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名言(試合・エピソード別)

【ゴミ捨て場の決戦】烏野vs音駒より名言24選「ハイキュー!!」名言集⑪(33~37巻)

ハイキュー!!烏野vs音駒名言集

週刊少年ジャンプで連載されていたバレーボール漫画「ハイキュー!!」には、数多くの素晴らしい名言が存在します!

私は週刊少年ジャンプ読者歴25年以上、今なお毎週全作品を全てチェックし続けていますが、「ハイキュー!!」は何度読み返しても心震える名言ばかりです。

この記事では「ハイキュー!!」の烏野高校vs音駒高校での名言を取り上げていきます!

皆様の生き方、思考、行動に良い影響を与える名言が一つでも多く見つかれば幸いなので、是非とも最後までお読みください。

\原作者・古舘先生監修による選手のインタビューなど…2024年のハイキューが盛り沢山!/

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読む前にご確認ください

  • 名言の抽出範囲は、単行本33~37巻(アニメ化されていない原作部分)となります。
  • 春高バレー3回戦・烏野高校vs音駒高校からの名言がメインとなります。
  • 名言を取り上げていく都合上、物語のネタバレが含まれることはご了承ください。
  • 「まとめ」部分では2024年2月公開の「ハイキュー!!」劇場版予告をまとめております。

目次

春の高校バレー3回戦・烏野vs音駒より名言24選「ハイキュー!!」名言集⑪(33~37巻)

(アニメ第4期第1クール・エンディングテーマ「決戦スピリット」by CHiCO with HoneyWorks)

/特別番外編の漫画・作者と歴代編集担当との座談会などファン必見の内容です\

…ふふ まあどっちでもいいよね それを確かめる為にわざわざ試合しに来てんだし(孤爪研磨)

(C)古舘春一/集英社

…ふふ まあどっちでもいいよね

優劣(それ)を確かめる為に

わざわざ試合しに来てんだし

 

第33巻 第292話「いつの夜も二度と無い」より
音駒高校・孤爪研磨(こづめ  けんま)

春の高校バレー2日目の夜。ニュースで流れる「音駒が烏野に挑む」構図に音駒メンバーが不満を漏らしている時の、音駒セッター・研磨の言葉。

ゴールデンウィーク中の練習試合、梟谷学園グループとの合同練習会を通じ、烏野は音駒にほとんど勝てませんでした。

しかし、全国3本指に入るスパイカー牛島のいる白鳥沢、最強の双子・宮兄弟のいる稲荷崎に勝利したことで、下馬評は烏野有利となります。

試合への熱量はあまり持っていませんが、難しいゲームを攻略することにはワクワクする研磨。

研磨にとっては周りの評判は関係なく、「日向翔陽」という面白いゲームをどうやって攻略するかに興味津々です。

研磨の周りの声に流されない冷静さと、「やってみなければわからない」という内に秘めた負けず嫌いを感じられるでしょう。

それくらいこいつらだってわかってるよ だから満喫してくれ じじい(烏養繋心)

(C)古舘春一/集英社

これは“今”の戦い こいつらの戦い

でも俺達だけの力でここに立っているわけじゃない

それくらいこいつらだってわかってるよ

だから満喫してくれ じじい

 

第33巻 第293話「約束の地」より
烏野高校・烏養繋心(うかい   けいしん)

春の高校バレー3回戦・烏野vs音駒にて。試合開始前、烏野元監督・烏養一繋(うかい  いっけい)へ向けた、孫で現烏野コーチ・烏養繋心の独白。

烏野バレー部の元監督・一繋と、音駒バレー部の現監督・猫又育史(ねこまた  やすふみ)は学生時代からのライバルでした。

引退後はそれぞれ母校でコーチをしていて、烏野と音駒が全国の舞台で戦うことを目指して練習試合を重ねていました。

しかし結局その目標は叶わず、一繋も猫又も監督を引退。烏野と音駒の縁は途切れてしまいましたが、猫又が2年前に監督に復帰し、烏野顧問・武田先生の熱意もあり、再び繋がりを持つことに。

