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試合・エピソード別名言

【ムリではなくムズカシイである】梟谷vs狢坂より名言22選「ハイキュー!!」名言集⑫(37~38巻)

2022年7月19日

ハイキュー!!名言集 梟谷vs狢坂編

週刊少年ジャンプで連載されていたバレーボール漫画「ハイキュー!!」には、数多くの素晴らしい名言が存在します!

私は週刊少年ジャンプ読者歴25年以上、今なお毎週全作品を全てチェックし続けていますが、「ハイキュー!!」は何度読み返しても心震える名言ばかりです。

この記事では「ハイキュー!!」の梟谷学園高校vs狢坂高校での名言を取り上げていきます!

皆様の生き方、思考、行動に良い影響を与える名言が一つでも多く見つかれば幸いなので、是非とも最後までお読みください。

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読む前にご確認ください

  • 名言の抽出範囲は、単行本37~38巻(アニメ化されていない原作部分)となります。
  • 春高バレー準々決勝・梟谷(ふくろうだに)学園高校vs狢坂(むじなざか)高校からの名言がメインです。
  • 名言を取り上げていく都合上、物語のネタバレが含まれることはご了承ください。
  • 「まとめ」部分では2024年2月公開の「ハイキュー!!」劇場版予告をまとめております。

目次

春高バレー準々決勝・梟谷vs狢坂より名言22選「ハイキュー!!」名言集⑫(37~38巻)

(アニメ第1期第1クール・オープニングテーマ「イマジネーション」by SPYAIR)

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絶対ぇ負けねって思った もっと会場沸かす試合してやる(木兎光太郎)

(C)古舘春一/集英社

お前ら見て

絶対ぇ負けねって思った

【もっと】

会場沸かす試合してやる

 

第37巻 第326話「午後」より
梟谷高校・木兎光太郎(ぼくと  こうたろう)

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春の高校バレー3回戦・梟谷vs岡山西商にて。試合終了直後、健闘をたたえ合った梟谷エース・木兎烏野主将・澤村と音駒主将・黒尾に言った言葉。

激闘を繰り広げた烏野と音駒の試合を観て、調子にムラのある木兎も集中モードに入り、梟谷は危なげなく3回戦突破をします。

しょうぐん
目立ちたがりの木兎にとって、烏野vs音駒から感じた熱量は何よりの刺激になりますよね。

俺は 1本の指に入るエースだ!!!!(木兎光太郎)

(C)古舘春一/集英社

んぬっふっふっ

5本だの 3本だの

多いわ!!!

俺は 1本の指に入るエースだ!!!!

 

第37巻 第328話「負けられない戦い」より
梟谷高校・木兎光太郎(ぼくと  こうたろう)

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春の高校バレー準々決勝・梟谷vs狢坂にて。試合開始前に、梟谷エース・木兎が高らかに叫んだ言葉。

狢坂エース・桐生は全国3大エースの1人と言われてるのに対して、木兎は5大エースには数えられますが3大エースにはギリギリ入れない位置のようです。

しょうぐん
一言で会場中を混乱させる「木兎語」ですが、ナンバーワンは自分なんだと堂々と主張できるのはすごいですよね。

ぜんぶ 全部呼ぶけん 全部打つけん(桐生八)

(C)古舘春一/集英社

(なんであやまる)

(謝らんでくれ)

(たのむ)

ぜんぶ

全部呼ぶけん

全部打つけん

 

第37巻 第329話「全国三大エース」より
狢坂高校・桐生八(きりゅう  わかつ)

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春の高校バレー準々決勝・梟谷vs狢坂にて。回想で、中学の全国大会で敗退し、チームメイトから謝罪された時の狢坂エース・桐生の独白と言葉。

桐生は中学時代、白鳥沢エース・牛島と並ぶ評価をされるほどの選手でした。しかし、徹底的なマークで弱気になってしまい、スパイクを打ち切れなかった悔しい経験がありました。悔しさをバネに下半身を強化し、ジャンプ力やパワーを高め、乱れたトスにも合わせる「悪球打ち」という武器を手に入れた桐生。

