週刊少年ジャンプで連載されていたバレーボール漫画「ハイキュー!!」には数多くの素晴らしい名言が存在します!
私は週刊少年ジャンプ読者歴25年以上、今なお毎週全作品を全てチェックし続けていますが、「ハイキュー!!」は何度読み返しても心震える名言ばかりです。
この記事では「ハイキュー!!」の烏野高校vs白鳥沢学園高校での名言を取り上げていきます!
皆様の生き方、思考、行動に良い影響を与える名言が一つでも多く見つかれば幸いですので、是非とも最後までお読みください。
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読む前にご確認ください
- 名言の抽出範囲は、単行本17~21巻(アニメ第3期で映像化された原作部分)となります。
- 春高代表決定戦・烏野高校vs白鳥沢(しらとりざわ)学園高校からの名言がメインとなります。
- 名言を取り上げていく都合上、物語のネタバレが含まれることはご了承ください。
- 「まとめ」部分では2024年2月公開の「ハイキュー!!」劇場版予告をまとめております。
目次
- 1 春高代表決定戦・烏野vs白鳥沢より名言21選「ハイキュー!!」名言集⑥(17~21巻)
- 1.1 ー3本下さい 必ず慣れてみせる(西谷夕)
- 1.2 ミラクルでスーパーなプレーはチームを救いますが それは理性も同じです(武田一鉄)
- 1.3 高いトスひとつあれば それでいい(牛島若利)
- 1.4 ただ「長くてしんどいな」とだけ思って戦うなんて もったいねえだろ(烏養繋心)
- 1.5 ー長い アウト いやこれは 希望的観測が外れるパターン(澤村大地)
- 1.6 100点に繋がる75点が リード・ブロック(月島蛍)
- 1.7 ほんの僅か いらだちと焦りを含んだ綻びを まってたよ(月島蛍)
- 1.8 誰よりも 目立たないセッターに 俺は成る(白布賢二郎)
- 1.9 奴と対等なのは唯一 俺 その俺が何遍も負けてらんねえんだよ!!!(西谷夕)
- 1.10 奇跡じゃない一本を創れ!!!(烏養繋心)
- 1.11 …俺が何かに絶望するとしたら バレーができなくなった時だけだ(影山飛雄)
- 1.12 俺の武器は「堅実さ」 でも 俺にも新しい事ができる…!!(菅原孝支)
- 1.13 月島があんな顔するようになってたなんてなあ ここで根性見せずにいつ見せんだよ(澤村大地)
- 1.14 鼻血が出たら ベンチ下げられるから(日向翔陽)
- 1.15 「俺にトスは上がるのか」そんな事考えない(菅原孝支)
- 1.16 ★どうした五色 お前のその実力で何を焦る必要があるんだ(牛島若利)
- 1.17 下を向くんじゃねえええええ!!!バレーは!!!常に上を向くスポーツだ(烏養繋心)
- 1.18 馬鹿じゃないの こんなの日向じゃあるまいし 最後まで戦ってみたいなんて(月島蛍)
- 1.19 最後までコンセプトは変わらない 殴り合いを制す(澤村大地)
- 1.20 太ももがはち切れようとも 空中戦は頼みます(西谷夕)
- 1.21 リード・ブロックは我慢と粘りのブロックであると同時に 「最後に咲う」ブロックだ(黒尾鉄朗)
- 1.22 だからこそ今 多彩な攻撃や守備が生まれている “強さ”とは 実に多彩(烏養一繋)
- 2 まとめ(劇場版「ゴミ捨て場の決戦」の告知映像一覧付き)
- 3 参考①:「ハイキュー!!」とはどんな漫画?
- 4 参考②:「ハイキュー!!」はこんな方々にオススメ!
