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Mr.Children ハイキュー以外の記事

【HANABI含む14曲】ミスチル楽曲の名言みたいな歌詞と歴代ライブアレンジを徹底解説

しょうぐんでございます。僕はMr.Childrenが大好きで、2007年からほぼ毎回ライブに参戦しています。

Mr.Childrenの大きな魅力として、歌詞の素晴らしさとライブアレンジの豊富さが挙げられることが多いでしょう。

「どうやったらこんな言い回しが思いつくのだろう?」という数々の名言のような歌詞、同じ曲でもライブごとに様々なアレンジがされる豊富なライブアレンジ。

この記事では、Mr.Childrenの楽曲の素晴らしい歌詞をピックアップし、ライブアレンジについて解説していきます。

  • Mr.Childrenの楽曲の歌詞を名言集のように見返したい
  • Mr.Childreの歴代のライブアレンジと原曲にどれくらい違いがあるのか知りたい

上記に該当する方はぜひとも当記事をご参照ください。

(※以下より、Mr.Childrenの表記は「ミスチル」に統一させていただきますので、予めご了承ください。)

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「HANABI」の歌詞とライブアレンジ

考えすぎで言葉に詰まる 自分の不器用さが嫌い

でも妙に器用に立ち振舞う自分はそれ以上に嫌い

「HANABI」の歌詞より引用)

2008年9月3日に33枚目のシングルとしてリリース。フジテレビ系ドラマ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-の主題歌としても有名な曲です。

問題を抱えていない人など、きっといなくて、それはドラマの登場人物も、僕もまたそうで、だけどそれぞれに、素敵な明日を願って暮らしている。

そんな当たり前のこと、この『当たり前』の中にある儚さと美しさを『HANABI』は描いています。

2008年6月30日音楽ナタリーのインタビューより抜粋

素敵な明日は一瞬で消えるかもしれない、それでも美しいから「もう一回」を願いたい。

当たり前の中にある「儚さ」と「美しさ」を、打ち上がった時の美しさとすぐに消えてしまう儚さが共存する花火になぞらえています。

2008年12月10日発売の15枚目のアルバム「SUPERMARKET FANTASY」にも収録されている曲です。

「Tour2015 REFLECTION Live」からライブアレンジの解説をしていきます。

原曲と違うポイント

  • サビの「もう一回~もう一回」の2回目を観客に歌わせる
  • ラストサビの「寂しくなったときの分まで」後の「もう一回」を2小節とも観客に歌わせる

「もう一回 もう一回」は思わず歌いたくなる部分です。半音下げたキーで歌われることも多く、キーを下げるとより儚い印象を感じます。

キーの上下だけでアレンジになるので、毎回どちらのキーで歌われるのが非常に楽しみな楽曲です。

「エソラ」の歌詞とライブアレンジ

雨に降られたら 乾いてた街が

滲んできれいな光を放つ

心さえ乾いてなければ

どんな景色も宝石に変わる

「エソラ」の歌詞より引用)

2008年12月10日リリース、15枚目のオリジナルアルバム「SUPERMARKET FANTASY」の中の1曲。

現時点ではオリジナルアルバムとして最後のミリオンセラー(約127万枚)となる同作でのリード曲です。

『夢物語』って『物語』が付いたことによって否定的な、かなわないものっていうニュアンスが出てくるじゃないですか。

だから『絵空事』も『事』を取りたかったんです。

(桜井さんのインタビューより抜粋)

桜井さんがこう語ったように、希望を信じて進んでいきたいという部分が歌詞から存分に伝わってきます。

雨に降られるのはもちろん嫌ですが、綺麗な風景を見せてくれるものとしても捉えられる、物事を前向きに捉えることの素晴らしさが伝わる歌詞です。

「Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25(後編)」からライブアレンジの解説をします。(エソラは1時間00分55秒から)