しょうぐん
全てのボールを打ち切るんだという、桐生のエースを背負う覚悟が伝わってきますね。

ただバレーボールをしにくる 牛島にも木兎にも負けてたまるか(桐生八)

(C)古舘春一/集英社

他人の評価を気にしたり

他人と自分を比べたり

そげな雑念

この世に有る事すら知らんように

バレーボールを

ただバレーボールをしにくる

牛島にも 木兎(こいつ)にも

負けてたまるか

 

第37巻 第330話「エースのさだめ」より
狢坂高校・桐生八(きりゅう  わかつ)

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春の高校バレー準々決勝・梟谷vs狢坂にて。第1セット序盤、ジャンプサーブを決めた時の狢坂エース・桐生の独白。

白鳥沢エース・牛島や梟谷エース・木兎のような「バレーをするために生まれてきたような選手」と比べると、桐生は少し心が脆い部分があります。

しょうぐん
劣等感を感じながら、バレーをするために生まれてきたような選手と競い合うのは、かなりの覚悟が必要ですよね。

軽く上げてる様に見えるが さすがのレシーブだ(澤村大地)

(C)古舘春一/集英社

軽く上げてる様に見えるが

さすがのレシーブだ

 

第37巻 第330話「エースのさだめ」より
烏野高校・澤村大地(さわむら  だいち)

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春の高校バレー準々決勝・梟谷vs狢坂にて。第1セット中盤、梟谷3年・猿杙(さるくい)のレシーブに対する烏野主将・澤村の独白。

梟谷エース・木兎の調子が悪い時は、周りの選手が補うのが梟谷のチームスタイルで、猿杙のレシーブは守備の上手い澤村が評価するほどです。

しょうぐん
木兎が目立ちすぎてますが、攻防に活躍する目立たないけど重要なオールラウンダーですよね。

木兎さんは「本気には本気で応えなくては」と思わせる人だと思う(赤葦京治)

(C)古舘春一/集英社

木兎さんは

「本気には本気で応えなくては」

と思わせる人だと思う

 

誰が何と言おうと

今 俺達が世界の主役

確かな大志を抱いて

梟谷(ここ)へ来たわけじゃない

梟谷に来れて良かった

 

第37巻 第331話「エースのめざめ」より
梟谷高校・赤葦京治(あかあし  けいじ)

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春の高校バレー準々決勝・梟谷vs狢坂にて。梟谷セッター・赤葦の高校1年時の回想における独白。

「ちょっとだけスパイク練習付き合って」と赤葦に言う度、毎回「ちょっとではない」くらい長時間練習し続ける梟谷エース・木兎。木兎の真剣さは相手によっては一歩距離を取ってしまう人もいれば、もっとやらなければと思う人もいたりと様々な影響を与えます。

しょうぐん
赤葦は木兎の本気に、一番向き合えた選手と言っても過言ではないですよね。

梟谷の出端と赤葦のメンタルを折るための【誘いのサーブ】だったんだ(孤爪研磨)

(C)古舘春一/集英社

うん…あとさ

あのセッター サーブ良いよね

じゃあやっぱり一本目のサーブ

わざと力抜いてたね

 

多分1発目(ファーストサーブ)

赤葦が木兎サンを敢えて使わない事を

予想してブロックを速攻(まんなか)

に絞らせてた

…で取り易いサーブで より速攻(まんなか)

を使い易い状況を作った

 

梟谷の出端と赤葦のメンタルを

折るための【誘いのサーブ】だったんだ

ヤな事するよね…

 

第37巻 第331話「エースのめざめ」より
音駒高校・孤爪研磨(こづめ  けんま)

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春の高校バレー準々決勝・梟谷vs狢坂にて。試合を観戦する音駒セッター・研磨が、主将・黒尾とエース・山本に言った言葉。

狢坂セッター・臼利による梟谷エース・木兎とセッター・赤葦を同時に潰す作戦を、研磨はいち早く見抜きました。

しょうぐん
「ヤな事するよね」の言葉に「どの口が言う」という表情で、研磨を見つめる黒尾が面白いですよね。

あとはトスが乱れてくれたら バッチリなんやけどなー!(臼利満)

(C)古舘春一/集英社

赤葦(ヤツ)は恐らく

“手堅く・ミス無く”ってタイプや

1,2本のミス 引っ張り出しちゃれば

もういつも通りでは居られん

 

あとはトスが乱れてくれたら

バッチリなんやけどなー!

