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キャラクター別名言

【俺が居ればお前は最強だ】影山飛雄の名言23選「ハイキュー!!」名言集⑲(1~45巻より)

2023年1月17日

ハイキュー!!名言集 影山飛雄編

週刊少年ジャンプで連載されていたバレーボール漫画「ハイキュー!!」には数多くの素晴らしい名言が存在します!

私は週刊少年ジャンプ読者歴25年以上、今なお毎週全作品を全てチェックし続けていますが、「ハイキュー!!」は何度読み返しても心震える名言ばかりです。

この記事では「ハイキュー!!」の登場人物・影山飛雄の名言を取り上げていきます!

皆様の生き方、思考、行動に良い影響を与える名言が一つでも多く見つかれば幸いですので、是非とも最後までお読みください。

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読む前にご確認ください

  • 名言の抽出範囲は、「ハイキュー!!」単行本全45巻からとなります。
  • この記事では「ハイキュー!!」の登場人物・影山飛雄(かげやま  とびお)の名言がメインです。
  • 名言を取り上げていく都合上、物語のネタバレが含まれることはご了承ください。
  • 「まとめ」部分では2024年2月公開の「ハイキュー!!」劇場版予告をまとめております。

目次

影山飛雄(かげやま  とびお)とはどんなキャラクターか?

(C)古舘春一/集英社

影山飛雄は、宮城にある烏野高校バレー部のセッターで、「ハイキュー!!」のもう一人の主人公です。「支配者っぽくて一番かっこいい」という理由でセッターを選ぶほど、セッターに強いこだわりを持っています。

正確無比のトスをはじめ、バレーに関する技術や頭脳は天才的に優れている一方で、ストイックすぎる性格が故に、周りと協調するコミュニケーションは苦手。中学では、味方に高すぎる要求を繰り返したことが原因で、チームメイトから「(横暴な)コート上の王様」という皮肉な異名をつけられることに。

中学3年時の大会で日向と初めて出会い、お互いを倒すべき相手と認識しながらも烏野高校で二人は再会します。口喧嘩が絶えない一方で、バレーに対するストイックさは共通しているからか、心の中ではお互いを認め合っている模様。

高校卒業後は、Vリーグdivision1・シュヴァイデン アドラーズに所属。烏野メンバーから教わった「スパイカー達は最高のトスを待っている」という確信を胸に、トップレベルでも味方選手の限界を引き上げ、相手の心理を逆手にとる、「真のコート上の王様」として大活躍します。

高い能力に全く慢心することなく常に向上心を抱き、努力を怠らず、苦手だったコミュニケーションも少しずつ改善していく、影山飛雄の名言をジャンル別に紹介していきます。

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「闘争心・負けず嫌い・執念」を感じる影山飛雄の名言3選

「闘争心・負けず嫌い・執念」を感じる影山飛雄の名言

…俺が何かに絶望するとしたら バレーができなくなった時だけだ

…俺が何かに絶望するとしたら

バレーができなくなった時だけだ

 

第20巻 第172話「スタミナ勝負」より

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春の高校バレー宮城県代表決定戦本選決勝・烏野vs白鳥沢にて。第4セット終盤、白鳥沢3年・天童に「絶望のデュースだね」と言われた時、影山が返した言葉。

烏野にとって未知の5セットマッチ、しかも相手は全国大会常連の白鳥沢という状況、さすがの影山もスタミナが切れかけていました。

しかし、影山にとっては目の前の相手の強さや危機的状況よりも、バレーボール自体が出来なくなることが絶望だと言い放ちます。

しょうぐん
好きなことをする上でのピンチは絶望ではない、大ピンチの状況にも立ち向かう闘争心が湧いてきますよね。

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…良いな 強さは心地よい

今俺はライトからの攻撃を最善だと思ったか?

選択が正しかったかどうかは別問題だ

今確かにプレッシャーに圧された

ほんの少しだとしても

俺は今 伊達工のブロックに

「真中以外」を選ばされた

…良いな 強さは心地良い

 

第25巻 第222話「昂揚」より

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春の高校バレー前に行われた烏野vs伊達工業の練習試合にて。以前対戦した時よりも完成度の高い伊達工業のブロックに、笑みを浮かべた影山の独白。