カラス(烏野)とネコ(音駒)による「ゴミ捨て場の決戦」は現役選手だけでなく、一繋と猫又が積み重ねた両校の関係性、その関係性を取り戻すきっかけを作った武田先生の情熱などがあってこそ。

大きな舞台は、舞台に立つ人達だけでなく、その舞台を実現させるべく奮闘した裏方の働きもあってこそ成り立つものだと実感します。

「もう一回」が無い試合だ 研磨!(日向翔陽)

(C)古舘春一/集英社

「もう一回」が無い試合だ 研磨!!!!

 

第33巻 第294話「ゴミ捨て場の決戦」より
烏野高校・日向翔陽(ひなた  しょうよう)

春の高校バレー3回戦・烏野vs音駒にて。試合開始直後のラリーを烏野が制した後に、日向が音駒セッター・研磨に叫んだ言葉。

明るい性格で試合への熱量が高い日向に対して、研磨は内向的な性格で試合の勝敗にそこまで興味がありません。

研磨に勝利することで「別に」「普通」以外のことを言わせたいと思う日向。練習試合じゃない試合をやってみたいと考えるようになる研磨。

性格は真逆の二人ですが、「もう一回が無い負けたら即ゲームオーバー」である公式戦を心待ちにしていた点で同じ想いでした。

負けず嫌いを全面に出す日向に対し、心の内に秘めている研磨。負けず嫌いの表現方法は、人それぞれ違うのはとても興味深いです。

しょうぐん
叫ぶ日向と、不敵な笑みで静かに応える研磨の対比もワクワクしますね!

…おかげさまで 本当におかげさまで 極たまに面白いです(月島蛍)

(C)古舘春一/集英社

…おかげさまで

(本当に おかげさまで)

極たまに 面白いです

 

第34巻 第298話「導(しるべ)」より
烏野高校・月島蛍(つきしま  けい)

春の高校バレー3回戦・烏野vs音駒にて。第1セット目序盤、音駒主将・黒尾に「最近のバレーはどうだい」と聞かれた時の、烏野ブロックの要・月島の言葉。

梟谷学園グループの合同練習会にて、月島は黒尾と梟谷エース・木兎(ぼくと)との自主練を経て、バレーへの取り組み方が少し変わることに。

今回の音駒戦で月島は烏野ピンチサーバー・山口と「サーブ&ブロック」を成功させます。

サーブで崩して、攻撃手段が絞られた所をブロックすること)

「自分一人では勝てなくても仲間となら勝てる」という経験は、白鳥沢戦で牛島のスパイクをブロックしたことに続き、月島がさらにバレーボールにハマるきっかけとなるでしょう。

あの最初の試合から わかってる烏野には コイツが居るのだ(黒尾鉄朗)

(C)古舘春一/集英社

あの最初の試合から

わかってる 烏野には

影山(コイツ)が居るのだ

 

第34巻 第299話「秩序と無秩序」より
音駒高校・黒尾鉄朗(くろお  てつろう)

春の高校バレー3回戦・烏野vs音駒にて。第1セット目序盤、影山に対する音駒主将・黒尾の独白。

ハイレベルなレシーブをはじめとした音駒の強力な守備を、強引に打ち破る強気なトスをあげてくるのが天才セッターである影山です。

ゴールデンウィークの練習試合でも、影山は「バケモノのような実力」と評されていました。

影山が圧倒的な存在感と実力で相手に脅威を与えるとんでもない選手であることが伝わってくるでしょう。

ただただ 烏の羽をもいでみたくて仕方がないのだ(猫又育史)

(C)古舘春一/集英社

でも奴だけは少し違う

集大成の勝負

因縁の対決

負ければ3年生は引退

そういう事にはやはり然程興味は無く

ただ ただ

烏の羽をもいでみたくて仕方がないのだ

 

第34巻 第300話「わくわく」より
音駒高校・猫又育史(ねこまた  やすふみ)