春高代表決定戦・烏野vs白鳥沢より名言21選「ハイキュー!!」名言集⑥(17~21巻)
(アニメ第3期・オープニングテーマ「ヒカリアレ」by BURNOUT SYNDROMES)
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ー3本下さい 必ず慣れてみせる(西谷夕)
(C)古舘春一/集英社
―3本下さい 必ず慣れてみせる
第17巻 第152話「“左”の脅威」より
烏野高校・西谷夕(にしのや ゆう)
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春の高校バレー宮城県代表決定戦本選決勝・烏野vs白鳥沢にて。第1セット序盤、白鳥沢エース・牛島の1本目のスパイクが決まった時、烏野リベロ・西谷が主将・澤村とエース・東峰に言った言葉。
県内トップクラスのスパイクの威力と、あまり対戦する機会がない左利きという2つの脅威を持ち合わせる牛島。烏野で一番の守備力を誇る西谷でも、すぐ牛島のスパイクをレシーブすることはできません。
自分が牛島のスパイクを拾えなければ勝負にならないことも理解しているからこそ、3本で慣れてみせると宣言する西谷の頼もしさが感じられます。
ミラクルでスーパーなプレーはチームを救いますが それは理性も同じです(武田一鉄)
(C)古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS
―攻撃を防ぐためにブロックは進化し
ブロックを破るために攻撃もまた進化する
バックアタック・攻撃の高速化・コンビネーションと
攻撃は多様化され
するとブロックも跳び方やその配置を変化させ
攻撃を打ち破る
「ここが頂点」と思った場所から
さらに上 さらに上へと開拓してきた
きっと不屈の闘志とど根性の下
“理性”で開拓してきたんだ
ミラクルでスーパーなプレーはチームを救いますが
それは理性も同じです
第18巻 第157話「理性と力」より
烏野高校バレー部顧問・武田一鉄(たけだ いってつ)
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春の高校バレー宮城県代表決定戦本選決勝・烏野vs白鳥沢にて。第2セット中盤、烏野顧問・武田先生が、烏養コーチに伝えた言葉。
白鳥沢エース・牛島に加え、読みと直感を重視する「ゲス・ブロック(GUESS BLOCK)」の使い手・天童のミラクルプレーが烏野を圧倒します。
個人として圧倒的な力を持つ白鳥沢に対し、武田先生が期待するのは烏野の理性と位置付ける烏野ブロックの要・月島。
才能に任せた「再現性のないミラクルなプレー」も、考え続ける理性による「開拓された攻撃と防御」もチームを救うのは一緒です。
高いトスひとつあれば それでいい(牛島若利)
(C)古舘春一/集英社
高いトスひとつあれば それでいい
第18巻 第158話「助太刀」より
白鳥沢学園・牛島若利(うしじま わかとし)
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春の高校バレー宮城県代表決定戦本選決勝・烏野vs白鳥沢にて。
第2セット中盤、烏野ピンチサーバー・山口のサーブで白鳥沢のトスが乱れるも、問題なくスパイクを決めた白鳥沢エース・牛島の独白。
白鳥沢・鷲匠(わしじょう)監督のバレーボールの戦術は、「良い素材を良い形で磨く」個の強さを追求するという効率的かつシンプルなもの。
牛島は圧倒的な個の強さを兼ね備えていて、乱れたトスでも強引に得点する力を持っています。
「高いトスであればいい」と言い切れる、慢心ではない膨大な練習を裏打ちされた絶対的な自信が感じ取れるでしょう。
ただ「長くてしんどいな」とだけ思って戦うなんて もったいねえだろ(烏養繋心)
(C)古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS
しつこく言うが
直接点になってないプレーも後々効いて来る
せっかくの5セットマッチだ
ただ「長くてしんどいな」とだけ思って戦うなんて
もったいねえだろ
第18巻 第159話「一環」より
烏野高校・烏養繋心(うかい けいしん)
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春の高校バレー宮城県代表決定戦本選決勝・烏野vs白鳥沢にて。第2セット後半、烏野の2回目のタイムアウト時に、烏野・烏養コーチが選手達にかけた言葉。
烏野メンバーにとって、「5セットマッチ」は未知の世界です。長期戦ではブロックによるボールのワンタッチなど、「次のプレーに繋がるプレー」がポイントになると伝える烏養コーチ。
白鳥沢エース・牛島の3枚ブロックを突き破るスパイク、白鳥沢3年・天童の読みと直感による「ゲス(GUESS)・ブロック」は派手で盛り上がるプレーです。
盛り上がるプレーは、相手チームにはプレッシャーとなり、焦りにも繋がることに。