 

第37巻 第331話「エースのめざめ」より
狢坂高校・臼利満(うすり  みちる)

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春の高校バレー準々決勝・梟谷vs狢坂にて。梟谷セッター・赤葦のツーアタックを読み切った、狢坂セッター・臼利の独白。

前日のミーティングで梟谷エース・木兎を潰すには、セッターも同時に潰すべきと提案する臼利。木兎シフトの守備に加えて、赤葦のメンタルを折る策略を講じ、臼利の狙い通りに赤葦は調子を崩してしまいます。

しょうぐん
チームメイトの蝦夷田に「ハツラツと性格が悪い」と言われるほど、笑顔で容赦なく相手の心を折ろうするのが恐いですね。

あと何日かでお前らとはお別れだから いい加減  ただのエースになるよ(木兎光太郎)

(C)古舘春一/集英社

俺は今まで

「皆のおかげのエース」だったけど

あと何日かでお前らとはお別れだから

いい加減

ただのエースになるよ

 

第37巻 第331話「エースのめざめ」より
梟谷高校・木兎光太郎(ぼくと  こうたろう)

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春の高校バレー準々決勝・梟谷vs狢坂にて。第1セット中盤で「超インナースパイク」を決めた時の梟谷エース・木兎の言葉。

木兎は「全国5本指に入るエース」といわれる一方、常人からは理解できない理由で、調子を崩しがちなムラのある選手です。「木兎が調子を崩している時は他の選手がカバーする」というのが梟谷のチームスタイル。木兎もそれを理解しているからこそ、自分を「皆のおかげのエース」と自覚しています。

しょうぐん
皆に頼らなくても大丈夫な「ただのエースになる」という、木兎流の仲間への感謝の言葉のように感じますね。

それをどれだけの奴ができんのかって事だよ 俺はラッキーだった(山本猛虎)

(C)古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS

さっき 烏野との試合の時

一瞬 この会場の

音も天井も全部消えて

練習試合やってるみたいな感覚になった

 

「負けたら終わり」だとか

烏野(あいて)のマッチポイントだとか

そういう恐怖心も焦りも全部消えて

1点とる事だけ考えてた

 

「練習は本番のように 本番は練習のように」

って言うだろ

それをどんだけの奴ができんのかって事だよ

俺はラッキーだった

“良い試合”なんてそういつもできない

 

第38巻 第332話「スター」より
音駒高校・山本猛虎(やまもと  たけとら)

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春の高校バレー準々決勝・梟谷vs狢坂にて。第1セット終盤で、調子を落とす梟谷セッター・赤葦を見て、音駒エース・山本が言った言葉。

普段は冷静な赤葦が「らしくない」ミスを連発するのを見た山本は、烏野との試合の終盤で、目の前の1点に集中できた自分を振り返ります。

しょうぐん
自分が練習してきたことを、負けられない戦いで100%発揮するのが、どれだけ難しいかですよね。

ズボシ~じゃあさ 今まで負けてもいい戦いはあった?(木兎光太郎)

(C)古舘春一/集英社

お前「絶対に負けられない戦い」とか

思ってない?

ズボシ~じゃあさ

 

今まで負けてもいい戦いはあった?