春の高校バレー3回戦・烏野vs音駒にて。第1セット目中盤、音駒セッター・孤爪研磨に対する、音駒監督・猫又の独白。

烏野・音駒メンバーのほとんどが「ゴミ捨て場の決戦」に高揚してる中、研磨の頭の中は因縁よりもどうやって相手を攻略できるかを考えてばかり。

熱量が高い試合の中で、試合への取り組む視点が一人違うことは、相手の裏をかける可能性があるかもしれないでしょう。

でもすごく凄いものを見ると  自分の中の「できそう」のラインが少し更新されるよね(孤爪研磨)

(C)古舘春一/集英社

あんな頑張ってる奴と一緒にしたら失礼

 

でもすごく凄いものを見ると

自分の中の「できそう」のラインが

少し更新されるよね

 

第34巻 第301話「じわじわ」より
音駒高校・孤爪研磨(こづめ  けんま)

春の高校バレー3回戦・烏野vs音駒にて。第1セット目終盤、音駒エース・山本猛虎に言った、音駒セッター・孤爪研磨の言葉。

無茶な攻撃を成功させ、山本から「影山にも負けてない」と言われた時、研磨は納得いかない表情を見せます。

影山に負けてないとは全く思わないながらも、凄いプレーを目の当たりにして、自分の限界を少し越えてみようとは思うようです。

しょうぐん
自分の力量を冷静に見極め、ゲームのレベル上げのように少し高いハードルに取り組むのは最適なチャレンジですね。

でもコイツは【今だから】やったんだ(天童覚)

(C)古舘春一/集英社

でもコイツは【今だから】やったんだ

烏野が押せ押せな雰囲気で

でもこのセットの“勝ち”を意識したのを分かって

誘ったんだ

 

第34巻 第304話「点のとりかた」より
白鳥沢学園・天童覚(てんどう  さとり)

春の高校バレー3回戦・烏野vs音駒にて。第1セット目終盤、音駒セッター・孤爪研磨のプレイを分析した、白鳥沢ゲスブロッカー・天童の言葉。

研磨は烏野の攻撃の陣形を見極めた絶妙な返球で、ボールを譲り合ってコートに落とす「お見合い」を誘発させ、第1セットを取った音駒。

セットを決める大事な1点を、強烈なスパイクやサーブではなく、相手の虚を突いたプレーで取ったところに研磨の屈指のクセ者ぶりが感じられます。

しょうぐん
同じ「クセ者」プレーヤーの天童が評価していることで、いかに意表を突いたプレーであるかが伝わりますね。

「考えて」「やってみて」「失敗する」はアリだよ(猫又育史)

(C)古舘春一/集英社

一番無意味なのは【ただ】やること

「考えて」「やってみて」「失敗する」は

アリだよ

 

第35巻 第306話「照準」より
音駒高校・猫又育史(ねこまた  やすふみ)

春の高校バレー3回戦・烏野vs音駒にて。第2セット序盤、音駒1年・灰羽リエーフのサーブ失敗に対する、音駒・猫又監督の言葉。

音駒はセッター・孤爪研磨の作戦で、サーブで日向を狙って、日向の速攻を防ぐことを徹底していました。

音駒の意図を察した烏野もレシーブの陣形を変化させ、それを見たリエーフは守備の空いてるスペースをサーブで狙うことに。

サーブは失敗してしまいますが、バレーボール歴が短いリエーフが自分で考えた上での行動だったので、猫又監督はリエーフの試みを評価します。

選手がきちんと考えた上での失敗は、否定するのではなく褒めることで、次の挑戦へとつながるでしょう。

気付くと追い込まれてる そうだこれが音駒だったと(澤村大地)

(C)古舘春一/集英社

わかってるつもりなのに

毎回思い知らされる

「絶対取れない」って絶望するような

スパイクやサーブが飛んでくるわけじゃないのに

気付くと追い込まれてる

 

そうだ これが音駒だったと

 

第35巻 第308話「針と大剣」より
烏野高校・澤村大地(さわむら  だいち)