長期戦だからこそ、相手の派手なプレーに無闇に焦らず、「繋がる」プレーを地道に積み重ねる辛抱強さが重要になるでしょう。
ー長い アウト いやこれは 希望的観測が外れるパターン(澤村大地)
(C)古舘春一/集英社
―長い アウト
いやこれは
希望的観測が外れるパターン
第18巻 第161話「刺激」より
烏野高校・澤村大地(さわむら だいち)
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春の高校バレー宮城県代表決定戦本選決勝・烏野vs白鳥沢にて。第2セット終盤、白鳥沢エース・牛島のサーブをレシーブする際の烏野主将・澤村の独白。
白鳥沢のマッチポイントなので、アウトになると判断して触らないより、レシーブした方がリスクが少ないという澤村の判断力が光ります。
100点に繋がる75点が リード・ブロック(月島蛍)
(C)古舘春一/集英社
相手セッターに
ブロックを欺いてやったという快感も
達成感も与えてはならない
執拗に 執念深く 且つ敏捷に
絶対に 【タダでは通さない】
100点に繋がる75点が リード・ブロック
第18巻 第162話「幾望」より
烏野高校・月島蛍(つきしま けい)
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春の高校バレー宮城県代表決定戦本選決勝・烏野vs白鳥沢にて。第2セット終盤、2点差をつけなければセットを取れない状況での烏野ブロックの要・月島の独白。
白鳥沢3年・天童の直感に任せた派手なブロックではなく、トスがどこに上がるかを見てから跳ぶ、連携重視の「リード・ブロック」を継続する月島。白鳥沢エース・牛島を止めるためには、白鳥沢セッター・白布(しらぶ)にストレスを与え続け、乱れたトスを誘発させるのが狙いです。
烏野顧問・武田先生と、烏野・烏養コーチが期待する「直接点に繋がらないプレー」を黙々と実行する月島の恐ろしいまでの冷静さと理性が感じられます。
なお、サブタイトルの「幾望」は「きぼう」と読み、ほとんど満月に近い夜という意味です。
100点(満月)に繋がる75点(幾望)を積み重ね、バレーボールに少しずつハマっている月島の心境の変化が表現されている、名サブタイトルです。
ほんの僅か いらだちと焦りを含んだ綻びを まってたよ(月島蛍)
(C)古舘春一/集英社
ほんの僅か
いらだちと焦りを含んだ綻びを
まってたよ
第19巻 第163話「月の輪」より
烏野高校・月島蛍(つきしま けい)
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春の高校バレー宮城県代表決定戦本選決勝・烏野vs白鳥沢にて。第2セット終盤、白鳥沢セッター・白布(しらぶ)のトスが、少しだけ乱れた際の烏野ブロックの要・月島の独白。
白鳥沢エース・牛島の攻撃を止めるために、月島がブロックでワンタッチを繰り返すことで、牛島よりも白布にストレスが蓄積されていきます。
烏野が第2セットをあと1点で取れる状況で、積み重なったストレスで、ついに白布のトスが少しだけ乱れました。
コースが限定された牛島のスパイクを、ブロックでシャットアウトすることに成功した月島は、自分の拳を見つめながら心の中でつぶやきます。
ーたかがブロック一本
たかが25点中の1点
たかが部活
積み重ねたモノが実を結び、結果となったことで、「たかが」と思っていた部活のバレーボールに月島がハマった瞬間でした。
月島が牛島をブロックするまでの一連のエピソードは、「ハイキュー!!」の中でもベストエピソードとしてファンの間でも有名でしょう。
\「2024年のハイキュー」が堪能できる1冊をチェックする/
誰よりも 目立たないセッターに 俺は成る(白布賢二郎)
(C)古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS
誰よりも
目立たないセッターに
俺は成る
第19巻 第165話「一貫」より
白鳥沢学園・白布賢二郎(しらぶ けんじろう)
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春の高校バレー宮城県代表決定戦本選決勝・烏野vs白鳥沢にて。第3セットを決める白鳥沢エース・牛島のスパイクが決まった時の、白鳥沢セッター・白布の独白。
中学時代の白布は自分の力をアピールする強気なセッターでした。しかし、牛島の圧倒的な高さとパワーを目の当たりにし、白鳥沢では「全国トップクラスの大エースを最高のかたちで立てること」を自分の仕事と割り切っています。
第2セットで烏野ブロックの要・月島のブロックで苛立ちが募ってしまい、ほんの少し乱れたトスをしてしまった白布。しかし、白布にとって、一番カッコいいバレーの象徴である牛島を引き立てる役割に立ち返り、危なげなく第3セットを取り返しました。
奴と対等なのは唯一 俺 その俺が何遍も負けてらんねえんだよ!!!(西谷夕)
(C)古舘春一/集英社
奴(ウシワカ)と対等なのは
唯一 俺
その俺が何遍も負けてらんねえんだよ!!!
