらない

殴り合いを制す

 

第21巻 第185話「頑張れ俺の太腿」より
烏野高校・澤村大地

 

春の高校バレー宮城県代表決定戦本選最終日、決勝・白鳥沢学園戦にて。

第5セット終盤で、白鳥沢が取った最後のタイムアウトが終わる際に、

烏野主将・澤村が烏野メンバー全員にかけた言葉。

 

烏野は新しい攻撃、無茶な攻撃と、常に攻撃のアップデートをしながら、

白鳥沢学園に食らいついてきました。

 

烏野の攻撃で一番効果のある、多くの選手が囮になって攻撃を仕掛ける、

「同時多発位置差(シンクロ)攻撃」はとてつもなく体力を消耗します。

 

疲労で限界が近づいている選手も多い中で、

「数の有利で戦う」という攻撃のコンセプトを最後まで継続することを

チーム全体に今一度浸透させる澤村。

試合の最後にかける主将の言葉として、これ以上奮起を促すものはないでしょう。

 

太ももがはち切れようとも 空中戦は頼みます(西谷夕)

烏野には俺有りっスから!

 

でも俺にもできない事がある

だから無理を承知で言います

 

太ももがはち切れようとも

空中戦は頼みます

 

第21巻 第187話「昼の月」より
烏野高校・西谷夕

 

春の高校バレー宮城県代表決定戦本選最終日、決勝・白鳥沢学園戦にて。

第5セット終盤で、烏野リベロ・西谷がミラクルなレシーブをして、

何とか再度烏野にマッチポイントを引き寄せた際に、

西谷が烏野メンバーに言った言葉。

 

烏野ブロックの要・月島がブロックで白鳥沢の攻撃と向き合い続けたのに対し、

西谷はリベロとしてレシーブで白鳥沢の攻撃と向き合ってきました。

 

西谷は終始一貫して「烏野に俺有り」と自らを鼓舞し、

レシーブで何度も烏野のピンチを救ってきました。

 

自分の役割をきちんと全うしている人間からの鼓舞は、

疲弊しきった身体を「もう少し頑張るか」と奮い立たせる原動力に繋がるでしょう。

 

だからこそ今 多彩な攻撃や守備が生まれている “強さ”とは 実に多彩(烏養一繋)

バレーボールは“高さ”の球技

大きい者が強いのは明確

“個”を極めるのも強さ

新しい戦い方を探すのも強さ

だからこそ今 多彩な攻撃や守備が生まれている

 

“強さ”とは 実に多彩

 

―名将アリー・セリンジャー監督が言った

「未来に発展も変革も

無いと信じる理由は無いのである」

 

第21巻 第188話「コンセプトの戦い」より
烏野高校 前監督・烏養一繋(いっけい)

 

春の高校バレー宮城県代表決定戦本選最終日、決勝・白鳥沢学園戦にて。

第5セットを決める、最後のスパイクを日向が決めた時の、

烏野 前監督・烏養一繋の独白。

 

絶対的なエースを軸に個を鍛え勝負する「古く堅実な白鳥沢」

新しい戦い方を探し、斬新な攻撃を仕掛け続ける「新しく無茶な烏野」

コンセプトは違えど、どちらも「強さ」であることは共通しています。

 

しかし、そんな「コンセプトの戦い」を今回制したのは、

自分達のスタイルをこれと決めずに、発展と変革を実現してきた烏野高校でした。

 

 

 

まとめ(アニメ続編劇場版の告知映像もあります)

ハイキュー!!の【考えさせられる名言】をピックアップし、

【自己啓発となりそうな部分】を中心にまとめてみました。

 

今回は、春の高校バレー宮城県代表決定戦本選最終日、

決勝・白鳥沢学園戦をメインにしてみました。

 

作中で5セットマッチの試合は数試合しか無い上に、

フルセットまでもつれたのはこの試合だけです。

 

見どころがあり過ぎて、個人的には全てのスポーツ漫画の中でも

トップ10に入るくらいの、ベストゲームだと思っています。

 

 

考えさせられる台詞が多い以外にも、ハイキュー!!には、

 

◎本格的なバレーボールのプレイ描写

◎魅力的・個性的なキャラクター

◎共感出来る「部活あるある」の数々

◎カッコいい台詞回し名言

 

上記の要素も沢山あって、非常に面白い漫画です!