「伊達工のブロックは全国でも確実に通用するブロック」と烏野・烏養コーチが語るほどなので、影山でも感じるプレッシャーは相当なものです。

そんなプレッシャーを感じながらも、相手の強さに笑みを浮かべる影山。強さを追求する選手にとって、強い相手と戦うのは闘争心を呼び起こすのでしょう。

俺はヘタクソじゃないです あいつはヘタクソですけど 弱くはないので大丈夫だと思います

俺はヘタクソじゃないです

あいつはヘタクソですけど

弱くはないので大丈夫だと思います

 

第28巻 第248話「格差」より

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春の高校バレー2回戦・烏野vs稲荷崎にて。試合前のアップ中に、話しかけにきた稲荷崎セッター・宮侑に対して、影山が返した言葉。

俺下手糞と試合すんのほんま嫌いやねん

話しかけに来た宮侑は日向を見ながら、笑顔で挑発してきました。

挑発を冷静に受け止めて、そう簡単にはいかないと言葉を返す影山。

「高校No.1セッター」と言われる宮侑に、全くひるまない影山のメンタルの強さと静かな闘争心を感じます。

しょうぐん
影山は嘘をつくのが下手なので、技術は低い日向の「強さ」は素直に認めてるのもいいですね。

「及川徹」に関係する影山飛雄の名言4選

ー次も同じのやるんで ちゃんと警戒して下さいね

ー次も同じのやるんで

ちゃんと警戒して下さいね

 

第6巻 第49話「VS"大王様"・2」より

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インターハイ予選2日目3回戦・烏野vs青葉城西にて。第1セット序盤、影山が青葉城西セッター・及川に言った言葉。

及川は出だしからツーアタックや、スパイク動作からのトスなどを駆使して、烏野を翻弄しますが、影山もツーアタックでやり返しました。

しょうぐん
あえて同じプレーでやり返すあたり、影山の負けず嫌いが爆発している場面ですね。

アンタみたいな人に どうやって太刀打ちすればー

ー3年間一緒のチームだった

けど試合中に

普通に笑う国見を今日初めて見た

ーなんなんだ…アンタ

アンタみたいな人に

どうやって太刀打ちすればー

 

第8巻 第67話「笑顔」より

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インターハイ予選2日目3回戦・烏野vs青葉城西にて。第3セット終盤、青葉城西セッター・及川に対する影山の独白。

青葉城西1年・国見のウラの武器は「効率良く・燃費良く・常に冷静」で、体力を温存した終盤で活躍を見せます。

国見のプレーの本質を見抜いていた及川に対して、中学時代の影山は「上手いのに何で本気でやらないんだ」と否定的な姿勢でした。

しょうぐん
どんなクセのある選手でも100%の力を引き出せる、及川と影山との差が分かる場面ですね。

及川さんが県内で最強のセッターなら それを越えるの俺なんで

あの

及川さんが県内で最強のセッターなら

それを越えるの俺なんで。

 

第9巻 第77話「王者との対峙」より

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日向影山が白鳥沢に偵察に行った場面にて。白鳥沢を帰る前に、影山が白鳥沢エース・牛島に言った言葉。

「どこであろうとそのチームの最大値を引き出すセッター」として、牛島も青葉城西セッター・及川を高評価しています。

しょうぐん
日向は牛島をかなり意識していましたが、影山はあくまでセッターとして、及川を越えたい想いが強いんでしょうね。

あの人を嫌ってる奴とか すげえクセのある選手とかでさえ きっと自在に使いこなす

でも及川さんは

例えあの人を嫌ってる奴とか

すげえクセのある選手とかでさえ

きっと自在に使いこなす

 

第12巻 第106話「それぞれの壁」より

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春の高校バレー宮城県代表決定戦に向けて、青葉城西を偵察した影山日向に対して言った言葉。

青葉城西のOBがいる大学と練習試合をした際に、青葉城西セッター・及川が、あっという間に大学生スパイカーの力を引き出すのを目撃する影山。

及川は選手としても一流ですが、知り合いではない年上の大学生とあっという間に順応できるコミュニケーション能力も抜群です。

しょうぐん
自分を嫌いな人、クセが強い人と交流することは避けたいものです。コミュニケーション能力がどれだけ価値あるものか分かりますね。

「日向翔陽との関係性」が分かる影山飛雄の名言3選

「日向翔陽との関係性」が分かる影山飛雄の名言

…お前にこれを言う日が来るとは ナイスレシーブ

(…お前に

これを言う日が来るとは)

ナイスレシーブ

 

第32巻 第281話「ハーケン」より

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春の高校バレー2回戦・烏野vs稲荷崎にて。第3セット中盤、稲荷崎エース・尾白アランのスパイクを日向がレシーブした際の影山の独白とつぶやき。