第19巻 第166話「守護神と月明かり」より
烏野高校・西谷夕(にしのや ゆう)
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春の高校バレー宮城県代表決定戦本選決勝・烏野vs白鳥沢にて。第4セット序盤で、白鳥沢エース・牛島のスパイクをレシーブした際の、烏野リベロ・西谷の言葉。
バレーでデカい奴が有利なのはどう足掻いても事実
そんで今ここに奴よりデカい奴は居ない
でもリベロには関係ない
唯一奴と対等なのは俺なんです
身長と関係ない部分で牛島のスパイクと対峙し続けている西谷ですが、「拾えると思ったのになかなか拾えない」状況にかなり悔しさを抱いています。
第4セット序盤に、烏野ブロックの要・月島による牛島のスパイクコースの誘導で、西谷は見事にレシーブを成功させ、リベロとしての矜持を見せました。
奇跡じゃない一本を創れ!!!(烏養繋心)
(C)古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS
―たかが一歩
されど一歩だ!!!
吹っ飛ばされた まだ生きている球
反応の速い日向・田中【だったから拾えた】で終わるな
奇跡(ミラクル)じゃない一本を創れ!!!
第19巻 第168話「NOTミラクル」より
烏野高校・烏養繋心(うかい けいしん)
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春の高校バレー宮城県代表決定戦本選決勝・烏野vs白鳥沢にて。第4セット序盤で、白鳥沢エース・牛島のスパイクで、ブロックを吹き飛ばしてアウトしそうなボールを烏野エース・東峰が拾った際の、烏野・烏養コーチの独白。
烏野リベロ・西谷がレシーブ出来ないほどボールが遠くに飛んでしまった場合に備え、守備位置を「一歩下げる作戦」を指示した烏養コーチ。
…俺が何かに絶望するとしたら バレーができなくなった時だけだ(影山飛雄)
(C)古舘春一/集英社
…俺が何かに絶望するとしたら
バレーができなくなった時だけだ
第20巻 第172話「スタミナ勝負」より
烏野高校・影山飛雄(かげやま とびお)
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春の高校バレー宮城県代表決定戦本選決勝・烏野vs白鳥沢にて。第4セット終盤、白鳥沢3年・天童に「絶望のデュースだね」と言われた時、影山が返した言葉。
烏野にとって未知の5セットマッチ、しかも相手は全国大会常連の白鳥沢という状況、さすがの影山もスタミナが切れかけていました。
しかし、影山にとっては目の前の相手の強さや危機的状況よりも、バレーボール自体が出来なくなることが絶望だと言い放ちます。
俺の武器は「堅実さ」 でも 俺にも新しい事ができる…!!(菅原孝支)
(C)古舘春一/集英社
俺の武器は「堅実さ」
でも俺にも新しい事ができる…!!
第20巻 第175話「常に新しく」より
烏野高校・菅原孝支(すがわら こうし)
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春の高校バレー宮城県代表決定戦本選決勝・烏野vs白鳥沢にて。第5セット序盤、烏野リベロ・西谷からのトスで、スパイクを決めた時の烏野副主将・菅原の独白。
「うちの連中はちゃんと強い」と味方を信頼する菅原ですが、セッターながら本職ではないスパイクの練習もしていました。
白鳥沢という強豪相手に、途中出場で新しいことを試すのは堅実さが武器の菅原にとっては大胆な挑戦でしょう。
月島があんな顔するようになってたなんてなあ ここで根性見せずにいつ見せんだよ(澤村大地)
(C)古舘春一/集英社
月島があんな顔するように
なってたなんてなあ
ここで根性見せずに いつ見せんだよ
第20巻 第178話「こだわり」より
烏野高校・澤村大地(さわむら だいち)
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春の高校バレー宮城県代表決定戦本選決勝・烏野vs白鳥沢にて。第5セット序盤で、烏野ブロックの要・月島に対する烏野主将・澤村の独白。
第2セットで白鳥沢エース・牛島のスパイクをブロックして以降、ブロックの司令塔として急成長する月島。しかし、第5セット途中に牛島のスパイクで指から出血し、治療のため一時交代となってしまいます。
これまで冷めた表情の多かった月島が見せた悔しい表情に、気合いを入れ直す澤村でした。
鼻血が出たら ベンチ下げられるから(日向翔陽)
(C)古舘春一/集英社
鼻血が出たら
ベンチ 下げられるから
第20巻 第179話「嫌な男」より
烏野高校・日向翔陽(ひなた しょうよう)
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春の高校バレー宮城県代表決定戦本選決勝・烏野vs白鳥沢にて。第5セット中盤で、頬で顔面レシーブをした日向が心配してきた先輩達に言った言葉。
「ずっと試合に出続けたい」日向にとっては、鼻血による不本意な交代は一番避けたい事態です。
