週刊少年ジャンプで連載されていたバレーボール漫画「ハイキュー!!」には、数多くの素晴らしい名言が存在します!
私は週刊少年ジャンプ読者歴25年以上、今なお毎週全作品を全てチェックし続けていますが、「ハイキュー!!」は何度読み返しても心震える名言ばかりです。
この記事では「ハイキュー!!」の梟谷学園高校vs狢坂高校での名言を取り上げていきます!
皆様の生き方、思考、行動に良い影響を与える名言が一つでも多く見つかれば幸いなので、是非とも最後までお読みください。
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読む前にご確認ください
- 名言の抽出範囲は、単行本37~38巻(アニメ化されていない原作部分)となります。
- 春高バレー準々決勝・梟谷(ふくろうだに)学園高校vs狢坂(むじなざか)高校からの名言がメインです。
- 名言を取り上げていく都合上、物語のネタバレが含まれることはご了承ください。
- 「まとめ」部分では2024年2月公開の「ハイキュー!!」劇場版予告をまとめております。
目次
- 1 春高バレー準々決勝・梟谷vs狢坂より名言11選「ハイキュー!!」名言集⑫(37~38巻)
- 1.1 ぜんぶ 全部呼ぶけん 全部打つけん(桐生八)
- 1.2 ただバレーボールをしにくる 牛島にも木兎にも負けてたまるか(桐生八)
- 1.3 ★木兎さんは「本気には本気で応えなくては」と思わせる人だと思う(赤葦京治)
- 1.4 あと何日かでお前らとはお別れだから いい加減 “ただの”エースになるよ(木兎光太郎)
- 1.5 ズボシ~じゃあさ 今まで負けてもいい戦いはあった?(木兎光太郎)
- 1.6 俺にできる事はいつも通りの供給だけです それならできます(赤葦京治)
- 1.7 世界が!!!俺に加勢している!!!(木兎光太郎)
- 1.8 自分に自信など全くない でも仲間に恵まれた自信はある(桐生八)
- 1.9 “楽”じゃなく “楽しい”を考える(木兎光太郎)
- 1.10 でもね 赤葦 俺には 120%をちょうだい(木兎光太郎)
- 1.11 今日は反論に反論できる!! “ムリ”ではなく “ムズカシイ”である!!(木兎光太郎)
- 2 まとめ(劇場版「ゴミ捨て場の決戦」の告知映像一覧付き)
- 3 参考①:「ハイキュー!!」とはどんな漫画?
- 4 参考②:「ハイキュー!!」はこんな方々にオススメ!
春高バレー準々決勝・梟谷vs狢坂より名言11選「ハイキュー!!」名言集⑫(37~38巻)
(アニメ第1期第1クール・オープニングテーマ「イマジネーション」by SPYAIR)
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ぜんぶ 全部呼ぶけん 全部打つけん(桐生八)
(C)古舘春一/集英社
ぜんぶ
全部呼ぶけん
全部打つけん
第37巻 第329話「全国三大エース」より
狢坂高校・桐生八(きりゅう わかつ)
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春の高校バレー準々決勝・梟谷vs狢坂にて。大分県代表・狢坂エース・桐生の回想シーンで、中学の全国大会で敗退し、チームメイトから「ごめん」と言われた時の桐生の言葉。
桐生は中学時代、白鳥沢エース・牛島と並ぶ実力と評価を持つほどの選手でした。しかし、徹底的にマークされ、弱気になってしまいスパイクを打ち切れなかった悔しい経験がありました。
悔しい経験から、下半身を強化し、ジャンプ力やパワーを高め、乱れたトスにも合わせる「悪球打ち」という武器も手に入れます。
全てのボールを打ち切る決意を口に出し、そのために必要なトレーニングを積む、目標のために言葉を発することの大切さが伝わってくるでしょう。
ただバレーボールをしにくる 牛島にも木兎にも負けてたまるか(桐生八)
(C)古舘春一/集英社
他人の評価を気にしたり
他人と自分を比べたり
そげな雑念 この世に有る事すら知らんように
バレーボールを
ただバレーボールをしにくる
牛島にも 木兎にも 負けてたまるか
第37巻 第330話「エースのさだめ」より
狢坂高校・桐生八(きりゅう わかつ)
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春の高校バレー準々決勝・梟谷vs狢坂にて。1セット目序盤で、ジャンプサーブを決めた時の狢坂エース・桐生の独白。