春の高校バレー3回戦・烏野vs音駒にて。第2セット序盤、音駒の恐ろしさに対する烏野主将・澤村の独白。

全国3本指に入るスパイカー牛島若利を擁する白鳥沢、最強の双子・宮侑宮治を擁する稲荷崎といった攻撃力のある高校に勝利してきた烏野。

対する音駒は高い守備力による粘りで、相手をじわじわといつの間にか追い込んでいくスタイルです。

怒涛の攻撃で勢いをつけていく烏野にとって、これほど相性の悪い相手はいないでしょう。

互いのスタイルの相性で勝敗が読めないというのは、スポーツの難しくも、面白い部分でもあります。

烏野の「いつもならきっと決めてた数本」を削れればいい(孤爪研磨)

(C)古舘春一/集英社

どんな攻撃も全部封じるなんて不可能

烏野の「いつもならきっと決めてた数本」を

削れればいい

その小さなストレスの積み重ねは

一本のミスに繋がるかもしれない

それが2本・3本になればいい

 

第35巻 第310話「鳥籠」より
音駒高校・孤爪研磨(こづめ  けんま)

春の高校バレー3回戦・烏野vs音駒にて。第2セット中盤、烏野が取ったタイムアウト時に、音駒セッター・孤爪研磨がチームメイトに言った言葉。

日向の「翼」である「助走」を断つために、研磨はチームメイトに日向をサーブで狙わせるなどの策略を仕掛け、日向のコート内での影響力を低下させます。

相手の100%を真っ向勝負で迎え撃つのではなく、相手の100%が発揮出来ないように工夫を凝らす研磨。

バレーボールはお互いある程度得点を取られるスポーツだからこそ、数点分のミスに着目する研磨の戦術眼が感じられます。

面白い翔陽が終わっちゃうのは悲しい(孤爪研磨)

(C)古舘春一/集英社

面白い翔陽が終わっちゃうのは悲しい

 

第35巻 第311話「おしまいの悲しみ」より
音駒高校・孤爪研磨(こづめ  けんま)

春の高校バレー3回戦・烏野vs音駒にて。第2セット中盤、音駒主将・黒尾セッター・孤爪研磨が言った言葉。

研磨の策略により、日向はコート内での存在感が薄れて、囮としての脅威が無くなってしまいます。

「ゲームはクリア出来ないから面白い」と考える研磨にとって、日向はクリアが難しいゲームのような存在で、常に自分の想像を超える面白さがありました。

日向の持ち味を消すことは、試合を有利に進めるために必要なことですが、研磨にとっては面白さが無くなってしまう複雑な心境が垣間見えます。

しょうぐん
自分への興味が無くなっていると感じる日向のもどかしい表情も印象的です。

点を獲るのに近道が無いって事だけはしってる(日向翔陽)

(C)古舘春一/集英社

研磨が「おれのレシーブ」で

おれを閉じ込めるとわかっても

【どっちか】を選ぶわけにはいかない

レシーブが無きゃスパイクも無い

ボールが落ちたらバレーは始まらない

点を獲るのに近道が無いって事だけはしってる

 

第35巻 第313話「『諦めない』って口で言う程簡単な事じゃない」より
烏野高校・日向翔陽(ひなた  しょうよう)

春の高校バレー3回戦・烏野vs音駒にて。第2セット後半、サーブや返球で狙われ続けた時の日向の独白。

音駒セッター・研磨の作戦で、日向は自分が攻撃に参加できない場所でレシーブをさせられ、思うようにプレーが出来ません。

ただ、宮城県1年生選抜合宿でレシーブの重要性を認識した日向にとって、スパイクを打つためにレシーブをあえて避ける選択肢はありませんでした。

レシーブをした上で、スパイクのための助走距離も確保するスタミナを消耗する動きを繰り返す日向。

何かを諦めずに全力でやり続ける、日向の絶対に妥協しない姿勢と実行力が感じ取れます。

スパイカーに時間(みち)をつくれ(影山飛雄)