 

第38巻 第332話「スター」より
梟谷高校・木兎光太郎(ぼくと  こうたろう)

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春の高校バレー準々決勝・梟谷vs狢坂にて。第1セット終盤で、調子が悪い梟谷セッター・赤葦に、梟谷エース・木兎が言った言葉。

普段は冷静な赤葦が、細かいミスを連発し「自分が影山宮侑のような一流セッターだったら…」とマイナス思考になってしまいます。赤葦の焦りを直感で感じ取った木兎は「どんな試合も負けられない試合だった」と説きます。

しょうぐん
練習試合も含めてどんな試合も重要だと捉えられるのは、木兎の勝利を求める気持ちが高いからこそですよね。

次 重要なのは20点目じゃねえの?(闇路健行)

(C)古舘春一/集英社

赤葦

一球入魂てどういう意味だと思う?

ちょっと脳筋ワードだと思ってるだろ

でもあれはもっと理性的な言葉だ

 

今18点…あ 19点になったけど

次 重要なのは 20点目じゃねえの?

 

第38巻 第333話「タスクフォーカス」より
梟谷高校・闇路健行(やみじ  たけゆき)

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春の高校バレー準々決勝・梟谷vs狢坂にて。第1セット終盤、梟谷・闇路監督がセッター・赤葦に言った言葉。

闇路監督の言葉による、重要なのは常に「次 自分にできる事とすべき事」と「目の前の一球」であると認識できた赤葦でした。

しょうぐん
先を見据える大事さもありますが、まずは目の前の出来事を対処していくのが大事ですよね。

スターを前にして 俺にできる事は “ いつも通りの供給 ” だけです(赤葦京治)

(C)古舘春一/集英社

スターを前にして俺にできる事は

“いつも通り”の供給だけです

いつも通り(それ)ならできます

 

第38巻 第333話「タスクフォーカス」より
梟谷高校・赤葦京治(あかあし  けいじ)

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春の高校バレー準々決勝・梟谷vs狢坂にて。1セット目終了後、梟谷セッター・赤葦が梟谷・闇路監督に言った言葉。

闇路監督の言葉もあり、重要なのは常に「次 自分にできる事とすべき事」と目の前の一球への集中だと再確認できた赤葦。

しょうぐん
「スター」相手に「いつも通り」ができるのも、それはそれですごいんですけどね。

世界が!!!俺に加勢している!!!(木兎光太郎)

(C)古舘春一/集英社

世界が!!!俺に加勢している!!!

 

第38巻 第334話「ネガティヴ限界突破」より
梟谷高校・木兎光太郎(ぼくと  こうたろう)

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春の高校バレー準々決勝・梟谷vs狢坂にて。第2セット終盤、サーブを打つ時の木兎コールと、手拍子にテンションが上がった時の梟谷エース・木兎の独白。

本来は相手サーブを邪魔するための手拍子ですが、木兎にとっては「自分に注目が集まってる」と感じるため、むしろ好影響を与えます。

しょうぐん
ネガティブな手拍子を、注目されているというポジティブに変換できるのは、木兎の一味違う思考回路だからですよね。

お前は全部やってきたけんな(猯 望)

(C)古舘春一/集英社

わかる!!!

「かわいいは正義!」みたいな感じやろ!!

残念ながら

お前は「カワイイ」にはなれんちゃけど

「楽しい」は作れる!!

きっちい筋トレと練習次第で!!!

お前は全部やってきたけんな

 

第38巻 第334話「ネガティヴ限界突破」より
狢坂高校・猯 望(まみ  のぞむ)

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春の高校バレー準々決勝・梟谷vs狢坂にて。第3セット開始前、狢坂エース・桐生に、ツインタワー・猯 望が言った言葉。

梟谷エース・木兎の楽しみながらスーパープレーを連発する姿に、ネガティブ思考になる桐生。猯の少しズレた言葉でしたが、気持ちを切り替えます。

しょうぐん
エースの積み重ねを見てきたからこそ、あとは気持ち次第なんだと桐生の背中を押してくれましたね。

自分に自信など全くない でも仲間に恵まれた自信はある(桐生八)