多くの人が他人からの評価を気にしたり、他人と自分を比べてしまうもので、全国三大エースと称される桐生も例外ではありません。
白鳥沢エース・牛島や、梟谷エース・木兎のような、「バレーボールをするために生まれてきたような選手」と比べると、誰しも劣等感を感じるものです。
★木兎さんは「本気には本気で応えなくては」と思わせる人だと思う(赤葦京治)
(C)古舘春一/集英社
木兎さんは
「本気には本気で応えなくては」
と思わせる人だと思う
第37巻 第331話「エースのめざめ」より
梟谷高校・赤葦京治(あかあし けいじ)
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春の高校バレー準々決勝・梟谷vs狢坂にて。梟谷セッター・赤葦の高校1年時の回想中における独白。
「ちょっとだけスパイク練習付き合って」と赤葦に言う時、毎回「ちょっとではない」ほど長時間のめり込む梟谷エース・木兎光太郎。
木兎の真剣さは接する人間を引かせることも、もっとやらなければと思わせることもあるほど、様々な影響を与えます。
本気で物事に取り組む人間に応えるためには、こちらも本気で応える覚悟が必要となるでしょう。
あと何日かでお前らとはお別れだから いい加減 “ただの”エースになるよ(木兎光太郎)
(C)古舘春一/集英社
俺は今まで
「皆のおかげのエース」だったけど
あと何日かでお前らとはお別れだから
いい加減
ただのエースになるよ
第37巻 第331話「エースのめざめ」より
梟谷高校・木兎光太郎(ぼくと こうたろう)
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春の高校バレー準々決勝・梟谷vs狢坂にて。第1セット中盤で、「超インナースパイク」を決めた時の梟谷エース・木兎の言葉。
木兎は「全国5本指に入るエース」といわれる一方、常人からは理解できない理由で、調子を崩すことが多いムラのある選手でもあります。
「木兎が調子を崩している時は他の選手がカバーする」というのが梟谷のチームスタイル。
木兎もそれを理解しているからこそ、自分を「皆のおかげのエース」と自覚しているのでしょう。
「ただのエースになる」という宣言することに、自分を支えてくれたチームメイトへの深い感謝の気持ちが感じられます。
ズボシ~じゃあさ 今まで負けてもいい戦いはあった?(木兎光太郎)
(C)古舘春一/集英社
お前「絶対に負けられない戦い」とか
思ってない?
ズボシ~じゃあさ
今まで負けてもいい戦いはあった?
第38巻 第332話「スター」より
梟谷高校・木兎光太郎(ぼくと こうたろう)
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春の高校バレー準々決勝・梟谷vs狢坂にて。第1セット終盤で、調子が悪い梟谷セッター・赤葦に、梟谷エース・木兎が言った言葉。
普段は冷静な赤葦が細かいミスを連発し、「自分が影山や宮侑のような一流セッターだったら…」とマイナス思考になってしまいます。
そのマイナス思考がさらに「絶対に負けられない焦り」を生み出すことに。赤葦の焦りを感じ取ったのか、木兎はどんな試合も負けられない試合だったと伝えます。
練習試合、公式戦、どんな試合も重要だと捉えられるのは、木兎の「勝利への執念」が常人よりはるかに高いからなのでしょう。
俺にできる事はいつも通りの供給だけです それならできます(赤葦京治)
(C)古舘春一/集英社
スターを前にして俺にできる事は
“いつも通り”の供給だけです
いつも通り(それ)ならできます
第38巻 第333話「タスクフォーカス」より
梟谷高校・赤葦京治(あかあし けいじ)
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春の高校バレー準々決勝・梟谷vs狢坂にて。1セット目終了後、梟谷監督・闇路(やみじ)に対して、梟谷セッター・赤葦が言った言葉。
闇路監督の言葉もあり、重要なのは常に「次 自分にできる事とすべき事」と目の前の一球に集中することを再確認できた赤葦。
「いつも通り」を「いつも通り」に遂行することは、練習とは雰囲気の違う試合では難しいことで、だからこそ大事なことでもあることが分かります。
世界が!!!俺に加勢している!!!(木兎光太郎)
(C)古舘春一/集英社
世界が!!!俺に加勢している!!!