(C)古舘春一/集英社

スパイカーの前の壁を切り開く

その為の セッター

スパイカーに 時間(みち)をつくれ

 

第35巻 第314話「最強の味方・2」より
烏野高校・影山飛雄(かげやま  とびお)

春の高校バレー3回戦・烏野vs音駒にて。第2セット終盤、音駒の日向対策を分析している最中の、影山の独白。

持ち前の機動力が封じられている日向を活かすため、影山は日向の高いジャンプ力を活かした攻撃を選択します。

音駒の日向対策が影響しない空中へ、嬉しそうな表情を浮かべて、床を蹴る音がするくらいのジャンプで高く跳ぶ日向。

「速さ」でブロックを振り切る方法もあれば、スパイカーの「ジャンプ力」で空中での余裕を確保させてブロックを振り切る方法もあります。

選手の状況と状態を把握した上で、新しい強みを引き出す、影山のセッターとしての能力が高いことが改めて分かるでしょう。

レシーブも磨いて行かなきゃ 日向には勝てない(犬岡走)

(C)古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS

―それに

烏野対稲荷崎を見て思った

レシーブも磨いて行かなきゃ

日向には勝てない

 

第36巻 第316話「ライバル・2」より
音駒高校・犬岡走(いぬおか  そう)

春の高校バレー3回戦・烏野vs音駒にて。第2セット終盤、交代で入った音駒1年・犬岡の独白。

ゴールデンウィーク中に行われた練習試合で、日向の動きについていく運動能力を発揮した犬岡。裏表がない明るい性格は日向と似ている部分もあり、研磨と同じ様に犬岡もお互いに意識し合うライバル関係です。

春高2回戦・稲荷崎戦での日向の高いパフォーマンスは、ライバルとして刺激と同時に脅威も感じてしまうほどでした。

相手選手にも成長しなければと思わせる、日向の高い影響力が感じられるでしょう。

…やっぱり翔陽は 戦う度新しい(孤爪研磨)

(C)古舘春一/集英社

…やっぱり

翔陽は

戦う度 新しい

 

第36巻 第317話「更新(アップデート)」より
音駒高校・孤爪研磨(こづめ  けんま)

春の高校バレー3回戦・烏野vs音駒にて。第2セット終盤、音駒エース・山本のスパイクを日向がレシーブした時の、音駒セッター・孤爪研磨の独白。

研磨の作戦により、持ち味を発揮できずにいた日向ですが、「床を蹴る音がする凄いジャンプ」を成功させることで、空中戦で再び存在感を示します。

日向の活躍は、音駒の苦戦につながってしまいますが、研磨個人としては「やっぱり翔陽は面白いことをしてくれる」と目を輝かせることに。

「面白い日向を見ていたい研磨」「研磨にバレーボールを面白いと言わせたい日向」、「面白さ」を軸にした二人の関係性はとても興味深いです。

じゃあネットを下げればいい 最初こそまずは「できるヨロコビ」じゃないかい(猫又育史)

(C)古舘春一/集英社

じゃあネットを下げればいい

最初こそまずは「できるヨロコビ」じゃないかい

 

第36巻 第318話「相棒」より
音駒高校・猫又育史(ねこまた  やすふみ)

春の高校バレー3回戦・烏野vs音駒の第3セット開始前、音駒セッター・孤爪研磨の小学校時代の回想にて。

とあるバレーボールチームの練習を覗いた際、音駒主将・黒尾が「スパイクは背が大きくないと打てないから…」と言った時の音駒・猫又監督の言葉。

この言葉とスパイクの練習を通して黒尾はバレーボールにハマり、(7歳時は研磨よりも)引っ込み思案で人見知りな所も改善されていきました。

しょうぐん
実際、バレーボール初心者の練習法としてネットを下げて、慣らしていくという方法はあるようですね。

バレーボールに限らずですが、何かにハマるきっかけは「できるヨロコビ」を味わうこと。

その喜びを感じる環境を増やすためには、挑戦するハードルを低くすることと背中を押す一言が非常に大事だと感じられるでしょう。

ギリギリの“道”をあえて作っていた? いや 作らせていたのか(影山飛雄)

(C)古舘春一/集英社

ブロックの隙間に

完全に待ち構えていた

日向なら抜けるだろうギリギリの“道”を

あえて作っていた?