だからといって鼻ではなく「あえて」頬でスパイクを受けようとするのは、常人では思いつきません。
「俺にトスは上がるのか」そんな事考えない(菅原孝支)
(C)古舘春一/集英社
「俺にトスは上がるのか」
そんな事考えない
「俺が打つのだ」
そう思って突っ込む事が
どれだけ相手ブロックを惑わすのか
毎日 日向(コイツ)を見てるからわかる
第20巻 第180話「こだわり・2」より
烏野高校・菅原孝支(すがわら こうし)
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春の高校バレー宮城県代表決定戦本選決勝・烏野vs白鳥沢にて。第5セット中盤で、烏野元気坊主・田中がスパイクを決めた時の烏野副主将・菅原の独白。
烏野は攻撃に入れる選手は全員攻撃に入るスタイルなだけに、自分にトスがあがらない可能性が頭をよぎってしまう時もあるでしょう。
しかし「本当に打つつもり」の攻撃参加にどれだけ効果があるかは、「最強の囮」である日向が常に証明し続けてくれています。
★どうした五色 お前のその実力で何を焦る必要があるんだ(牛島若利)
(C)古舘春一/集英社
どうした五色
お前のその実力で何を焦る必要があるんだ
第21巻 第182話「おくることば」より
白鳥沢学園・牛島若利(うしじま わかとし)
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春の高校バレー宮城県代表決定戦本選最終日、決勝・白鳥沢学園戦にて。第5セット終盤で、烏野ピンチサーバー・山口のサーブをレシーブできず、動揺する白鳥沢1年レギュラー・五色(ごしき)に、白鳥沢エース・牛島が言った言葉。
大エースの牛島から「お前の高い実力で焦る必要などない」とシンプルに事実だけを伝えられることで、落ち着きを取り戻した五色。
自分の力に絶対の自信を持ち、嘘偽りない言葉を発する牛島だからこそ、五色もストレートに言葉の真意を受け取ることができるのでしょう。
下を向くんじゃねえええええ!!!バレーは!!!常に上を向くスポーツだ(烏養繋心)
(C)古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS
下を 向くんじゃ
ねえええええ!!!
バレーは!!!
常に上を向くスポーツだ
第21巻 第183話「欲しがった男」より
烏野高校コーチ・烏養繋心(うかい けいしん)
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春の高校バレー宮城県代表決定戦本選決勝・烏野vs白鳥沢にて。第5セット終盤で、白鳥沢のマッチポイントで、烏野の雰囲気が重くなりかけた時に烏野・烏養コーチが叫んだ言葉。
バレーは空中にボールがあることがほとんどの球技なので、必然的に上を向かなければプレイができません。
気持ちの部分でも、下を向いてしまうことは、諦めてしまうことにも繋がってしまいます。
馬鹿じゃないの こんなの日向じゃあるまいし 最後まで戦ってみたいなんて(月島蛍)
(C)古舘春一/集英社
―馬鹿じゃないの
こんなの 日向じゃあるまいし
最後まで戦ってみたいなんて
第21巻 第184話「はじめての感情」より
烏野高校・月島蛍(つきしま けい)
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春の高校バレー宮城県代表決定戦本選決勝・烏野vs白鳥沢にて。第5セット終盤で、怪我の治療を終えて戻ってきた烏野ブロックの要・月島が白鳥沢エース・牛島のスパイクをワンタッチした時の独白。
白鳥沢戦でずっと牛島のスパイクに向き合い続け、バレーボールにハマる瞬間も体感した月島。
月島がこれまで味わったことが無かった「闘争心」や「悔しさ」など、多くの感情をこの試合を通して体感したことでしょう。
はじめての感情に月島は心が動かされ、不本意ながら日向のように、最後まで戦い続けたいと思ってしまいました。
最後までコンセプトは変わらない 殴り合いを制す(澤村大地)
(C)古舘春一/集英社
バレーが一対一の競技なら
俺達は白鳥沢に勝てない
体は小さいし 個々の攻撃力も劣る
でもコートには6人いる
俺達が勝つのは 奇跡が起こるからじゃない
最後までコンセプトは変わらない
殴り合いを制す
第21巻 第185話「頑張れ俺の太腿」より
烏野高校・澤村大地(さわむら だいち)
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春の高校バレー宮城県代表決定戦本選決勝・烏野vs白鳥沢にて。第5セット終盤で、白鳥沢が取った最後のタイムアウトが終わる際に、烏野主将・澤村がチームメイト全員にかけた言葉。
烏野は新しい無茶な攻撃を重ね、常に攻撃のアップデートをしながら、白鳥沢に食らいついてきました。
烏野の戦術の中心である選手全員が囮になる「同時多発位置差(シンクロ)攻撃」はとてつもなく体力を消耗します。
体力の限界が近い選手も多い中で、「数の有利で殴り合う」という攻撃コンセプトをチーム全体に再度浸透させる澤村。
太ももがはち切れようとも 空中戦は頼みます(西谷夕)
(C)古舘春一/集英社
烏野には俺有りっスから!