日向のレシーブは偶然ではなく、春高前の宮城県1年生選抜強化合宿でコートを外から見る視点で身に付けた「凝縮された思考」に基づくものでした。

日向の技術力不足を口うるさく指摘している影山にとっては、日向の技術を称賛するのは不本意な気持ちもあるでしょう。

しょうぐん
それでも思わず「ナイスレシーブ」と称賛してしまうほど、日向のレシーブが素晴らしいものだったことが伝わってきますね。

とべ ボールは俺が 持って行く

えらい久々な気いすんな

ーお前の一番のジャンプ

一番のスピードで

とべ

ボールは俺が【持って行く】

 

第5巻 第42話「鉄壁」より

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インターハイ予選1日目・2回戦烏野vs伊達工業にて。第1セット序盤、「変人速攻」を仕掛ける際に影山日向に言った言葉。

伊達工業の「鉄壁」と称される強固なブロックに、日向の「普通の速攻」は早くも止められてしまいました。

「変人速攻」は影山と日向により生み出された強力な速攻ですが、頻繁に使うと相手も「慣れて」くる攻撃という点では無敵ではありません。

しょうぐん
「普通の速攻」を習得したからこそ活きてくる「変人速攻」の解禁はワクワクしてきますね。

トスを持って行かれるところだった “最強の…囮”…!

ー今がパイプの頃合だと

頭ではわかっていたーなのに

今 日向に上げそうになった

トスを【持って行かれる】ところだった

“最強の…囮”…!

 

第7巻 第62話「コートの横幅めいっぱい」より

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インターハイ予選2日目3回戦・烏野vs青葉城西戦にて。第3セット中盤で、日向に対する影山の独白。

日向の自分に寄越せという気迫に、影山ですら思わず日向にトスを上げようと引っ張られます。

しょうぐん
どんな時も囮としてではなく、自分が打つつもりで動いてるからこそ、敵味方関わらず引きつける「最強の囮」なんですよね。

ー負けてたまるか 負けてたまるか コイツに負けてたまるか

ー負けてたまるか

負けてたまるか

コイツに負けてたまるか

 

第32巻 第287話「アンチ奇蹟」より

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春の高校バレー2回戦・烏野vs稲荷崎にて。第3セット終盤で、トスを上げようとする影山日向に対する独白。

稲荷崎セッター・宮侑のスパイクサーブの威力にレシーブが失敗し、直接稲荷崎コートに戻りそうなボールにも攻撃に走り出す日向。

「どんなボールでも上げてくれるだろ?」と当然のように思っている日向には、影山ですら脅威を感じてしまいます。

しょうぐん
日向の高すぎる要求に絶対負けたくないという、相棒でもありライバルでもある関係が伝わってきますよね。

「好きなことに向き合うひたむきさ」が伝わる影山飛雄の名言3選

「好きなことに向き合うひたむきさ」が伝わる影山飛雄の名言

だから爪と指先はいつも完璧に手入れする

…指は鍛えてる 指立てとか色々

テーピングすると違和感があるから

できるだけしない

とくに指先は

ボールとの間に0.1mmでも何かあると

ボールがわかんなくなる

だから爪と指先はいつも完璧に手入れする

 

第26巻 第228話「変化」より

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春の高校バレー前に行われた烏野と伊達工業の練習試合終了後にて。伊達工業セッター・黄金川が、指のケアを影山に聞いた時の返答。

身体のメンテナンスを継続することは大事だと分かっていても、高校生のうちから習慣として身に付けるのは困難です。

幼少期からバレーボールのことだけ考えてきた影山だからこそ、才能だけに頼らず、身体のメンテナンスなどの習慣も大事だと理解しているのでしょう。

セッターにとって重要な「指」を習慣として徹底的にケアする、影山のプロフェッショナルなこだわりとバレーボールへのひたむきな姿勢が感じ取れます。

今までも今日も スパイカー達は最高のトスを まっている

俺は知っている

教えてもらったから

知っている!!!