いや

 

作らせていたのか

 

第36巻 第319話「ガーディアンズ」より
烏野高校・影山飛雄(かげやま  とびお)

春の高校バレー3回戦・烏野vs音駒にて。第3セット序盤、日向のスパイクを完璧にレシーブした、音駒リベロ・夜久に対する影山の独白。

スパイクのコースを限定させた夜久に対して、影山だけでなく、日向や烏野リベロ・西谷、音駒セッター・研磨も驚きの表情を見せました。

夜久のプレイが敵味方関係なく魅了すると同時に、「分かる人には分かる」高度な駆け引きを見抜いた影山の分析力の高さも伝わってきます。

そんでさ「良かった間違ってなかった」って思ったんだよね(黒尾鉄朗)

(C)古舘春一/集英社

ツッキーの「徹底ネチネチブロック」にさ

皆が腹立つワケじゃん?

そんでさ

「良かった間違ってなかった」って

思ったんだよね

 

第36巻 第320話「師弟・2」より
音駒高校・黒尾鉄朗(くろお  てつろう)

春の高校バレー3回戦・烏野vs音駒にて。第3セット序盤、烏野ブロックの要・月島に、音駒主将・黒尾が言った言葉。

夏に実施された梟谷学園グループとの合同練習会で、黒尾は月島にブロックのノウハウを教えました。その後、月島は烏野のブロックの要として急成長していきます。

黒尾にとって月島の急成長は師弟関係のような嬉しさと同時に、自分がやってきたことが間違いではなかったことの確信にもつながったのでしょう。

しょうぐん
黒尾が高校卒業後に選んだ進路は、月島がバレーにハマるきっかけに関われたことも理由の1つかもしれないですね。

たーのしー(孤爪研磨)

(C)古舘春一/集英社

たーのしー

 

第36巻 第322話「おれの勝ち」より
音駒高校・孤爪研磨(こづめ  けんま)

春の高校バレー3回戦・烏野vs音駒にて。第3セット中盤、激しいラリーの末に日向が得点した時の音駒セッター・孤爪研磨がつぶやいた言葉。

ラリー中の日向との駆け引きに、思わず「楽しい」とつぶやく研磨。そして、渾身のガッツポーズをする日向。

日向にとって、研磨に【別に】【普通】以外のことを言わせることはこの試合一番の目標でした。

梟谷エース・木兎が烏野ブロックの要・月島に言った、「バレーボールにハマる瞬間があるか、ないか」という言葉。

日向と公式戦で「もう一回が無い試合」をすることは、研磨がバレーボールにさらにハマるきっかけになることが感じられます。

バカ!!!ボール!!!まだ落ちてない!!!!(孤爪研磨)

(C)古舘春一/集英社

バカ!!!ボール!!!

まだ落ちてない!!!!

 

第37巻 第323話「ラストバトル」より
音駒高校・孤爪研磨(こづめ  けんま)

春の高校バレー3回戦・烏野vs音駒にて。第3セット終盤、烏野がマッチポイントを迎えたラリーで、音駒セッター・孤爪研磨がチームメイトに叫んだ言葉。

ゲームで勇者を操作する時に「クリアすると面白くなくなるから、魔王にはまだ死なないで欲しい」と考える研磨。

試合終盤で疲労も蓄積されている中、バレーボールが楽しいから終わらないでほしいと願う研磨。

日向との真剣勝負を通して、物静かな研磨が抱く秘めた負けず嫌いが、感情剥き出しとなって現れた叫びでした。

はあ~面白かった! クロ おれにバレーボール教えてくれて ありがとう(孤爪研磨)

(C)古舘春一/集英社

はあ~面白かった!