(C)古舘春一/集英社

木兎光太郎 俺はお前がこわい

お前ん様な男と戦えば

自分の小ささを浮き彫りにされる

俺には怖えもんがいっぱいや

仲間の鼓舞も期待も歓声も

どこかプレッシャーに感じちょった

 

“プレッシャー”

弱えくせに何を一丁前に

 

自分に自信など全くない

でも仲間に恵まれた自信はある

強い仲間がそこまで言っちくれる

逃げ出すくらいなら 自惚れろ

 

第38巻 第334話「ネガティヴ限界突破」より
狢坂高校・桐生八(きりゅう  わかつ)

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春の高校バレー準々決勝・梟谷vs狢坂にて。第3セット開始直後のラリーで、スパイクを決めた時の狢坂エース・桐生の独白。

「全国3本指のエース」と呼ばれながら、バレーボールをするために生まれてきたような天才と比較して、自信が持てない桐生。桐生にとって、純粋にバレーボールを楽しみ仲間の期待や歓声を力に変える梟谷エース・木兎は、苦手なタイプです。

しょうぐん
仲間からの信頼が、自信のない自分を良い意味で「自惚れ」させてくれるのは、悪いことではないですよね。

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“楽”じゃなく  “楽しい”を考える(木兎光太郎)

(C)古舘春一/集英社

楽”じゃなく

“楽しい”を考える

 

第38巻 第335話「夢中」より
梟谷高校・木兎光太郎(ぼくと  こうたろう)

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春の高校バレー準々決勝・梟谷vs狢坂にて。第3セット中盤、梟谷セッター・赤葦の回想で、梟谷エース・木兎が言った言葉。

木兎は昔いたクラブチームのコーチがいつも言っていた言葉を引用し、さらに「楽しい」について以下のように定義します。

ブロックされんのも

レシーブミスんのも

サーブミスんのも

バテんのも楽しくない

全部決めたい 全部拾いたい 全部勝ちたい

木兎の定義する「楽しい」は「スタミナ切れせず全てのプレーを成功させて、全ての勝負に勝ちたい」という、現実的には実現は難しいでしょう。

しょうぐん
木兎自身はできないと思ってないからこそ、飽くなき向上心が伝わってきますね。

\日向・影山・牛島の裏表紙イラストをチェックする/

でも 八(わかつ) 今日のお前は大丈夫やな(九刷みち子)

(C)古舘春一/集英社

エースと言えど

いつも好調っち限らん

そげな時は他ん好調な誰かを探し出せ

「そん日の主役」を見極めろ

いつもセッターに言う事やけん

でも 八(わかつ)

今日のお前は大丈夫やな

 

第38巻 第336話「バケモノたちの行くところ」より
狢坂高校・九刷みち子(くずり  みちこ)

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春の高校バレー準々決勝・梟谷vs狢坂にて。第3セット後半のタイムアウトで、狢坂エース・桐生の様子を見た、九刷監督の独白。

最も苦手なタイプである梟谷エース・木兎と向き合い、吹っ切れた桐生は試合終盤でも、ネガティブにならずに高いレベルでプレーし続けます。

しょうぐん
試合中に精神的に一皮むけた桐生に、信頼を抱く「みっちゃん先生」の表情が良いですよね。

でもね 赤葦 俺には 120%をちょうだい(木兎光太郎)

(C)古舘春一/集英社

試合で100%を出すって

カンタンじゃない

でもね赤葦

俺には

 

120%をちょうだい

 

第38巻 第336話「バケモノたちの行くところ」より
梟谷高校・木兎光太郎(ぼくと  こうたろう)

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春の高校バレー準々決勝・梟谷vs狢坂にて。第3セット終盤で、トスを上げようとする梟谷セッター・赤葦に、エース・木兎が訴えかける独白。

タイムアウト時に木兎は「自分にできること以外はできない」と潔く割り切る赤葦を褒めた上で、あえて限界以上を要求します。

しょうぐん
冷静さを取り戻した赤葦が、思わず大胆なトスを選ぶくらい、調子の良い木兎の影響力がすごいですよね。

それでん俺は 上げてえけん 上げました…!!(臼利満)

(C)古舘春一/集英社

八(わかつ)さん

八さんにトスを集めるちゅう事は

八さんに負担をかけるちゅう事で

試合によってはマーク

キツくても上げ続けて

それでん俺は

上げてえけん 上げました…!!