原曲と違うポイント

  • 1番サビの「wow~!」を、桜井さんが「さあいくよ、聴かせて!」と観客に呼び掛けて歌わせる
  • 1番サビの「過去から這い出す為に」のあとに桜井さんが「カモン!」と観客を盛り上げる
  • 「Oh Rock me baby tonight」を観客に歌わせる
  • 2番サビの「wow~!」を、桜井さんが「さあやれるか、聴かせてくれ、熊本!」と観客に呼び掛けて歌わせる
  • ラストサビの「wow~!」を、桜井さんが「さあMAXくれ!」と観客に呼び掛けて歌わせる
  • 最後の歌詞「ボリュームをもっと上げるんだ」の後に「上げるんだ」をもう一つ加えて歌う

ライブでも定番の曲で、コール&レスポンスが非常に多く、大いに盛り上がる一曲です。

「innocent world」の歌詞とライブアレンジ

近頃じゃ夕食の話題でさえ仕事によごされていて

様々な角度から物事を見ていたら 自分を見失ってた

「innocent world」の歌詞より引用)

1994年6月1日に5枚目のシングルとしてリリース。日本コカ・コーラ「アクエリアス ネオ/アクエリアス イオシス」のCMソング。

カラオケ年間チャートでは1994.95年の2年連続で1位を獲得し、1994年の第36回日本レコード大賞で大賞を受賞した、ミスチルの知名度を確固たるものにした代表曲となりました。

innocent world(無垢な世界)がいいな、憧れるな、ではなく、時にはそういうものと別れてしまう場面もあるわけで…

当時の雑誌インタビューで桜井さんの発言から、劇的に変わる状況への自身の戸惑いも投影させるような、風刺を織り交ぜたメッセージ性が強い歌詞です。

1994年9月1日発売の4枚目のアルバム「Atomic Heart」に収録されています。

耳に残る印象的なイントロは、ギターの田原さんの提案によるもので、ライブでも定番の曲となります。

「Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25(前編)」からライブアレンジの解説をします。(innocent worldは58分44秒から)

原曲と違うポイント

  • 原曲のイントロ前にキーボードでアレンジされた前奏+サビが追加されている
  • 全体のキーを半音下げて歌っている(半音下げが曲の雰囲気をより哀愁ただようものにしている)
  • 1番サビが終ったあと桜井さんが「最高!」と叫んで観客を盛り上げる
  • 2番メロの「いつも帳尻合わせるけど」の次が「Ah」ではなく「そう」に変えている
  • 2番サビが終わったあとの間奏中に桜井さんがベースの中川さん、ギターの田原さんを紹介する
  • 間奏後のメロの「光を~胸に」の歌い方が異なる
  • ラストサビに行く前に桜井さんが「任せた!熊本!!」と観客に歌わせる

最近のライブになるほど、ミスチルのメンバーがすごく楽しそうに歌って、演奏しているように感じます。

リリース当時の劇的に変化していく環境を乗り越えたからこそ、今は自分達がやりたい音楽ができているのだと伝わってくるでしょう。

↓ミスチル楽曲の中でも特にアレンジが種類の豊富なので、以下で一部を載せておきます↓

「I'm talking about Lovin からのinnocent world」(STADIUM TOUR 2011 SENSE -in the field-より)

まさかこういう繋げ方があるとは…という斜め上かつ、自然なアレンジで鳥肌立ちました。

「innocent worldからのエソラからのMarshmallow day」([(an imitation) blood orange]Tourより)

桜井さんがサビでハモってくれる贅沢さと、やたらと観客をフィーチャーさせるパフォーマンスにもキュンとしちゃいます。

「GIFT」の歌詞とライブアレンジ

降り注ぐ日差しがあって だからこそ日陰もあって

そのすべてが意味を持って 互いを讃えているのなら

もうどんな場所にいても 光を感じれるよ

「GIFT」の歌詞より引用)