クロ

おれにバレーボール教えてくれて

ありがとう

 

第37巻 第324話「祭の終わり」より
音駒高校・孤爪研磨(こづめ  けんま)

春の高校バレー3回戦・烏野vs音駒にて。試合終了直後、敗北した音駒のセッター・孤爪研磨が、主将の黒尾に言った言葉。

試合に負けたところで、勝ったところで、誰も死なないし、生き返らないし、悪は栄えないし、世界は滅びないのがバレーボール。

壮大な世界を駆け巡るでもなく、ただ9×18mの四角いコートの中でボールを落とさない事に必死になるだけのバレーボール。

「それだけなのにこんなに面白い」のがバレーボール。

バレーボールの面白さを存分に味わった研磨が、小学校からの親友である黒尾に照れもせず、素直に感謝の気持ちを伝えた名言です。

終わりだけど この3年間が黒尾と夜久と一緒で良かった(海信行)

(C)古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS

終わりだけど

この3年間が

黒尾と夜久と一緒で良かった

 

第37巻 第325話「ゴミ捨て場の約束」より
音駒高校・海信行(かい  のぶゆき)

春の高校バレー3回戦・烏野vs音駒にて。試合終了後、音駒主将・黒尾とセッター・夜久に対して、音駒副主将・が言った言葉。

海は普段は穏やかな表情で、口に出すことに気恥ずかしさを覚える言葉も躊躇いなく発言できます。

高校三年間という限られた時間で「何をしてきた」かも大事ですが、「誰と一緒に歩んできた」かもとても大事なことでしょう。

どっちが現在(いま)の「小さな巨人」か 決めようぜ(星海光来)

(C)古舘春一/集英社

2回戦と3回戦を見た

見事だった

どっちが現在(いま)の「小さな巨人」か

決めようぜ

 

第37巻 第326話「午後」より
鴎台高校・星海光来(ほしうみ  こうらい)

烏野が春の高校バレー3回戦を勝ち上がった直後に、鴎台小さな巨人・星海が、日向に言った言葉。

小学校の時に観た「小さな巨人」に憧れ、バレーボールを始めた日向。時を経て「小さな巨人」と呼ばれる星海がいる鴎台と準々決勝で対戦することに。

間違いなく現在の総合的な実力では星海が数段上ですが、日向の活躍を素直に褒めたたえる器の大きさを見せます。

どちらが小さな巨人に相応しいかを堂々と勝負を申し込める所に、自分の実力に確かな自信を抱く星海のカッコよさが感じ取れるでしょう。

まとめ(アニメ続編劇場版の告知映像&関連名言記事一覧付き)

今回は、「ハイキュー!!」の春の高校バレー3回戦・烏野高校vs音駒高校戦からの名言集でした。

両校の監督&選手同士間にの関係性が連載初期から描かれていて、その関係性の集大成が春の高校バレーという大舞台での対決という、非常に感慨深い試合でした。

名言が多い以外にも、「ハイキュー!!」には、下記の要素も沢山あって、非常に面白いバレーボール漫画です!

  • 本格的で迫力あるバレーボールのプレイ描写
  • 魅力的・個性的なキャラクター
  • 共感出来る「部活あるある」の数々

すでに連載は終了していますが、2022年9月2日に『ハイキュー!!』生誕10周年を祝う記念本『ハイキュー!! 10thクロニクル』が発売しています。

描きおろしポスター&イラスト・特別番外編の漫画・作者と歴代編集担当との座談会・単行本未収録イラストなどなど…ファン必見の内容です!

https://www.shonenjump.com/j/2022/03/07/220307_hq001.html

また、2022年8月13日に「ハイキュー!! FINAL」と銘打ったアニメ続編劇場版二部作の制作決定が発表され、解禁映像がYouTubeにあがっています!

2023年9月24日には、2024年2月16日(金)より公開される「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」の予告映像が解禁。

2023年12月16日には、「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」の予告映像第2弾が解禁されました。

2024年2月15日には公開直前PVが解禁され、いよいよ公開を迎えることに。

公開17日間で興行収入51億円を超える大ヒットとなり、2024年3月5日には「大ヒット御礼PV・音駒篇」が流されます。

2024年3月22日に「大ヒット御礼PV・烏野篇」が、入場者プレゼント第3弾配布前にオンエアー。

原作屈指の人気を誇る烏野vs音駒を映画館の大きなスクリーンで観れるなんて最高ですね!