でも俺にもできない事がある
だから無理を承知で言います
太ももがはち切れようとも
空中戦は頼みます
第21巻 第187話「昼の月」より
烏野高校・西谷夕(にしのや ゆう)
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春の高校バレー宮城県代表決定戦本選決勝・烏野vs白鳥沢にて。第5セット終盤で、ミラクルレシーブをした烏野リベロ・西谷が烏野メンバーに言った言葉。
西谷は白鳥沢の攻撃と向き合い続け、一貫して「烏野に俺有り」と自らを鼓舞し、レシーブで何度も烏野のピンチを救ってきました。
リード・ブロックは我慢と粘りのブロックであると同時に 「最後に咲う」ブロックだ(黒尾鉄朗)
(C)古舘春一/集英社
いいか小僧!
リード・ブロックは我慢と粘りの
ブロックであると同時に
「最後に咲う」ブロックだ
第21巻 第187「昼の月」より
音駒高校・黒尾鉄朗(くろお てつろう)
\テレビシリーズ、劇場版総集編、舞台まで網羅/
春の高校バレー宮城県代表決定戦本選決勝・烏野vs白鳥沢にて。第5セット終盤で、烏野ブロックの要・月島の回想において、音駒主将・黒尾が音駒1年・灰羽に言った言葉。
梟谷学園グループとの合同練習会の自主練で、マグレでもシャットアウトするブロックが気持ちいいと主張する灰羽。
対する月島は、出し抜かれるのが嫌という理由で、ボールが上がってから反応するリード・ブロック派のようです。
冷静に淡々とブロックを遂行する月島には、我慢と粘りのリード・ブロックは最適な技術だったのでしょう。
だからこそ今 多彩な攻撃や守備が生まれている “強さ”とは 実に多彩(烏養一繋)
(C)古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS
バレーボールは“高さ”の球技
大きい者が強いのは明確
“個”を極めるのも強さ
新しい戦い方を探すのも強さ
だからこそ今 多彩な攻撃や守備が生まれている
“強さ”とは 実に多彩
―かつて名将アリー・セリンジャー監督が言った
「未来に発展も変革も
無いと信じる理由は無いのである」
第21巻 第188話「コンセプトの戦い」より
烏野高校 前監督・烏養一繋(うかい いっけい)
\テレビシリーズ、劇場版総集編、舞台まで網羅/
春の高校バレー宮城県代表決定戦本選決勝・烏野vs白鳥沢にて。第5セット最終盤、最後のスパイクを日向が決めた時の烏野 前監督・烏養一繋の独白。
絶対的なエースを軸に個を鍛え勝負する「古く堅実な白鳥沢」、斬新な攻撃を仕掛け続ける「新しく無茶な烏野」、コンセプトが違う強さを備える両校。
「コンセプトの戦い」を制したのは、自分達のスタイルをこれと決めずに、発展と変革を実現してきた烏野でした。
まとめ(劇場版「ゴミ捨て場の決戦」の告知映像一覧付き)
今回は、「ハイキュー!!」の春の高校バレー宮城県代表決定戦 本選決勝・烏野高校vs白鳥沢学園戦からの名言集でした。
作中で数試合しか描かれない5セットマッチで、白鳥沢エース・牛島の絶対的な個人の力に、チーム力で対抗する烏野という図式は読み応えがあります。
名言が多い以外にも、「ハイキュー!!」には、下記の要素も沢山あって、非常に面白いバレーボール漫画です!
- 本格的で迫力あるバレーボールのプレイ描写
- 魅力的・個性的なキャラクター
- 共感出来る「部活あるある」の数々
漫画もアニメも非常に面白い「ハイキュー!!」をこれを機に、是非ともご覧ください!
\レンタルで安く「ハイキュー!!」を一気に読みたい方は必見/
劇場版「ゴミ捨て場の決戦」の告知映像一覧