2008年7月30日に32枚目のシングルとしてリリース。NHK北京オリンピック・パラリンピックのテーマソングでした。

桜井さんは雑誌のインタビューで、同曲の制作過程について下記のように語っています。

栄光をつかめ!とか、勝利しろ!とか、そういう歌は書きたくないと思ったのと〈中略〉

負けた選手の中にも、もっと言えばオリンピックの代表に選ばれなかった選手の中にも、さらにもっと言えばスポーツ選手じゃなくても、普通に家庭の中で一生懸命に主婦業をしている人とか、そういう人たちの中にも、金メダルにも勝るような輝きというのがあるわけで。

そこをひっくるめて歌にできたらいいなと思って書いた。

(『Talking Rock!』トーキングロック 2009年1月号より抜粋)

表舞台に立つ人が結果を出すのは、目立たないけど裏で支える人の尽力があってこそでしょう。全ての人を讃えることの気づきを与えてくれる歌詞です。

GIFTは2008年12月10日リリースの15枚目のアルバム「SUPERMARKET FANTASY」に収録されています。

ミスチルの楽曲の歌詞は、韻の踏み方も鳥肌が立つものが多いですが、GIFTにも下記のような韻が踏まれています。

ココがおすすめ

①僕の両手がそれを渡す時 ふと謎が解けるといいな→ときふとGIFT(ギフト)と韻を踏んでいる

➁「もうやめにしようか?」 自分の胸に聞くと→にきくとGIFT(ギフト)と韻を踏んでいる

「Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25(前編)」からライブアレンジの解説をします。(GIFTは26分58秒から)

原曲と違うポイント

  • キーを下げて歌っている
  • 歌い出しの「一番きれいな色~イメージしながら」までが、ピアノ伴奏のみでゆっくりとしたテンポで歌う
  • 1番メロに入る前の「oh~」を観客に歌わせる
  • 1番サビ最後の「今君に贈るよ」で、「君に」の歌い方が異なる
  • 2番メロの「新しい地平線」で、「新しい」と「地平線」の間を一拍置いて歌う
  • ラストのサビに入る前の「ラララ~ラララ~ララララ」を観客に歌わせる
  • 「ラララ~ラララ~ララララ」を観客に歌わせながら、桜井さんが「君から僕へ 僕から君へ 最高のGIFTをありがとう 君から君へ あなたからあなたへ」という原曲にない歌詞を歌う

ミスチルの楽曲は、キーを下げて歌うことでまた違う雰囲気が出てくるのが特徴なので、原曲キーと比較して聴き比べるのもおすすめです。

「youthful days」の歌詞とライブアレンジ

何回も繰り返し

僕ら乾杯をしたんだ

「youthful days」の歌詞より引用)

2001年11月7日に21枚目のシングルとしてリリース。フジテレビ系ドラマ「アンティーク 〜西洋骨董洋菓子店〜」の主題歌でした。

ミスチルファン同士で飲み会をする時には、このフレーズを発して乾杯をするほどのキラーフレーズです。

2002年5月10日リリースの10枚目のアルバム「IT'S A WONDERFUL WORLD」に収録。

「TOUR POPSAURUS 2012 Live」からライブアレンジの解説をします。

原曲と違うポイント

  • 原曲のイントロに繋がる前奏が追加されている
  • 前奏からイントロに入る前に、桜井さんが「いくよ!1・2…1・2・3・4!!!」と観客に呼びかける
  • 2番メロの「急いでおいで」に抑揚を極端につけて歌っている
  • 2番メロの「何回も繰り返し僕ら乾杯をしたんだ」で、「乾杯」を観客と一緒に叫ぶ
  • ラストサビ前の「腐敗のムードをかわして明日を奪うんだ」で、「かわして」の歌い方が異なる
  • アウトロの終盤に、桜井さんが叫びで観客を盛り上げる