 

すでに連載は終了している作品ですが、

2022年9月2日(金)に『ハイキュー!!』10周年を祝う記念本、

『ハイキュー!! 10thクロニクル』が発売予定です。

https://www.shonenjump.com/j/2022/03/07/220307_hq001.html

 

 

スポーツ漫画としても、自己啓発を促す漫画としても、

非常に面白い漫画「ハイキュー!!」を是非とも読んでみてください!!


 

2022年8月13日に「ハイキュー!! FINAL」と銘打ったアニメ続編劇場版二部作

制作が決定されたことが発表され、解禁映像がYouTubeにあがりました!

個人的には音駒戦、鴎台戦、ビーチバレー修行編、Vリーグ編を

収めるには二部作ではなく、三部作が良かったのですが、

アニメのハイキュー!!の完結を観れるだけでありがたい限りです。

 

\月額500円で「ハイキュー!!」含む800作品以上のアニメ観放題!/

 

\最大20泊21日!近くで「ハイキュー!!」が読めない方はご自宅で!/

 

要チェック漫画「ハイキュー!!」名言集①【1~5巻より20選】

はい、宜しくお願いいたします! 25年以上、40歳を超えても週刊少年ジャンプを全作品チェックし続ける、しょうぐんでございます。 漫画には自分の思考に影響を与えたり、学びになったり、気づきを与える、素晴 ...

要チェック漫画「ハイキュー!!」名言集②【6~8巻より17選】

はい、宜しくお願いいたします! 25年以上、40歳を超えても週刊少年ジャンプを全作品チェックし続ける、しょうぐんでございます。 漫画には自分の思考に影響を与えたり、学びになったり、気づきを与える、素晴 ...

要チェック漫画「ハイキュー!!」名言集③【9~11巻より24選】

はい、宜しくお願いいたします! 25年以上、40歳を超えても週刊少年ジャンプを全作品チェックし続ける、しょうぐんでございます。 漫画には自分の思考に影響を与えたり、学びになったり、気づきを与える、素晴 ...

要チェック漫画「ハイキュー!!」名言集④【12~14巻より15選】

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要チェック春高代表決定戦・烏野vs青葉城西より名言14選「ハイキュー!!」名言集⑤(15~17巻)

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要チェック春高代表決定戦・音駒vs梟谷&戸美より名言10選「ハイキュー!!」名言集⑦(22~23巻)

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要チェック全日本ユース強化合宿・宮城県1年生選抜強化合宿より名言14選「ハイキュー!!」名言集⑧(24~25巻)

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要チェック春の高校バレー1回戦・烏野vs椿原学園etcより名言12選「ハイキュー!!」名言集⑨(26~28巻)

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要チェック"できるまでやればできる"烏野vs稲荷崎より名言30選「ハイキュー!!」名言集⑩(28~33巻)

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要チェック春高バレー3回戦・烏野vs音駒より名言24選「ハイキュー!!」名言集⑪(33~37巻)

はい、宜しくお願いいたします! 25年以上、40歳を超えても週刊少年ジャンプを全作品チェックし続ける、しょうぐんでございます。 漫画には自分の思考に影響を与えたり、学びになったり、気づきを与える、素晴 ...

要チェック"ムリではなくムズカシイである"梟谷vs狢坂より名言11選「ハイキュー!!」名言集⑫(37~38巻)

はい、宜しくお願いいたします! 25年以上、40歳を超えても週刊少年ジャンプを全作品チェックし続ける、しょうぐんでございます。 漫画には自分の思考に影響を与えたり、学びになったり、気づきを与える、素晴 ...

要チェック“おれは最強の囮がいい”烏野vs鴎台より名言24選「ハイキュー!!」名言集⑬(38~42巻)

はい、宜しくお願いいたします! 25年以上、40歳を超えても週刊少年ジャンプを全作品チェックし続ける、しょうぐんでございます。 漫画には自分の思考に影響を与えたり、学びになったり、気づきを与える、素晴 ...

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