 

今までも 今日も

スパイカー達は 最高のトスを

まっている

 

第44巻 第389話「コート上の王様・2」より

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Vリーグ・シュヴァイデンアドラーズvsムスビィ ブラックジャッカルにて。第2セット終盤、ブラックジャッカルの守備を翻弄するトスを上げる影山の独白。

影山は中学時代に自分のトスを、誰も打ってくれなかった苦い経験から、烏野へ入学後はスパイカーに極力合わせる「おりこうさん」(byブラックジャッカル・セッター宮侑)になっていました。

しかし、春高バレーで味方の限界を引き上げるトスに応じる烏野メンバーによって「自由にやっても大丈夫なんだ」と影山は気付くことに。

迷いの無くなった影山は、コートの全てを支配する圧倒的存在という意味での「真のコート上の王様」としてブラックジャッカルの前に立ちはだかります。

しょうぐん
どんな相手にも最高のトスを上げることが影山のバレーボールを続けるモチベーションかもしれませんね。

なあ まだやろうぜ バレーボール もっとやろうぜ

スパイカーはカッコイイ

スパイカーがカッコイイ程

俺はやっぱりセッターがいい

 

なあ

まだやろうぜ

バレーボール

もっとやろうぜ

 

第45巻 第399話「化身」より
シュヴァイデンアドラーズ・影山飛雄

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Vリーグ・シュヴァイデンアドラーズvsムスビィ ブラックジャッカルにて。第4セット終盤、強敵との対決、強い仲間との連携に胸躍る影山の独白。

バレーボールを始めた頃から、「もっとずっと試合をしていたい」と願い続けていた影山。

トップレベルの選手が競い合う試合を通じ、影山は祖父・一与(かずよ)の「強くなれば どんどん試合できるよ どんどんバレーできるよ」という言葉を実感します。

バレーボールが人生の全てと言ってもいいほどに向き合う影山は、バレーボールの化身と呼ぶに相応しい選手と言えるでしょう。

しょうぐん
日向に強さへの圧倒的な「飢え」があるのに対し、影山はずっとバレーをしていたい圧倒的な「欲」があるのでしょう。

「自分にしか出来ない役割」を見出す影山飛雄の名言3選

「自分にしか出来ない役割」を見出す影山飛雄の名言

エースが打ち抜いた1点も お前が躱して決めた1点も 同じ1点だ

エースが打ち抜いた1点も

お前が躱して決めた1点も

同じ1点だ

 

第3巻 第23話「同じ1点」より

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烏野町内会バレーチームとの試合形式の練習にて。烏野エース・東峰のパワー、身長、エースという役割に憧れと嫉妬を抱く日向影山が言った言葉。

「エース」という役割でなくても、影山とのコンビプレイで得点をすることで、日向の動きが囮効果を生み出し、他の選手がスパイクが打ちやすくなります。

こだわりのある役割に固執するより、自分の適した役割を理解・実行することが、チームの成長を促し、結果的に自分の成長へとつながっていくでしょう。

謝んなきゃいけないようなトスは 上げねえ…!

…俺は もう謝んねえ…

謝んなきゃいけないようなトスは

上げねえ…!

 

第8巻 第70話「“3日目”」より

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インターハイ予選3日目・烏野高校の体育館にて。日向影山が言った言葉。

青葉城西セッター・及川に最後のトスを完全に読まれてしまった影山は、敗退直後に日向に謝罪をするほどに悔しさを感じていました。

しょうぐん
謝罪するような、後悔の残るトスではない、より自分のトスを鍛え上げる影山の決意が伝わってきますね。

ネット際じゃなくても アタックライン近辺に上げてもらえれば十分です

ネット越えるならAパス要らねえスよ!

ネット際じゃなくても

アタックライン近辺に上げてもらえれば

十分です

 

第34巻 第300話「わくわく」より

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春の高校バレー3回戦・烏野vs音駒にて。第1セット中盤、完璧なレシーブができなかった烏野元気坊主・田中含む、烏野メンバーに影山が言った言葉。

春高前の伊達工業との練習試合で「おりこうさん」から脱却した影山は、先輩相手でも遠慮なく指摘をするようになります。

コート上のチームメイトが全員「カッケェなこのヤロ…!!」と思ってしまうほど、自分の技術に絶対の自信を持つ影山のかっこよさを感じられるでしょう。

「バレーボールへの思考」に関する影山飛雄の名言2選

「バレーボールへの思考」に関する影山飛雄の名言

スパイカーに時間(みち)をつくれ

スパイカーの前の壁を切り開く

その為の セッター

スパイカーに 時間(みち)をつくれ

 

第35巻 第314話「最強の味方・2」より

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春の高校バレー3回戦・烏野vs音駒にて。第2セット終盤、音駒の日向対策を分析している最中の、影山の独白。