前奏を聴くだけで一気にテンションが上がります。桜井さんが歌詞に合わせて、ジェスチャーをしながら歌うのも印象的です。

「IT'S A WONDERFUL WORLD」を引っさげて、ホールツアーが開催される予定でしたが、桜井さんが小脳梗塞を発症し、治療に専念するため全公演が急遽中止に。療養後に横浜アリーナで開催された「IT'S A WONDERFUL WORLD ON DEC 21」は、一夜限りの伝説のライブとしてファンの間で語られています。

同ライブでも「youthful days」は歌われているので、ぜひともご鑑賞ください。

「シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~」の歌詞とライブアレンジ

劣等感を逆手にとってわがままばかりの君が

隠し持った母性本能は凄い

~~~

恋なんて言わばエゴとエゴのシーソーゲーム

「シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~」の歌詞より引用)

1995年8月10日に9枚目のシングルとしてリリース。ノンタイアップシングルながらも累計売上181.2万枚を記録するミスチルの代表曲の1つ。

そっけない女性なのに恋に落ちていく男性の感覚を「エゴとエゴのシーソーゲーム」と、表現できる桜井さんの名言メーカーぶりが発揮される歌詞です。

恋愛に限らず、人生は何回も過ちを繰り返してしまうもの。だからこそ、自分から勇敢に挑戦することを選択する大切さも伝わってきます。

1997年3月5日リリースの6枚目のアルバム「BOLERO」に収録。

「Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25」からライブアレンジの解説をします。

原曲と違うポイント

  • 1番サビの「勇敢な恋の歌~」のあとに桜井さんが「ありがとう、熊本!」と観客を盛り上げる
  • 2番サビ前の「野獣と化して」のあとの「Ah...Ah...」を観客に歌わせる
  • ラストサビ前の「恋のラビリンス」のあとに桜井さんが「任せた!カモン!」と観客に呼びかける
  • 「任せた!カモン!」のあとの「シーソーゲーム」3連発を観客に歌わせる
  • ラストサビ前のサックスメインの間奏に入る前に「サックス!」と桜井さんが振る
  • アウトロが終わる辺りで「勇敢な恋の歌~」のフレーズを追加して桜井さんが歌う

イントロから胸高鳴り、コール&レスポンスが非常に多く、本当に盛り上がります。ミスチルに詳しくない人とも、カラオケで一緒に盛り上がれる1曲です。

「HERO」の歌詞とライブアレンジ

でもヒーローになりたい

ただ一人 君にとっての

つまずいたり 転んだりするようなら

そっと手を差し伸べるよ

「HERO」の歌詞より引用)

2002年12月11日に24枚目のシングルとしてリリース。NTTドコモ「NTT DoCoMo Group 10th Anniversary」キャンペーンCMソング。

桜井さんが小脳梗塞から復帰した後に発売された楽曲で、2004年4月7日リリースの11枚目のアルバム「シフクノオト」に収録。

アメリカ同時多発テロ事件を通し「子供を公園で遊ばせているお父さんやお母さんのほうが、その子にとってのヒーローなんじゃないか?」と桜井さんが感じたことから生まれた楽曲です。

残酷に過ぎる時間の中で

きっと十分に僕も大人になったんだ

悲しくはない 切なさもない

ただこうして繰り返されてきたことが

そうこうして繰り返していくことが

嬉しい 愛しい

「HERO」の歌詞より引用)

この歌詞の部分は、桜井さんの病気後に書かれたものです。HEROについて、桜井さんは下記のように語っています。

リスナーの方や一般の人たちは僕の病気のことと重ねて聴くだろうな、と。

だったらそれはそれで逆に出しちゃった方がより重みを持つんじゃないか、という読みもあった。

(『SWITCH』スイッチ・パブリッシング 2003年2月号より抜粋)

病気になったからこそ「みんなにとってのヒーロー」になるよりも「君にとってのヒーロー」でありたい、身近な人を大切に想う尊さが伝わる歌詞です。