第38巻 第334話「ネガティヴ限界突破」より
梟谷高校・木兎光太郎(ぼくと こうたろう)
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春の高校バレー準々決勝・梟谷vs狢坂にて。第2セット終盤、サーブを打つ時の木兎コールと手拍子にテンションが上がった時の梟谷エース・木兎の独白。
相手サーブを邪魔するための手拍子ですが、味方応援団によって統率されてないと、テレビ中継のイメージで味方のサーブにも手拍子をしてしまいます。
ただ、木兎は普通の選手とは違う基準で調子が上下する選手なので「自分に注目が集まってる」と感じる手拍子はむしろ好影響を与えます。
注目されることを自分の力に変えられる部分では、木兎は一流アスリートとしての素質やスター性を持っていることが感じられるでしょう。
自分に自信など全くない でも仲間に恵まれた自信はある(桐生八)
(C)古舘春一/集英社
木兎光太郎 俺はお前がこわい
お前ん様な男と戦えば
自分の小ささを浮き彫りにされる
俺には怖えもんがいっぱいや
仲間の鼓舞も期待も歓声も
どこかプレッシャーに感じちょった
“プレッシャー”
弱えくせに何を一丁前に
自分に自信など全くない
でも仲間に恵まれた自信はある
強い仲間がそこまで言っちくれる
逃げ出すくらいなら 自惚れろ
第38巻 第334話「ネガティヴ限界突破」より
狢坂高校・桐生八(きりゅう わかつ)
\2025年3月のイベントに先行応募可能/
春の高校バレー準々決勝・梟谷vs狢坂にて。3セット目開始直後のラリーで、スパイクを決めた時の狢坂エース・桐生の独白。
「全国3本指のエース」と呼ばれながら、バレーボールをするために生まれてきたような天才と比較して、自分を卑下してしまう桐生。桐生にとって、純粋にバレーボールを楽しみ仲間の期待や歓声を力に変える梟谷エース・木兎は、苦手な存在であるとともに憧れの対象でした。
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「ハイキュー!!」の勇気づけられる名言54選を紹介!ハイキュー!!名言集㉛(1~45巻より)
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“楽”じゃなく “楽しい”を考える(木兎光太郎)
(C)古舘春一/集英社
“楽”じゃなく
“楽しい”を考える
第38巻 第335話「夢中」より
梟谷高校・木兎光太郎(ぼくと こうたろう)
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春の高校バレー準々決勝・梟谷vs狢坂にて。第3セット中盤、梟谷セッター・赤葦の回想で、梟谷エース・木兎が言った言葉。
木兎は昔いたクラブチームのコーチがいつも言っていた言葉を引用し、さらに「楽しい」について以下のように定義します。
ブロックされんのも
レシーブミスんのも
サーブミスんのも
バテんのも楽しくない
全部決めたい 全部拾いたい 全部勝ちたい
木兎の定義する「楽しい」は、「スタミナ切れせず全てのプレーを成功させて、全ての勝負に勝ちたい」という、現実的には実現不可能なことでしょう。
\日向・影山・牛島の裏表紙イラストをチェックする/
でもね 赤葦 俺には 120%をちょうだい(木兎光太郎)
(C)古舘春一/集英社
試合で100%を出すって
カンタンじゃない
でもね赤葦
俺には
120%をちょうだい
第38巻 第336話「バケモノたちの行くところ」より
梟谷高校・木兎光太郎(ぼくと こうたろう)
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春の高校バレー準々決勝・梟谷vs狢坂にて。第3セット終盤で、トスを上げようとする梟谷セッター・赤葦に、梟谷エース・木兎が目線で訴えかける独白。
タイムアウト時に木兎は、「自分にできること以外はできない」と潔く割り切る赤葦を褒めた上で、あえて限界以上のことを要求します。
木兎のバレーボールに全力に取り組む姿勢は、味方の実力を限界以上に引き上げるほど、影響力が高いことが感じ取れるでしょう。
今日は反論に反論できる!! “ムリ”ではなく “ムズカシイ”である!!(木兎光太郎)
(C)古舘春一/集英社
来たな赤葦!俺は考えたんだぜ!
今日は反論に反論できる!!
“ムリ”ではなく
“ムズカシイ”である!!
第38巻 第337話「次」より
梟谷高校・木兎光太郎(ぼくと こうたろう)
\テレビシリーズ、劇場版総集編、舞台まで網羅/
春の高校バレー準々決勝・梟谷vs狢坂にて。試合後に、梟谷エース・木兎が梟谷セッター・赤葦に言った言葉。
「明日こそ全部拾って全部決める」という高い目標を立てる木兎に「全部は無理でしょう」と赤葦は冷静に返しますが、さらに木兎は反論します。
「無理だ」と可能性を諦めるより、「難しい」と最後まで諦めずに可能性を探す思考へとつながるでしょう。
\「2024年のハイキュー」が堪能できる1冊をチェックする/
まとめ(劇場版「ゴミ捨て場の決戦」の告知映像一覧付き)
今回は、「ハイキュー!!」の春の高校バレー準々決勝・梟谷高校vs狢坂高校戦からの名言集でした。
梟谷エース・木兎光太郎のポジティブさや、「楽しい」を実現するために貪欲に自分を高めていく姿勢は、新しいことに挑戦する勇気を与えてくれますね。
名言が多い以外にも、「ハイキュー!!」には、下記の要素も沢山あって、非常に面白いバレーボール漫画です!
- 本格的で迫力あるバレーボールのプレイ描写
- 魅力的・個性的なキャラクター
- 共感出来る「部活あるある」の数々
漫画もアニメも非常に面白い「ハイキュー!!」をこれを機に、是非ともご覧ください!
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劇場版「ゴミ捨て場の決戦」の告知映像一覧