持ち味の機動力が封じられている日向を活かすため、影山は日向の高いジャンプ力を活かす攻撃を選択します。

音駒の日向対策が影響しない空中へ、嬉しそうな表情を浮かべて、床を蹴る音がするほどのジャンプでこれまでより高く跳ぶ日向。

「速さ」でブロックを振り切る方法もあれば、「ジャンプ力」で空中での余裕を確保させてブロックと真っ向勝負する方法もあります。

選手の状況と状態を把握した上で、本来の持ち味以上の強みを引き出す、影山のセッターとしての勇気ある決断力が感じられるでしょう。

日向なら抜けるだろうギリギリの“道”をあえて作っていた? いや 作らせていたのか

ブロックの隙間に

完全に待ち構えていた

日向なら抜けるだろうギリギリの“道”を

あえて作っていた?

いや

作らせていたのか

 

第36巻 第319話「ガーディアンズ」より

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春の高校バレー3回戦・烏野vs音駒にて。第3セット序盤、ブロックの隙間に打ちこまれた日向のスパイクを完璧にレシーブした音駒リベロ・夜久に対する影山の独白。

スパイクのコースを限定させた夜久に対して、日向、烏野リベロ・西谷、音駒セッター・研磨が驚きの表情を見せました。

しょうぐん
夜久のプレイは敵味方関係なく、魅了させるものであることが分かりますね。

そして夜久の高度な駆け引きをきちんと分析し、言語化できる影山のバレーボールに対する思考能力の高さも伝わってくるでしょう。

「仲間への想い」を感じる影山飛雄の名言4選

「仲間への想い」を感じる影山飛雄の名言

…俺はこのチームでもっと上へ行きたかったです

…俺は

この烏野(チーム)で

もっと上へ行きたかったです

 

第42巻 第369話「飯と筋肉」より

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春の高校バレー準々決勝・烏野vs鴎台にて。試合終了後のミーティングで、烏野メンバーに向けて影山が言った言葉。

影山はこれまでの大会を「通過点」と捉え、常に先を見据えていたので、最初は「上に行くための場所はどこでもいい」と思っていたかもしれません。

ですが、烏野での様々な経験を通して影山は、「他の高校ではなく烏野高校で上に行きたい」と心境が変化したのでしょう。

しょうぐん
中学時代は独裁的な性格だった影山だからこそ、「チームで」もっと試合をしたかったという言葉は感慨深いものがありますよね。

一人で勝てないの当たり前です コートには6人居るんだから

一人で勝てないの当たり前です

コートには6人居るんだから

…俺もソレわかったのついこの間なんで

偉そうに言えないっすけど…

 

第3巻 第18話「“エース”と呼ばれるひと」より

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日向影山が烏野エース・東峰に、部活に出てもらうよう説得しに行った際の影山の言葉。

バレーボールはラリーの中でレシーブ、トス、スパイクの一連を一人ではできないので、「一人で勝てない」ことをより実感するスポーツです。

中学時代にチームメイトへ高すぎる要求をし続けた結果、トスを誰も打ってくれなかった経験を持つ影山。

6人いるコートで孤立してしまった影山の、実体験からくる「チームスポーツは一人では勝てない」という言葉は殊更に説得力があるでしょう。

★…俺は 俺は良いトス上げてます!!もっと決めて下さい!!!

…俺は 俺は

良いトス上げてます!!

もっと決めて下さい!!!

 

第25巻 第224話「返還」より

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春の高校バレー前に行われた練習試合、烏野vs伊達工業にて。自分が思うように点を決めてくれない先輩達に、苛立ちを爆発させてしまった影山が叫んだ言葉。

影山は自分のトスを誰も打ってくれなくなった中学での苦い経験から、高校ではスパイカーのご機嫌を伺う「合わせる」セッティングをしていました。

全日本ユース強化合宿でレベルの高い環境に触れた影響か、日向以外の選手達にも、思い描くプレーをしてくれない苛立ちをぶつけてしまう影山。

しょうぐん
良くも悪くも影山のプレーの本質は、味方に要求するレベルが高い「王様」のような支配的なプレーなのが溢れてしまった場面ですね。

田中さんの一番の武器は本当にそれか? いや 一番は俺が決めることじゃない

1セット終わり以降

田中さんの調子は絶対に悪くない

今までなら勢いでブッ放すようなところも

冷静だし 超クロスはすげえ

 

でも田中さんの一番の武器は

本当にそれか?