「[(an imitation)blood orange]Tour2013 Live」からライブアレンジの解説をします。

原曲と違うポイント

  • 1番サビの「真似てみせた」で「みせた」の歌い方が異なる
  • 1番サビの「大それた気持ちはない」で「はない」の歌い方が異なる
  • 1番サビの「ただ一人 君にとっての」で「の」のキーを上げて歌っている(ラストサビも同様)
  • 2番メロの「簡単に命が捨てられていく~希望に満ちた光だ」まで歌い方が大分アレンジされている
  • 2番サビの「人生をフルコースで深く味わうための」で「ための」の歌い方が異なる
  • 2番サビの「誰もに用意されていて」で「いて」の歌い方が異なる
  • 2番サビの「渋く思うこともあるだろう」で「だろう」の歌い方が異なる
  • 2番サビの「君の側に僕は居たい」で「君の側に」の歌い方が異なる
  • ラストサビ前の「残酷に過ぎる時間の中で~嬉しい 愛しい」まで歌い方が大分アレンジされている
  • ラストサビ前の「きっと十分に僕も大人になったんだ」で「僕も」を「僕ら」に変えている
  • ラストサビの「今更もう秘密はない」の歌い方が異なる
  • ラストサビの「そっと手を差し伸べるよ」で「手を」の後にもう一回「手を」を加えている
  • アウトロで「手を 手を 手を 差し伸べるよ」という歌詞を加えている

歌い方に非常に多くのアレンジが盛り込まれて、より深く楽曲の世界観に入り込めるアレンジです。

「彩り」の歌詞とライブアレンジ

僕のした単純作業が

この世界を回り回って

まだ出会ったこともない人の

笑い声を作ってゆく

そんな些細な生き甲斐が

日常に彩りを加える

「彩り」の歌詞より引用)

2007年3月14日リリース、13枚目のオリジナルアルバム「HOME」の中の1曲。

「HOME」は4thアルバム「Atomic Heart」以来約12年半ぶり通算3作目の2週連続1位となり、発売から4週目で累計売上100万枚を突破しました。

「自分にとって当たり前の単純作業」が、確かに誰かの役に立っていて、自分の日常にも生き甲斐があると思わせてくれる歌詞です。

「Mr.Children "HOME" TOUR 2007」からライブアレンジの解説をします。

原曲と違うポイント

  • 1番サビ最後の「赤 黄色 緑~」のあとに桜井さんが、「Yeah!!」と観客を盛り上げる
  • 2番メロの「取り上げて議論して」の「議論して」の歌い方が異なる
  • 2番メロの「なれた気がして」の「気がして」の歌い方が異なる
  • ラストサビに行く前の「ただいま おかえり」の「おかえり」を「カモン!」と桜井さんが観客に呼びかけて歌わせる
  • ラストサビの「回り回り回り回って」と「今僕の目の前の人の」の歌い方が異なる
  • アウトロ中に「きれいな彩り」という歌詞をもう1個追加して歌っている

ミスチルメンバーもとても楽しそうにパフォーマンスしていて、自分のしている単純作業を肯定してくれるような、暖かい気持ちを抱くでしょう。

ちなみに「彩り」というタイトルをローマ字にすると「irodori」となり、反対から読んでも同じ読み方となる回文になっています。

「単純作業が回り回って誰かのためになる」ことを、回文でも表現する桜井さんの思考回路には脱帽するばかりです。

 

「足音 ~Be Strong」より(2014年11月19日リリースの35thシングル)

疲れて歩けないんなら 立ち止まってしがみついていれば

地球は回っていって きっといい方向へ 僕らを運んでくれる

一歩踏み出すことの大事さ、そしてその踏み出した足音はきっと誰かが聞いてくれている…ことが歌詞全体から感じられる中で、立ち止まることも大事だというこの歌詞は非常に印象的です。

時には休むことがまた次の一歩に繋がっていく…休息の大切さを実感します。

Mr.Children「足音 ~Be Strong」のライブバージョンはこちらから

「Everything(It's you)」より(1997年2月5日リリースの13thシングル)

自分を犠牲にしてもいつでも 守るべきなのはただひとつ