漫画もアニメも非常に面白い「ハイキュー!!」をこれを機に、是非ともご覧ください!

\「ハイキュー!!」以外もたくさんの漫画がレンタルできます!/

DMMコミックレンタル実体験レビューはこちら

烏野メンバーと音駒メンバーの交流が深まっていく「合同練習会編」を含む名言集↓

春高の舞台を目指して音駒が奮闘する「東京都・春高代表決定戦」名言集↓

参考①:「ハイキュー!!」とはどんな漫画?

「ハイキュー!!」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて2012年12号から2020年33・34合併号まで連載されていた漫画で、作者は古舘春一先生です。

【ハイキュー!!単行本よりあらすじ一部引用】

 

小学校の時に見た“小さな巨人”に憧れ、烏野高校バレー部に入部した日向翔陽。

だがそこには、中学最初で最後の公式戦で惨敗した相手・影山飛雄の姿が!?

反目しあうも、日向の抜群の運動能力と影山の正確なトスは、奇跡のような“変人速攻”を生み、烏野復活の力となる。

そして春高3回戦、烏野対音駒の“ゴミ捨て場の決戦”がいよいよ始まる。

高校バレーボールを題材にしたスポーツ漫画で、タイトルは、バレーボールを意味する熟語「排球」(はいきゅう)が由来。

本作品の主な舞台は宮城県となっていて、仙台駅や仙台市体育館など宮城の地名・建物が登場しています。

作中にて開催される各大会についても、下記のような実在の大会が描かれています。

■全日本中学校バレーボール選手権大会

■全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)

■全国高等学校総合体育大会(インターハイ)

プレイ描写には漫画的な誇張もありますが、現実の試合でも使われるプレイが多く描かれています。古舘先生自身、中学・高校がバレーボール部で、連載前からバレーボールが題材の作品を描きたい目標がありました。実体験から描ける、リアルで迫力ある描写はとてもカッコいいです。

テレビアニメは第4期まで制作、韓国・台湾・タイ・フィリピン・スペイン・イタリアなど、世界各国で人気が高い日本アニメの1つです。更にハイパープロジェクションマッピングという、新たな演劇の形で舞台化もされています。

また、「ハイキュー!! セカンドシーズン」製作委員会の名義で8月19日を「ハ(8) イ(1) キュー!!(9) の日」として日本記念日協会に申請し、正式に記念日として登録されました。

シリーズの累計発行部数は本編最終45巻発売時点で5000万部を突破し、本作の影響で中学・高校のバレーボール部員が、男子を中心に増加したのは言うまでもありません。

参考②:「ハイキュー!!」はこんな方々にオススメ!

「ハイキュー!!」は以下のような漫画が好きな方々に、オススメ出来る作品です。

こんな方にハイキュー!!はオススメ!

  • 本格的なスポーツ漫画が好き
  • 魅力的なキャラクターが多い漫画が好き
  • 「部活あるある」が描かれている漫画が好き
  • 名言が多い漫画が好き

バレーボールの戦略・技術を知ることが出来る本格的なスポーツ漫画であり、女性からも人気のある魅力的な登場人物も数多くいます。

また、「天才と比較して能力が平凡な選手」「部活にのめり込む側ではない選手」といった、普通側の選手が抱く劣等感や葛藤も表現されていて、「部活動あるある」に共感を覚える人も多いでしょう。

そして何よりも非常に名言が多いです。カッコいい名言、考えさせられる名言、前向きになれる名言、学びになる名言など、スポーツ漫画の中でも、特に名言が多い漫画だと感じます!

 

-名言(試合・エピソード別)

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劇場版をより楽しむために必読!
「ハイキューマガジン2024」徹底レビューはこちら
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