 

第38巻 第337話「次」より
狢坂高校・臼利満(うすり  みちる)

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春の高校バレー準々決勝・梟谷vs狢坂にて。試合終了後、狢坂セッター・臼利がエース・桐生に言った言葉。

梟谷に敗退後、桐生の負担になるのは分かっていながらも、トスを「上げたくて上げた」と胸の内を明かす臼利でした。

しょうぐん
桐生への絶対的な信頼感と、同時に桐生がトスを上げたくなるような素晴らしい選手だと伝わってくる言葉ですね。

トスが上がるけん がんばれたんや(桐生八)

(C)古舘春一/集英社

俺は期待されるんが怖かった

やけんど今日改めち分かった

トスが上がるけん がんばれたんや

まあ無理な無茶は みっちゃん先生が

させちくれんきな

…お前達は強え

来年は みっちゃん先生を

胴上げしちゃれっちゃ

 

第38巻 第337話「次」より
狢坂高校・桐生八(きりゅう  わかつ)

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春の高校バレー準々決勝・梟谷vs狢坂にて。試合終了後、狢坂エース・桐生がセッター・臼利に言った言葉。

桐生は今までは仲間の期待をプレッシャーに感じていましたが、梟谷との試合を通して、トスが上がるから頑張れたのだと気付けました。

しょうぐん
自分と性格やメンタルが真逆の木兎と向き合い続けて得た気付きは、桐生をさらに成長させるんでしょうね。

今日は反論に反論できる!! “ムリ”ではなく  “ムズカシイ”である!!(木兎光太郎)

(C)古舘春一/集英社

来たな赤葦!俺は考えたんだぜ!

今日は反論に反論できる!!

“ムリ”ではなく

“ムズカシイ”である!!

 

梟谷高校・木兎光太郎(

第38巻 第337話「次」より

ぼくと  こうたろう)

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春の高校バレー準々決勝・梟谷vs狢坂にて。試合後に、梟谷エース・木兎がセッター・赤葦に言った言葉。

「明日こそ全部拾って全部決める」という高い目標を立てる木兎に「全部は無理でしょう」と赤葦は冷静に返しますが、さらに木兎は反論します。

「無理だ」と可能性を諦めるより、「難しい」と最後まで諦めずに可能性を探す思考へとつながるでしょう。

しょうぐん
バレーボールを楽しむために全ての可能性を諦めない、木兎のポジティブな性格が凝縮されていますね。

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まとめ(劇場版「ゴミ捨て場の決戦」の告知映像一覧付き)

今回は、「ハイキュー!!」の春の高校バレー準々決勝・梟谷高校vs狢坂高校戦からの名言集でした。

梟谷エース・木兎光太郎のポジティブさや、「楽しい」を実現するために貪欲に自分を高めていく姿勢は、新しいことに挑戦する勇気を与えてくれますね。

名言が多い以外にも、「ハイキュー!!」には、下記の要素も沢山あって、非常に面白いバレーボール漫画です!

  • 本格的で迫力あるバレーボールのプレイ描写
  • 魅力的・個性的なキャラクター
  • 共感出来る「部活あるある」の数々

漫画もアニメも非常に面白い「ハイキュー!!」をこれを機に、是非ともご覧ください!