ーいや 一番(それ)は

俺が決めることじゃない

 

もっとギリギリ

もっと広く

スパイカーに選択肢を。

 

第32話 第285話「静かなる王の誕生」より

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春の高校バレー2回戦・烏野vs稲荷崎にて。第3セット目終盤、烏野元気坊主・田中に、トスを上げる前の影山の独白

調子の良さから、これ以上強引にいくのは危険と感じ、トスを少し減らしてほしいという田中の要求を影山は拒否します。

烏野・烏養コーチからの「選手の気持ちなんて分からなくて普通だ。試合の状況と選手の状態を把握するんだ」という助言を思い返す影山。

「状態が良いんだから決めれますよね?」という信頼と脅迫が混ざった、色んなコースを打てるトスを影山は上げます。

しょうぐん
田中の調子の良さを把握してるからこその無茶ぶりが、影山なりの仲間への信頼の形なんですよね。

「かっこいい」影山飛雄の名言1選

まとめ(劇場版「ゴミ捨て場の決戦」の告知映像一覧付き)

今回は、「ハイキュー!!」の登場人物・影山飛雄の名言集を紹介しました。

才能に慢心せず、尽きない向上心で努力を積み重ねるストイックさは影山の強みですが、ストイックすぎるが故に周りとの温度差が生まれたのも事実。

技術的な成長よりも、精神的に大人になっていく成長の過程が影山の発する言葉からは感じられます。

名言が多い以外にも、「ハイキュー!!」には、下記の要素も沢山あって、非常に面白いバレーボール漫画です!

  • 本格的で迫力あるバレーボールのプレイ描写
  • 魅力的・個性的なキャラクター
  • 共感出来る「部活あるある」の数々

漫画もアニメも非常に面白い「ハイキュー!!」をこれを機に、是非ともご覧ください!


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劇場版「ゴミ捨て場の決戦」の告知映像一覧

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2022年8月13日に「ハイキュー!! FINAL」と銘打ったアニメ続編劇場版二部作の制作決定が発表され、解禁映像がYouTubeにあがりました。

2023年9月24日には、2024年2月16日(金)より公開される「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」の予告映像が解禁。

2023年12月16日には、「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」の予告映像第2弾が解禁されました。

2024年2月15日には公開直前PVが解禁され、いよいよ公開を迎えることに。

公開17日間で興行収入51億円を超える大ヒットとなり、2024年3月5日には「大ヒット御礼PV・音駒篇」が流されます。

2024年3月22日に「大ヒット御礼PV・烏野篇」が、入場者プレゼント第3弾配布前にオンエアー。

2024年5月1日には興行収入100億円突破を記念し、屋外広告「新宿ウォール456」にて3月4日~10日の間に放映された映像がWEB用に再構成して公開されました。

2024年5月2日には「劇場版ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦」主題歌であるSPYAIRの「オレンジ」に、劇場版の映像を載せたアニメコラボMVが公開。

参考:「ハイキュー!!」とはどんな漫画?

詳細はこちらをクリック

「ハイキュー!!」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて2012年12号から2020年33・34合併号まで連載されていた漫画で、作者は古舘春一先生です。

高校バレーボールを題材にしたスポーツ漫画で、タイトルは、バレーボールを意味する熟語「排球」(はいきゅう)が由来。

本作品の主な舞台は宮城県となっていて、仙台駅や仙台市体育館など宮城の地名・建物が登場しています。

作中にて開催される各大会についても、下記のような実在の大会が描かれています。

■全日本中学校バレーボール選手権大会

■全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)

■全国高等学校総合体育大会(インターハイ)

プレイ描写には漫画的な誇張もありますが、現実の試合でも使われるプレイが多く描かれています。古舘先生自身、中学・高校がバレーボール部で、連載前からバレーボールが題材の作品を描きたい目標がありました。実体験から描ける、リアルで迫力ある描写はとてもカッコいいです。

テレビアニメは第4期まで制作、韓国・台湾・タイ・フィリピン・スペイン・イタリアなど、世界各国で人気が高い日本アニメの1つです。更にハイパープロジェクションマッピングという、新たな演劇の形で舞台化もされています。

また、「ハイキュー!! セカンドシーズン」製作委員会の名義で8月19日を「ハ(8) イ(1) キュー!!(9) の日」として日本記念日協会に申請し、正式に記念日として登録されました。

シリーズの累計発行部数は本編最終45巻発売時点で5000万部を突破し、本作の影響で中学・高校のバレーボール部員が、男子を中心に増加したのは言うまでもありません。

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