君なんだよ いつでも君なんだよ

この曲の歌詞は一貫して、「僕」と「君」の関係性にフォーカスしています。

上記の歌詞は一番最後の部分なのですが、1番サビでは「僕にとって今君がそれに当たると思うんだよ」と「思う」に留まっていたのがラストでは「君なんだよ」と断定しています。

歌が進むとともに「僕」と「君」の関係性も進展し、確信をもって守るべきものが【It's you】だと締めくくる構成は思慮深く作られた歌詞だなあ…と驚嘆してしまいます。

Mr.Children「Everything(It's you)」のライブバージョンはこちらから

「終わりなき旅」より(1998年10月21日リリースの15thシングル)

①閉ざされたドアの向こうに 新しい何かが待っていて きっときっとって 僕を動かしてる

いいことばかりでは無いさ でも次の扉をノックしたい もっと大きなはずの自分を探す 終わりなき旅

➁難しく考え出すと 結局全てが嫌になって そっとそっと 逃げ出したくなるけど

高ければ高い壁の方が登った時気持ちいいもんな まだ限界だなんて認めちゃいないさ

この曲の歌詞はほんとに全て最高と言っても過言ではないので、どうしても1か所に絞れずに2か所ピックアップしました。

自分に可能性があるのかないのか、それを求めることは良いことばかりではないし、逃げ出したくなる時の方が多いかもしれません。

そんな進んだり、後退したりすることを繰り返す困難を「終わりなき旅」というキラーフレーズに落とし込む、桜井さんの発想力はとんでもないです。

Mr.Children「終わりなき旅」のライブバージョンはこちらから

要チェックMr.Children ライブバージョン集-終わりなき旅編-

はい、宜しくお願いいたします!しょうぐんでございます。 僕はMr.Childrenが大好きで、落ち込んだ時などにMr.Childrenの曲を聴くことで メンタルを支えてもらっています。   ...

「Sign」より(2004年5月26日リリースの26thシングル)

残された時間が僕らにはあるから 大切にしなきゃと小さく笑った

君が見せる仕草 僕を強くさせるサイン もう何ひとつ見落とさない

そうやって暮らしていこう そんなことを考えている

「ありふれた日々を大切に」という感覚が伝わるこの曲ですが、この部分には「僕を強くさせるサイン」とあります。

ありふれた日々が与えてくれるのは穏やかさだけではなく、自分を成長させるきっかけもあると気付かせてくれます。

Mr.Children「Sign」のライブバージョンはこちらから

「Tomorrow never knows」より(1994年11月10日リリースの6thシングル)

今より前に進む為には 争いを避けて通れない

そんな風にして世界は 今日も回り続けている

改めてこの曲の歌詞を読むと、前に進むためにある程度の犠牲を許容している感じがして、当時の桜井さんの心の余裕が無いんだろうなと感じ取れます。

Mr.Children「Tomorrow never knows」のライブバージョンはこちらから

 

「NOT FOUND」より(2000年8月9日リリースの19thシングル)

僕はつい見えもしないものに頼って逃げる 君はすぐ形で示してほしいとごねる

矛盾しあった幾つもの事が正しさを主張しているよ 愛するって奥が深いんだなぁ

人を愛することには様々な形がある、だからこそ発見することが難しい…哲学のような歌詞です。

Mr.Children「NOT FOUND」のライブバージョンはこちらから

まとめ

ミスチル楽曲の歌詞は、今も昔も桜井さんの心情や環境の変化が、類まれない作詞センスによって、名言として私たちの心の奥に寄り添ってくれます。

2022年に開催された30周年ライブのタイトルは「半世紀へのエントランス」でした。

半世紀にあたる50周年まであと19年、まだまだミスチルは多くの人の心に残る楽曲を制作してくれるでしょう。

\桜井さんの作詞「SENSE」は衰え知らず…最新アルバム「miss you」発売中/

 

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