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劇場版「ゴミ捨て場の決戦」の告知映像一覧

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2022年8月13日に「ハイキュー!! FINAL」と銘打ったアニメ続編劇場版二部作の制作決定が発表され、解禁映像がYouTubeにあがりました。

2023年9月24日には、2024年2月16日(金)より公開される「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」の予告映像が解禁。

2023年12月16日には、「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」の予告映像第2弾が解禁されました。

2024年2月15日には公開直前PVが解禁され、いよいよ公開を迎えることに。

公開17日間で興行収入51億円を超える大ヒットとなり、2024年3月5日には「大ヒット御礼PV・音駒篇」が流されます。

2024年3月22日に「大ヒット御礼PV・烏野篇」が、入場者プレゼント第3弾配布前にオンエアー。

2024年5月1日には興行収入100億円突破を記念し、屋外広告「新宿ウォール456」にて3月4日~10日の間に放映された映像がWEB用に再構成して公開されました。

2024年5月2日には「劇場版ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦」主題歌であるSPYAIRの「オレンジ」に、劇場版の映像を載せたアニメコラボMVが公開。

参考①:「ハイキュー!!」とはどんな漫画?

詳細はこちらをクリック

「ハイキュー!!」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて2012年12号から2020年33・34合併号まで連載されていた漫画で、作者は古舘春一先生です。

【ハイキュー!!単行本よりあらすじ一部引用】

 

小学校の時に見た“小さな巨人”に憧れ、烏野高校バレー部に入部した日向翔陽。

だがそこには、中学最初で最後の公式戦で惨敗した相手・影山飛雄の姿が!?

反目しあうも、日向の抜群の運動能力と影山の正確なトスは、

奇跡のような“変人速攻”を生み、烏野復活の力となる。

春高準々決勝で、狢坂(むじなざか)と対戦する梟谷(ふくろうだに)は、

悪球も器用に打つ全国三大エースの桐生にリードを許してしまう。

赤葦は焦りから失点し追い込まれるが、

木兎は「皆のおかげのエース」脱却を宣言し…!?

高校バレーボールを題材にしたスポーツ漫画で、タイトルは、バレーボールを意味する熟語「排球」(はいきゅう)が由来。

本作品の主な舞台は宮城県となっていて、仙台駅や仙台市体育館など宮城の地名・建物が登場しています。

作中にて開催される各大会についても、下記のような実在の大会が描かれています。

■全日本中学校バレーボール選手権大会

■全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)

■全国高等学校総合体育大会(インターハイ)

プレイ描写には漫画的な誇張もありますが、現実の試合でも使われるプレイが多く描かれています。古舘先生自身、中学・高校がバレーボール部で、連載前からバレーボールが題材の作品を描きたい目標がありました。実体験から描ける、リアルで迫力ある描写はとてもカッコいいです。

テレビアニメは第4期まで制作、韓国・台湾・タイ・フィリピン・スペイン・イタリアなど、世界各国で人気が高い日本アニメの1つです。更にハイパープロジェクションマッピングという、新たな演劇の形で舞台化もされています。

また、「ハイキュー!! セカンドシーズン」製作委員会の名義で8月19日を「ハ(8) イ(1) キュー!!(9) の日」として日本記念日協会に申請し、正式に記念日として登録されました。

シリーズの累計発行部数は本編最終45巻発売時点で5000万部を突破し、本作の影響で中学・高校のバレーボール部員が、男子を中心に増加したのは言うまでもありません。

参考②:「ハイキュー!!」はこんな方々にオススメ!

詳細はこちらをクリック

「ハイキュー!!」は以下のような漫画が好きな方々に、オススメ出来る作品です。

こんな方にハイキュー!!はオススメ!

  • 本格的なスポーツ漫画が好き
  • 魅力的なキャラクターが多い漫画が好き
  • 「部活あるある」が描かれている漫画が好き
  • 名言が多い漫画が好き

バレーボールの戦略・技術を知ることが出来る本格的なスポーツ漫画であり、女性からも人気のある魅力的な登場人物も数多くいます。

また、「天才と比較して能力が平凡な選手」「部活にのめり込む側ではない選手」といった、普通側の選手が抱く劣等感や葛藤も表現されていて、「部活動あるある」に共感を覚える人も多いでしょう。

そして何よりも非常に名言が多いです。カッコいい名言、考えさせられる名言、前向きになれる名言、学びになる名言など、スポーツ漫画の中でも、特に名言が多い漫画だと感じます!

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